石鹸シャンプーでフケやかゆみが出るのはなんで?はちみつを混ぜると効果があるのは本当!?

髪の毛を洗う為のシャンプーやリンスにこだわる方は多いですよね?

最近では、ノンシリコンシャンプーやオーガニックシャンプーなど、様々な種類のシャンプーが販売され、どれを買えば良いのか迷ってしまいます。

そんな多種多様なシャンプーの中には「石鹸シャンプー」と呼ばれるシャンプーもあり、髪や頭皮を本来の健康的な状態に出来ると愛好家も増えています。

保湿成分などを中心に、様々な成分が入っている合成シャンプーと違い単純に汚れを落とす石鹸シャンプーは、使い始めるとフケやかゆみで困るケースも多くあるようです。

今回は、石鹸シャンプーを使用した際に起きるフケやかゆみの原因と対処法について紹介していきます。

石鹸シャンプー でフケや かゆみが出るのはどうして?

冒頭でも触れましたが、石鹸シャンプーを使うとフケやかゆみで悩む事があります。

なぜ、石鹸シャンプーを使うとフケやかゆみが出るのかをケースごとに解説します。

石鹸シャンプーの使用による乾燥でのフケが出る

一般的に私たちがシャンプーと呼んでいる合成シャンプーには、保湿成分やフケを防止する作用のある成分(ジンクピリチオン)などが含まれています。

石鹸シャンプーに切り替えると、それまで合成シャンプーで得られた保湿やフケ防止剤の効果を受ける事が出来ずにフケやかゆみが出る場合があります。

特に、保湿効果がなくなる事で頭皮が乾燥してフケやかゆみが生じる事が大きな原因となっています。

引用元:https://shampoo-amino.com/sekken_fuke

乾燥が原因で発生するフケは

  • フケ自体が細かい
  • フケに水分がなくパサついている

などの特徴を持っています。

また、頭皮が乾燥することで外部からの刺激でかゆみを伴う事もあります。

石鹸シャンプーの使用で脂ぎってフケが出る

石鹸シャンプーに切り替える事で、頭皮が脂ぎってフケがでる事もあります。

一見すると、乾燥によってフケが出る場合と真逆に思えますが、発生する原因は【地肌の乾燥】で実は全く同じ理由から起きます。

引用元:https://フケ対策シャンプー比較ナビ.com

頭皮が脂ぎって発生するフケは

  • 大きめのフケが出る
  • ベタベタしている
  • 強いかゆみを生じる事がある

などの特徴を持っています。

乾燥したフケよりも脂ぎったフケの方が注意が必要で、石鹸シャンプーの高い洗浄力で頭皮がかなり乾燥していると考えられます。

また、強いかゆみを感じたまま放置すると頭皮の炎症を起こす事もあるため、早期の対処や治療が必要となります。

石鹸シャンプーの使用の残りによる石鹸カスでのフケ

石鹸シャンプーに切り替えてから、頭から白いモノが出ても必ずしもフケとは限りません。

洗髪後にしっかりと洗い流していないと、洗い残した石鹸カスがフケのように落ちてくることがあります。

石鹸カスの場合、乾くと小麦粉のような粉状になる特徴があります。

非常に細かく、ベタベタするフケが出た場合は石鹸カスによるフケを疑うべきなので、どちらのフケか確認するようにしましょう。

引用元:www.alpecin.com

石鹸シャンプーでフケやかゆみがでる時の対処方法は?

石鹸シャンプーの使用による乾燥でのフケが出る

石鹸シャンプーを使用して頭皮が乾燥して、乾燥したフケ(乾性フケ)が発生する場合の対処法を紹介します。

合成シャンプーと違い、保湿成分が入っていない石鹸シャンプーに保湿力のあるはちみつやグリセリンを混ぜて使う、という対処法があります。

参照:https://www.tenpo.biz/tentsu/entry/2018/09/26/100000

はちみつの場合は、石鹸シャンプーに少量を混ぜてそのまま洗髪します。

はちみつを入れる適正量が気になるところですが、人の頭皮の脂の量は皆違うので、明確に何グラム入れると良いという指標は実はないんですねT_T

固形の石鹸で洗髪をするのか、液体の石鹸シャンプーを使うのかによっても違いがあり、固形石鹸での洗髪では泡立てた後に少量のはちみつを混ぜて使用すると頭皮の保湿効果を得ることが出来ます。

実際に石鹸シャンプーを実践していらっしゃる方の使用方法はこのようになっていましたので、参考にするのも良いかもしれません。

私は基本的には固形石鹸使用者なのですが、固形を泡立ててある程度モコモコになってきたら

そこで、別にはちみつ本体を加えます。そして液体石けん(夫のボディシャンプー用)か、お湯を足しています。(最初から石けんに混ぜることはしていないです)

分量は感覚でしているので、どれくらいなのか自分でもわかっていないです。。。手のひらにとれる量なので大して多くはないですね。

引用元:石鹸楽会

ただ人によって肌にあう量は全く違うので、分量が気になって試しづらい、という方は「少ないかな?と思う量」から少しずつ分量を増やすという方法で自分の頭皮に適した分量を探してみましょう!

はちみつを混ぜすぎてしまうと、石鹸の洗浄力自体が低下する可能性もあるため、乾燥が気になってもはちみつを混ぜる際は「少量から」始める事をおすすめしますよ。

石鹸シャンプーの後のリンスにグリセリンを混ぜて保湿効果!

グリセリンを混ぜるのは、石鹸シャンプーにではなくシャンプー後のリンスになります。
リンスは【石鹸シャンプー専用】と明記された物を選びましょう。

参照:http://urx2.nu/78VH

クエン酸リンスや弱酸性リンスなどが石鹸シャンプー使用時に選ぶべきリンスとなります。

頭皮の乾燥が気になる場合は、リンスにグリセリンを「少量」混ぜて適正量を探していく方法がおすすめです。

実際に使用されている方の体験談としては、

リンスにグリセリンを混ぜる時には、これからの時期クエン酸リンス(ハイネリーの毛布洗いのボトルに700ml程度で作成)に毛布洗いのボトルのキャップ1杯いれたものを使います。
(石けんには使っていません)

引用元:石鹸楽会

と記載されていますので参考にしても良いかもしれませんが、髪の油分等は人それぞれなので、自分なりに適切な量を見つけるしかないのも事実です。

引用元:https://www.shop-andante.com/shopdetail/010002000028/

また実際に使用した声にも書かれているハイネリーの毛布洗のボトル(1000ml)は、おそらくコチラだと思いますが、画像だと見づらいですが、キャップは見た感じ通常のペットボトルのキャップよりも少しだけ深いように見えます。

 

また、石鹸シャンプー後に、食用酢とお湯を混ぜた”特製リンス”を使う方も居るようです。


参照:https://www.andgirl.jp/0000010974

作り方も簡単で、洗面器にお湯を張り大さじ2~5杯程度(髪の長さで調整)の酢を入れるだけで作れます。

石鹸シャンプーを使用して起こる、髪のキシみが気になる方にも効果アリなので、フケ対策とキシみ対策にリンスを自作するのも良いですね。

石鹸シャンプーの使用で脂ぎってフケが出る

脂ぎったフケ(湿性フケ)の場合も頭皮の乾燥が原因であるため、基本的な対処方法は乾性フケの場合と同じになります。

しかし、頭皮が乾燥しすぎて脂ぎってしまう場合は、頭皮の油分を使用している石鹸シャンプーが必要以上に洗い流してしまっているのかもしれません

石鹸シャンプーと一口に言っても、洗浄力の強さには種類があります。

油分を落とす強さを目安にして、脂ぎってフケが出る方は使用するシャンプー自体を見直してみるのも良いでしょう。

〇洗浄力が強い石鹸シャンプー例

参照:https://www.live-science.co.jp/store/php/shop/s_show_abc-6-10-1-CH020.html

地の塩社の炭シャンプー
希望小売価格:1,296円

石鹸成分に加えてグリセリンなども配合されている石鹸シャンプーです。洗浄力はかなり強く、サッパリとした洗いあがりが特徴です。

〇バランスの良い石鹸シャンプー例

参照:https://www.live-science.co.jp/store/php/shop/s_show_abc-6-10-2-SK035.html

エスケーのうるおいせっけんシャンプー
参考価格:1,080円

無香料で泡タイプの石鹸シャンプーです。
香りも気にならずバランスの良い石鹸シャンプーです。

〇洗浄力がマイルドな石鹸シャンプー例

参照:https://www.live-science.co.jp/store/php/shop/s_show_abc-6-10-1-SK042.html

エスケーのしっとりせっけんシャンプー
参考価格:972円

フローラルの香りとグリセリン配合の保湿効果によりマイルドな洗いあがりとなる石鹸シャンプーです。

これらは、あくまでも一例です。

石鹸シャンプーに切り替えて、洗浄力の強さが気になる場合は、自分の頭皮と相性の良い商品を探してみましょう。

石鹸シャンプーの使用の残りによる石鹸カスでのフケ

石鹸カスによるフケが気になる方は、洗い方を見直してみてはいかがでしょうか?

石鹸シャンプーでの洗髪方法を紹介した動画を掲載するので、参考に役立ててみて下さい。

動画は、前・後編の2本立てとなっております。

前編

後編

石鹸シャンプー でフケや かゆみが出るのはどうして? まとめ!

オーガニック志向や健康志向を理由に、石鹸シャンプーを実践する方が増えていますが、特に切り替えて最初の1ヶ月くらいまではフケに悩まされる方が多いようです

頭皮の乾燥や洗い残しなど、記事内で紹介した原因もありますが、合成シャンプーから石鹸シャンプーに切り替えると頭皮の角質細胞のターンオーバーが変化してフケが出る事もあるようです。

ターンオーバーの変化は、石鹸シャンプーを使い続けて1ヶ月から遅くとも半年程度で落ち着きます。

もし、かゆみなどを伴わない少量のフケが発生する場合は記事内で紹介した対処法で様子を見て、ターンオーバーの変化を待ってみるのも一つの選択肢です。

ターンオーバーが終わり、細胞サイクルが正常になると、それまで悩まされていたフケがピタリと止まります。

逆に、強いかゆみや大量のフケが出るようになった際は、石鹸シャンプーの使用をやめて場合によっては病院で診察をしてもらうようにしましょうね。

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