もうすぐ季節は夏!釣りやダイビングなどのマリンスポーツに行く計画を立てている方も多いかと思いますが、心配なのが船酔いですよね。
船酔いで気分が悪くなってしまったら、せっかくのマリンスポーツが台無しです。
あらかじめ酔い止めを飲むという方法もありますが、薬に頼らずに船酔いを克服できたらいいですよね。
そこで今回は船酔いを克服するにはどんな方法があるかを紹介します。
目次
船酔いは克服できる?釣りやダイビングを楽しむ為の対策方法は?
船酔いは、慣れもありますがトレーニングによって克服することもできます。
船や車などの乗り物は不規則に加速や減速を繰り返します。
それが内耳にある三半規管や前庭を刺激し、自律神経や平衡感覚を乱すことによって船酔いが起こります。
では、どのようなトレーニングを行えば船酔いを克服することができるのでしょうか?
船酔いを軽減させるための方法は三半規管を鍛えること!
先ほども書きましたが、船酔いは三半規管が刺激されることによって起こるので、克服するためには三半規管を鍛えて平衡感覚を養うことが大切になってきます。
三半規管を鍛えるために簡単にできるトレーニング方法を3つ紹介しますので、ぜひ試してみて下さい!
ブランコに乗る
引用:https://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_2447.html
ブランコは揺れやスピードを体感できます。
慣れたら目を瞑って下を向いて5分程度乗るのも効果的です。
マット運動をする
引用:https://ilfmki1992manabi.muragon.com/entry/126.html
前回りや後ろ回りなどの運動を繰り返し行うことで身体があらゆる方向の動きに慣れ、次第に三半規管が鍛えられていきます。
ただ、やりすぎて気分が悪くなってしまっては意味がないので、気持ち悪くなる前にやめてくださいね。
垂直飛びをしながら回転する
引用:https://www.irasutoya.com/2014/07/blog-post_4351.html
垂直飛びをしながら180度回転して着地する運動を毎日2分間。
逆回りも行うようにしてください。
この他にトランポリンなどの運動も効果的です。
三半規管を鍛える為にはどれくらいの時間がかかる?
よく大人になると乗り物酔いをしにくくなると言いますよね。
乗り物に乗ると目や耳や自律神経などの器官から前庭小脳へ様々な刺激が伝わり、届けられた情報が混乱して脳が不快と感じることで乗り物酔いを引き起こしてしまいます。
それは0歳~3歳までは小脳全体が未発達のため乗り物酔いはしませんが、4歳前後になると小脳が発達し始めて外からの刺激を感じやすくなるためです。
20歳頃までは小脳が未熟なので乗り物酔いをしやすい状態が続いてしまうのです。
毎日繰り返しトレーニングを行うことで、効果がすぐに現れるということはありませんが、個人差はあるものの大人も子どももだいたい3週間~1ヶ月前後で三半規管が鍛えられ、乗り物酔いをしにくくなるようです。
三半規管を鍛えたら、普通に船に乗り続けられる?
三半規管を鍛えることで船酔いはしにくくなりますが、体調によって船酔いを引き起こしてしまうこともあるので、必ず酔い止めを飲まなくても大丈夫ということはありません。
どうしても不安がある場合は一応服用しておくと安心かもしれませんね。
船酔いをしないためにトレーニングも大切ですが、船に乗る前や乗ってから気をつけたいこともまとめていきます。
船に乗る前に気をつけたいこと
・前日は十分睡眠をとって身体を休めておく
→過労は三半規管にも悪影響を与えてしまうので、しっかり睡眠をとって体調を整えておくことは何よりも大切です。
・前日のお酒は控えめにする
→アルコールなどの刺激物が残っていると、酔いやすくなります。
・空腹は避け、朝食は脂っこいものではなく消化のいいものを軽く取っておく
→お腹いっぱい食べることも、空腹も酔いやすくなる原因のひとつ。
・脂っこい食事で胃がもたれる可能性もあるので、消化の良い物を軽く取るようにしてください。
船に乗ってから気をつけたいこと
・下を向かないで船の進行方向に向かって遠くの景色を見つめる
→進行方向に合わせて視線を一点に保つことで平行障害の予防に効果があります。
・揺れの少ない船の中央部分に立つ
→揺れは酔う大きな原因のひとつです。
・会話をして気を紛らわせる
→心身をリラックスさせることが大切。
・ウェットスーツなど圧迫される衣類はなるべくギリギリまで脱いでおく
→身体を圧迫すると、内臓や血管の働きを妨げ酔いやすくなる原因に。
・本やスマホは見ないようにする
→小さな文字を目で追うと、平行障害を起こす可能性があります。
船酔いは克服できる?まとめ!
船酔いはトレーニングや船上での過ごし方である程度防ぐことができます。
色々と自分に合った方法を見付けてマリンスポーツを思いっきり楽しんでくださいね!
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