コーヒーや緑茶を飲むとトイレが近くなると感じることはありませんか?
もちろん、水分を取ればトイレに行きたくなるのは当たり前ですが、飲み物によって利尿作用は違ってくるのか気になりますよね。
様々な飲み物がある中で、今回はほうじ茶について調べてみたので、それぞれの比較と共にまとめていきます。
目次
ほうじ茶に利尿作用はあるの?カフェインの量はどれくらい
ほうじ茶には利尿作用があるのか?ということですが、結論から言うと、ほうじ茶にも利尿作用はあります!
ほうじ茶には少量ですがカフェイン、カテキン、テアニン、GABA、サポニン、食物繊維、フラボノイドなどの利尿作用に働く成分が含まれています。
その中でも今回はカフェインに注目していきますが、実はこのカフェインは眠気を覚ましてくれたり覚醒作用があるだけではなく、利尿作用にも大きな効果があるのです。
とは言っても、ほうじ茶100ml中に含まれるカフェイン量はおよそ20mg。
これがコーヒーとなると100mlあたりおよそ60mgでコーヒー1杯(約180ml)に換算すると108mgのカフェインが入っています。
つまり500mlのほうじ茶を飲むと100mgのカフェインを摂取することになり、約コーヒー1杯分と同じということがわかります。
ほうじ茶を飲むとトイレは近くなる?どれくらいの量を飲むと利尿作用の効能が出るの?
ほうじ茶にはリラックス効果や美肌効果、さらに虫歯やインフルエンザを予防する効果など身体に嬉しい様々な効果があります。
利尿作用については、カフェインを摂取すると交感神経を刺激し、腎臓の動きが活発になることで排尿の量や回数が増えることが原因のようです。
過剰に摂取することでトイレの回数が増えたり、脱水症状を起こしたりする危険性もありますが、適度に摂取できれば身体のデトックスやむくみ解消などの効果が期待できます。
では、どのくらいの量を飲むとどのくらいの時間でこれらの効果が出てくるのでしょうか?
カフェインもアルコールのように強い人と弱い人がいて、カフェインに弱い人だと少量でも反応し強い影響を受けてしまうこともありますし、ある程度の量を飲んでも影響を受けない人もいます。
一般的なデータをとれば、体重1kgに対して、カフェイン2.5mgが目安と言われていますので体重が60kgの場合は150mg以上をとると、撮りすぎとなります。
カフェインの効果はカフェインが血中に残っている間は利尿作用は継続します。
効果は摂取後およそ30分~1時間程で効果が現れ、3~5時間程度効果が持続するといわれているので、この時間帯から利尿作用も働き始めるということになります。
トイレが心配な人は、長時間乗り物に乗る場合や眠る前にはカフェインを含む飲み物を避けたり、少量に抑えるなどして摂取する量を調整してくださいね。
また、カフェインを取りすぎると利尿作用に影響するだけでなく睡眠障害や心疾患など様々な身体の不調を引き起こす危険性もあります。
カフェインの取りすぎには十分注意してくださいね!
ほうじ茶のカフェインの量を麦茶と緑茶と比較
引用:https://toyokeizai.net/articles/-/59814
最後に、ほうじ茶以外のお茶にはどのくらいのカフェインが含まれているのかをみていきます。
お茶には様々な種類がありますが、種類や淹れ方によって含まれるカフェインの量は変わってくるようです。
普段よく飲まれているであろう麦茶のカフェイン量は0mg。
カフェインが気になるという人には麦茶がオススメですね。
緑茶は100mlあたり20mgで、他のお茶に関しても10~30mgの物が多かったので、100ml中に含まれるカフェイン量が約20mgのほうじ茶とほとんど変わりはありませんでした!
しかし、玉露は100mlあたり120mgと他のお茶に比べて含有量が高いようなので気を付けたいですね。
ほうじ茶に利尿作用はある?効能まとめ
ほうじ茶はコーヒーや玉露茶などに比べて強い利尿作用は起こりませんが、緩やかに働くことがわかりました。
しかし、1度に大量に飲むのではなく、こまめに飲むことで美肌効果やむくみ解消が期待できるので、効果的に摂取して健康維持に役立てましょう!
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