みなさんは夜に洗濯をすることがありますか?夜の洗濯は洗濯物が乾きにくい、また縁起が悪いといった話を聞いたことがあると思います。
しかし、朝や日中は忙しく時間が取れない方も多いのではないでしょうか。
そうすると夜に洗濯をするしかないので困りますよね。
そこで今回はなぜ夜に洗濯をしてはいけないのか?またその問題についての解決策を調べてみました!
目次
夜に洗濯をしてはいけないのはなぜ?一般的に言われている理由
夜に洗濯をしてはいけないというのはよく聞きますが、その理由は以下のようなものがあります。
- 洗濯物が乾きにくい
- 夜露がおりる
- 虫や虫の卵がつく
- 防犯面で不安がある
- 地域の住民に負のイメージを与える
- 洗濯機の騒音で隣や近隣の住民に迷惑をかける
夜に洗濯をすることで、朝の時間がゆっくり取れる、洗濯物が日焼けしないといったメリットはあるものの、確かに理由を見てみると、夜に洗濯をしづらくなってしまいますよね。
しかし、いくつかの理由については対策できるので、どのようにすれば良いのかをご紹介していきます。
夜に洗濯をしてはいけないのは乾きづらさ
夜に洗濯をすると乾きづらい最も代表的な理由が、夏に降りる夜露と秋に洗濯物につく霜です。
露と霜は両方とも水分ですので洗濯物が乾かないという現象が起こり、長時間洗濯物が濡れたままだったり半乾きの状態が続いたりすることで、生乾きの不快な匂いの原因にもなってしまいます。
夜に外に干すと夜露や霧で生乾きになるとなれば、室内で干すしか選択肢はなくなりますが、どのようにホスのがベストなのでしょうか?
夜に洗濯をしてもすぐ乾かすための解決方法は?
室内で洗濯物を乾かすのに大事なのは2点です。
- 室内用の洗剤や柔軟剤を使うこと
- 洗濯物を干す前にすべき事と並べ方
室内用の洗剤や柔軟剤を使うこと
引用元:https://www.amazon.co.jp/ & https://item.rakuten.co.jp
この2つが部屋用洗剤の最も売れ筋ですが、他にも部屋用洗剤はネットで簡単に見れるので、無い方はまず使ってみるだけで夜の洗濯の臭いがかなり変わるかと思います^^!
洗濯物を干す前にすべき事と並べ方
室内での洗濯物が乾きづらいのは外とは違い風がなく、空気の流れが緩やかなのが原因です。
なので、室内で干すときにも洗濯物に新しい空気が常に当たるように道を作ると乾きやすくなりますが、そこで大事なのが干す前に洗濯物をまず振ることです!
引用元:https://www.chintai.net/news/2018/02/20/16598/
洗濯物の表面には常に水の層ができており最初の水の層が風で乾燥させられると、また次の層ができ、洗濯物の水分がなくなり水の層を作れなくなると完全に乾燥した状態になります。
1番最初にバサバサ振ることで余分な洗濯物の水の層を吹き飛ばせるので乾燥が早くなるという訳です。
引用元:https://woman-money.nifty.com/kaji/detail/3588_1.htm
また、部屋の中は外のように風がないことが乾きづらい原因になりますが、バスタオルを両端にすることで空気の流れを作る事ができるのでおすすめです!
夜に洗濯をしてはいけないのは虫や虫の卵がつくから
夜に洗濯をすると、虫や虫の卵が洗濯物に付着することがあります。
カメムシやゴキブリ、蛾などは夜行性の生き物で、夜に活発に動き回ります。
また、これらの虫はジメジメとした場所を好みますので、夜に外干しにされている洗濯物は格好の餌食とされてしまうのです。
また、白い洗濯物に街灯などの光を反射して明るく見えることや、室内の光が外に漏れていることで羽虫などが寄ってくる原因にもなってしまいます。
濡れた洗濯物は虫にとって快適ですので、そのまま袖の内側や脇の部分に卵を産み付けられることもあります。
卵などは見つけて潰した際に中の液体が飛んだり、洗濯物に付着してしまうこともあるので注意が必要です。
柔軟剤にも注意が必要です。
洗濯物をいい香りに、フワフワにしてくれる柔軟剤ですが、このいい香りは虫にとってもいい匂い。
特に柑橘系の香りを好むそうなので、注意が必要です。
夜の洗濯物に虫や虫の卵がつかないようにするには?
一番確実な方法は、物干し竿と洗濯物をまるごと覆ってくれるカバーを取り付けることです。
引用元:https://item.rakuten.co.jp/interior-palette/264227/
このように通気性のあるカバーすると、虫が中に入れないので、洗濯物に虫がついたり、卵を産み付けられたりする心配はありません。
さらに黄砂や花粉などもシャットアウトしてくれるので、外干しをする方には一石二鳥のアイテムといえますね。
他には、網戸や外壁に虫除けのスプレーを噴射したり、網戸やガラスに貼るタイプの虫除けグッズを使ったりする方法も有効です。
広い範囲に散布することで、洗濯物にも虫が近寄り難くなります。
柔軟剤を無香料のタイプに変えるなど、虫が好まない環境にすることで、夜に洗濯物に虫が来るのを防ぎましょう。
夜に洗濯をしてはいけないのは防犯の面で不安があるから
昼と違って、暗くて人通りも少なくなる夜に洗濯物を干すことは、防犯上も不安があります。
主に2つの大きな問題点があります。
- 盗難に遭いやすい
- 空き巣に狙われやすい
盗難に遭いやすい
1つ目は、盗難に遭いやすいという点です。
特に女性ものの下着などは狙われやすい傾向にあります。
一度盗難にあってしまうと、犯人からは狙いやすい家と目をつけられてしまうという危険もあります。
空き巣に狙われやすい
夜にも洗濯物を干しているということは、洗濯物を取り込んでいない=家は留守だと思われ、空き巣がマークしてしまうリスクがあります。
昼でも雨が降っているのに洗濯物を干している家なども同様に狙われやすいです。
夜に洗濯をしてはいけない防犯面での対策の方法は?
夜に洗濯物を外に干すと、それだけで窃盗犯や空き巣に狙われやすいと言えます。
防犯面での対策として一番良い方法は部屋干しにすることです。
マンション高層階のお部屋や街路に面していない庭・テラスなら被害にも遭いづらいですが、そうでない住宅はどうしても防犯面での不安がありますので、なるべく夜の外干しは行わないようにするのが良いでしょう。
夜に洗濯をしてはいけないのは迷信や風水の意味もある
夜に洗濯をしてはいけないというのは、迷信や風水的な意味で避けられることもあるようです。
風水的に、夜は陰のエネルギーに満ちるためそれが衣類に付いてしまうので、縁起が良くないと言われているようです。
また、昔は「亡くなった人の衣類は夜に干す」という風習があり、夜は死者の洗濯物しか干してはならないと言われていたため、夜に洗濯物を干してはいけないとされていたようです。
このような言い伝えや地方の風習が現在にも残っていたんですね。
夜に洗濯をしてはいけないのはなぜ?まとめ
夜に洗濯をしてはいけない理由とその対策をまとめました。
夜に洗濯をすると、夜露や虫、防犯面などいろいろな問題があることが分かりましたが、乾きやすく干す工夫や虫の対策、部屋干しなど、どれもちょっとした工夫で対策することができます。
忙しい方は、どうしても夜にしか洗濯をできないことも多いですよね。問題点をしっかり理解した上で、上手に工夫して負担のないように洗濯ができると良いですね。
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