髪の毛を切り過ぎてしまった時は、一日でも早く髪の毛が伸びて欲しいですよね。
今回は、髪の毛を早く伸ばすために効果的な食べ物について調べてみました。
とにかく髪の毛が少しでも早く伸びる方法をお探しの方は、参考にしてみて下さいね♪
目次
髪の毛の成長と食べ物の関係
健やかな髪の毛の成長には栄養素が不可欠です。
髪の毛とは皮膚が変形して作られるので、爪と同じように栄養を基として細胞分裂を繰り返して形成されます。
例えば、人より髪の毛が伸びるのが遅いかも・・と感じている人っていますよね?
それは、栄養不足が原因で自分が持っている本来の成長速度を発揮出来ていない可能性があります。
では、髪の毛が伸びる成長速度とはどれくらいなのでしょうか?
髪の毛が1ヶ月に伸びる長さ
髪の毛が伸びる速度、自分が早いのか遅いのか判りませんよね。
一般的に、人の髪の毛が伸びる速度は1日あたり0.3mm程度と言われています。
1ヶ月を30日として計算すると0.9mm、つまり1ヶ月で約1cm髪の毛は伸びる計算となります。
人差し指の爪は、横幅が1cmくらいなので一カ月で髪の毛は爪の横幅分は成長するのです。
参照:http://pemsource.org/2016/08/23/1cm-ruler/
個人差はあるものの、1ヶ月で1cmも伸びない!という方は成長速度が平均よりも遅いのかもしれません。
髪の毛に必要な栄養素
髪の毛が成長する上で欠かせない栄養素は、タンパク質・ビタミンC・亜鉛です。
爪や髪は皮膚が変形して作られるので、基本的にお肌に良い栄養素=髪の毛にも良いと考えて良いでしょう。
この栄養を踏まえて、髪の毛が伸びる速度を正常に戻すために有効な食べ物をランキング形式で紹介します。
お肌の調子が良くなる副次的な効果も期待できるので、ランキング上位の食べ物は意識して食べてみましょう♪
髪の毛を伸ばす食べ物ランキング
それでは、髪の毛を伸ばす(成長速度を取り戻す)食べ物を栄養素別のランキング形式で紹介します。
タンパク質:第3位【肉】
参照:アマゾン
タンパク質と言えばやはり肉類がおすすめ。
豚ロースや鶏モモは良質なタンパク質を含む食品ですし、カロリーが気になる時は牛や豚の赤身部分や鶏ササミなどを選びましょう。
タンパク質の推奨摂取量は成人男性で一日60g、女性で50gとなっています。
例えば豚肉なら100gでおよそ20gのタンパク質が摂取できるので、3食の中で1食しっかりとお肉をおかずとして取り入れるだけでも効果的にタンパク質を補う事ができますよ。
タンパク質:第2位【発酵食品】
参照:https://kotobank.jp/word/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA-96156
チーズや納豆など、発酵食品は良質なたんぱく質を含む食品です。
また、発酵食品には腸内環境を整える効果もあるので、髪の毛に良いだけでなく健康やお肌の改善にも役立ちます。
毎日食べやすいという観点からは納豆がおすすめです。
納豆1パックで摂れるタンパク質は8.3gと少なく感じますが、毎日食べる事で一日あたりのタンパク質摂取量を底上げする事ができます。
タンパク質:第1位【青魚】
参照:https://kotobanoimi.com/aozakana-syurui-arerugii-1028
青魚もタンパク質を多く含む食品です。
DHAなどアンチエイジングに効果的な栄養素も含まれるので、健康にも非常に良いタンパク質源です。
例えばサバの缶詰(水煮)なら100gあたり20.9gのタンパク質を含みます。
肉と同じように、一日に1食だけでもおかずに青魚を取り入れるだけで効率よくタンパク質を摂取できますよ。
髪の毛を伸ばす為の栄養源としてだけでなく、総合的な健康効果を考えて青魚をタンパク質部門の第1位としました。
亜鉛:第3位【卵】
参照:https://www.shima-life.jp/SHOP/200303058.html
完全栄養食品としても有名な卵には亜鉛もしっかりと含まれています。
髪の毛に必要な亜鉛だけでなく、ビタミンやタンパク質などをバランスよく摂取できるためおすすめ♪
亜鉛の推奨摂取量は成人男性で10mg、女性なら8mgとなっています。
卵の場合、亜鉛は黄身の部分にだけ含まれていて100gあたり1~2mgとなっています。
ちなみに、卵はすごく日持ちするって知ってましたか?
気になる方はこちらの記事もおすすめですよ。
亜鉛:第2位【豚レバー】
参照:https://ispfoods.jp/products/detail.php?product_id=7964
タンパク質を多く含む肉類ですが、亜鉛も多く含みます。
特に、豚レバーは肉類でも群を抜いて亜鉛を多く(100gに6.9mg)含んでいます。
レバーはちょっと苦手という方は、牛肉を積極的に食べると亜鉛を補う事が出来ますよ。
やはり、1日1食はおかずにお肉を入れると栄養バランスは整いやすくなると言えますね。
亜鉛:第1位【生ガキ】
参照:https://weathernews.jp/s/topics/201902/210225/
亜鉛と言えば、生ガキが有名ですね。
可食部100gに13.2mgと圧倒的な亜鉛含有量を誇る生ガキが亜鉛の第1位です。
生ガキが苦手な方にはカキフライがおすすめです。
おかずにカキフライを加えるだけで、1日に必要な亜鉛を摂取できますよ。
ビタミンC:第3位【キャベツ】
参照:https://www.kewpie.co.jp/recipes/knowledge/article/52/page02/
ビタミンCと言えばフルーツを思い浮かべますが、意外にもキャベツはビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCの摂取基準量は、成人で1日100mgとなっています。
キャベツ100gには41mgものビタミンCが含まれ、整腸効果もあるので美容にも効果ありです。
生食であれば、葉っぱ3~4枚でも充分なビタミンCが摂取できます。
ビタミンC:第2位【イチゴ・キウイフルーツ】
参照:https://tenki.jp/suppl/rsakai/2018/10/21/28520.html
食後にフルーツを食べるとビタミンCを効率よく摂取できます。
その中でも、食べる量とビタミンCの摂取量の関係からイチゴやキウイフルーツがおすすめです。
イチゴは7粒程度食べるだけで60mg前後、キウイフルーツは1個で同様に60mg前後のビタミンCを摂取できます。
一日の摂取目安100mgを考えれば、いかにビタミンCが豊富なのかがよく判りますね。
ビタミンC:第1位【ブロッコリー】
参照:https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/broccoli/
ビタミンC部門の第1位は、意外な野菜ブロッコリーです。
ブロッコリーは1個あたり5.4mgのビタミンCを含みます。
摂取目安量100mgに対して5.4mgは少なく感じますが、毎日の食事に取り入れやすい事や複数個食べる事を考えると充分すぎる含有量です。
価格がリーズナブルで食事にも取り入れやすいブロッコリーを1位としました。
他にも、加熱してもビタミンが壊れにくいピーマンやゴーヤもおすすめです。
番外編:クエン酸【梅干し】
酸っぱい物にはクエン酸が含まれます。
1日1個の梅干しを食べる事は、疲労回復効果やクエン酸の摂取に効果的です。
あえて番外編で紹介した理由として、クエン酸は体内で生成が可能な栄養素である点と、梅干しは食べ過ぎると塩分の摂り過ぎに繋がるためです。
1日1個なら塩分についても問題無いので、髪の毛を伸ばしたい!と食事改善に取り組む際は、毎日梅干しを食べると良いでしょう。
髪の毛を伸ばす食べ物はない
ここまで、髪の毛の成長に役立つ食べ物を紹介してきましたが、【髪の毛を早く伸ばす効果】がある食べ物は存在しません。
ですが、髪の毛が健やかに伸びる為には原料となる栄養素はとても重要です。
記事内でも触れている通り、髪の毛は本来1ヶ月に1cm弱は伸びますが、平均より髪の毛が遅い人は「栄養不足で髪が正常に伸びていない」可能性があるのです。
髪の毛を劇的に早く伸ばす事は出来ませんが、自分が持つ髪の毛を伸ばす速度を正常に戻す意味では紹介した食品は効果的です。
髪の毛を健やかに伸ばすには、食事による栄養補給以外にも改善できる事があるので紹介します。
髪の毛を伸ばす為に出来る事
ランキングの食材を意識的に食事に取り入れる事で、髪の毛に必要な栄養素を効率よく摂る事ができます。
しかし、栄養を摂るだけでは髪の毛が伸びるスピードを正常に戻せない場合もあります。
ありきたりな話になってしまいますが、バランスの良い食事以外にも
- 適切な睡眠時間
- ストレスを溜めない
- 頭皮環境(毛穴をキレイに保つ)
など、総合的に生活そのものを改善する必要もあります。
特に、睡眠は細胞の成長には重要で22時~2時にかけては睡眠のゴールデンタイムと言われています。
遅くとも0時までに就寝して、睡眠中の成長ホルモンが多く分泌される時間帯を活かす事も髪の毛を早く伸ばすためには必要ですよ。
髪の毛を伸ばす食べ物:まとめ
1ヶ月に髪の毛は約1cm伸びるのが平均値です。
冒頭でも説明した通り、残念ながら特定の食べ物による効果で髪の毛が伸びるスピードを早める事は出来ません。
しかし、今回紹介した食材を意識的に食べる事で、平均値の1ヶ月1cm程度は髪の毛が伸びるようになる可能性はあります。
もし、髪の毛が伸びるのが遅くて悩んでいる方は、食事や生活の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか?
髪の毛を伸ばしたい方にとって、当記事が少しでも役立てば幸いです♪
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