爪きり。何てことはない、日常の風景として気にも留めない事ですが、爪を切るのはいつがベストなの？と聞かれると首を傾げてしまいます。
今回は、
- 爪を切るタイミングはいつが良いのか？
- 爪を切る際の適切な長さ
- 爪切りに適した曜日
など、爪切りに関連した様々な情報をお届けします。
目次
爪を切るタイミングはいつが良いか
結論から言えば、爪を切るタイミングは【あるタイミング】以外ならいつ切っても問題が無い、と言えます。
参照：https://the360.life/U1301.doit?id=371
朝起きたタイミングで爪を切っても、お昼に切っても寝る前に切っても全く問題ありません。
爪を切ってはいけないタイミング
爪を切るタイミングは基本的にいつでもOKですが、【お風呂の直前】だけは避けた方が無難です。
理由は2つあります。
一つは、爪を切った時に深爪や傷を付けてしまった時に、風呂場の雑菌で化膿する可能性があるため。
もう一つは、爪を切って鋭くなった部分でシャンプー時に頭皮を傷つけてしまう可能性があるためです。
お風呂は、湿度が高くカビや雑菌の温床になりやすい場所です。
参照：http://look.lion.co.jp/topic/tsuyu/shikumi/
お風呂の直前に爪切りをして、真新しい傷口がある状態でそのまま風呂場へ行くのは避けましょう。
血が出ていなくとも、爪きり直後は小さな傷が出来ている事があります。
通常、そのような小さな傷はすぐに塞がるため「傷」と認識する前に自然治癒してしまいます。
しかし、風呂の直前に爪切りをすると小さな傷から雑菌が侵入するリスクがあるのです。
爪を切り易いBESTタイミングは風呂上り
風呂の直前に爪切りをしてはいけませんが、逆に風呂上りは爪が柔らかくなるので、爪を切り易いタイミングとなります。
また、風呂上りは爪が切り易くなるだけでなく、女性にとっては「爪ケア」を行うにも絶好のタイミングとなります。
例えば、爪の生え際にある甘皮の処理。
お風呂上りに柔らかくなった甘皮を、綿棒を使ってそっと押し上げるようにすると綺麗に取れます。
参照：https://magazine.campus-web.jp/archives/200692
爪ヤスリなどで爪の形を整えるのも風呂上りがおすすめ。
これらのケアを行った際は、ネイルオイルや美容液で爪の保湿をしましょう。
100均グッズで出来る甘皮処理を紹介している動画がありましたので、ぜひご覧下さい＾＾！
爪切りにはベストタイミングに思える風呂上りですが、爪が柔らかくなり深爪しやすいタイミングでもあるので、注意する必要があります。
「正しい爪の切り方」を知っておけば深爪はしないので、次に正しい爪切りの仕方について紹介しますね！
爪切りを正しく行うために
風呂上りは爪が柔らかくなり、切り易い状態なので深爪のリスクを無くせば、爪きりのベストタイミングになります。
そこで、正しい爪切りを知ってお風呂上りでも深爪にならない切り方をマスターしましょう。
普段の爪切りどうしてる？
皆さんは普段、爪きりをどのように仕上げていますか？
病院が推奨する正しい爪の切り方は下図のようになっています。
特に、【足の指】の爪を切る時は参考にしたい切り方です。
参照：https://f-navigation.jp/column/life/961.html
伸ばし過ぎは論外として、やってしまいがちなのが深爪です。
深爪は、切り過ぎて出血の恐れがあったり巻き爪の原因になるのでNGです。
爪の角を深く切り過ぎるのも陥入爪（かんにゅうそう）の原因になるためNGです。
爪の形に添って切ろうとすると、爪の角を深く切る「バイアス切り」になりやすく注意が必要です。
参照：http://makizume.aluk.jp/%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E7%88%AA%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8A%E6%96%B9/
陥入爪（かんにゅうそう）とは、巻き爪に似ていますが爪の両端が肉に食い込んでいく病気の一つです。
参照：https://www.maclinic.jp/hoken-shinryou/symptom/woundnail_wire/
巻き爪や陥入爪を予防するには、「正しい爪切り」が効果的です。
爪は四角く切るのが正解
爪切りの正しい切り方は、私たちがイメージする切り方とは少し異なります。
下図のように、爪を切る時は最初に真っ直ぐ平行にカットします。
その後、爪の角をカットしたりヤスリで削って形を整えます。
参照：https://dr-nail.jp/treatment/makidume/
切った爪の形が四角くなるため、「スクウェアカット」と呼ばれる切り方が、正しい爪の切り方になります。
ただし、手の爪を四角に切るのは女性からすると「美しい」とは感じられませんよね。
手の爪の場合も、基本的な切り方は同じですが仕上げ方で美しい爪の形に仕上げる事が出来ます。
参照：https://beauty-note.jp/how-to-nail-clippers
参照：https://www.instagram.com/p/ByKER4enQGS/
上図のように真四角ではなく、爪ヤスリで角をゆるやかにする事で女性らしい美しい爪に仕上げる事ができるのです。
そうなると、普段私たちが使っている爪切りの形状って正しい爪切りに合っていないと思いませんか？
爪切りの道具も見直してみよう
私たちが普段使っている爪切りは、爪の丸みに合わせて切り口が湾曲しています。
参照：https://www.emallsakai.com/SHOP/C-0024.html
実は、通常の爪切りは正しい爪の切り方には適さない道具です。
普通の爪切りは、てこの原理を利用して小さな力で大きな負荷をかけて爪を切っています。
爪切りで爪にかかる負荷はおよそ26kgにも相当します。
爪が乾いた状態で爪切りをして、思いがけず爪が割れてしまうのも納得ですよね。
爪を真っ直ぐに切るには、爪ニッパーがおすすめです。
爪ニッパーは、100円ショップでも入手が可能です。
仕上げには、ヤスリがあると便利です。
爪ヤスリも100均で購入が可能なので、合わせて準備しておくと重宝しますよ♪
爪切りの適度な長さ
お風呂上りに、爪ニッパーと爪ヤスリでスクウェアカット！
タイミング、道具、切り方をマスターしたら爪を切る訳ですが、どれくらい切ればいいのか悩みますよね。
まず、大前提として「適切な爪の長さ」には個人差や男女差があります。
女性はマニキュアやペディキュアをする都合上、男性に比べて爪は長い傾向にありますが、銀行の窓口業務など職種によっては爪を伸ばしてはいけない場合もあるでしょう。
そこで、あくまでも目安として男女別に爪の長さを紹介します。
爪きりの適度な長さ：女性の場合
女性の場合、ネイルアートを楽しんだり付け爪をしたりと、男性に比べて爪を切り過ぎたくない！という方も多いですよね。
あまり長すぎると、怪我のリスクが高まりますが下図のように爪の白い部分を残した切り方になります。
参照：https://www.glambeautique.net/health/4913/
爪を伸ばしてはいけない職場なら、後述する男性の長さを参考にして切りましょう。
爪切りに適した曜日
ここからは、縁起を担ぐ方や占いを信じる方に向けた内容になります。
科学的・医学的な根拠は提示出来ない内容となりますので、気持ちの上でそう信じて切った方が幸せだよね♪という程度にご覧ください。
爪切り占い①
ヨーロッパでは古来より占いや迷信を信じる人が多く、「爪切り占い」なる占いがあります。
爪切り占いにおける曜日と起こる事をまとめてみました
ヨーロッパの爪切り占いを信じるのであれば、金曜日と日曜日は爪を切るのは避けた方がいいかもしれませんね。
翌週、悪魔に狙われてしまってはたまりません（笑
爪切り占い②
調べてみると、ヨーロッパだけじゃないんですね「爪切り占い」
ご近所のタイでも爪を切る曜日で、運気が変わると信じられているようです。
爪切り占い タイVerもまとめてみました。
タイ式の場合、金曜と日曜が爪を切るのに最適な日です。
ちなみに、ヨーロッパだと金曜は悲しい事が起きて、日曜は悪魔に狙われる日です。
あくまでも占いなので、ヨーロッパ式でもタイ式でも好きな方を信じてポジティブな気持ちで爪を切ると良いのではないでしょうか？
暫定的に、ヨーロッパ・タイのどちらでも無難な水曜日に爪を切ってみるのも一つの考え方かもしれません。
全体運がアップして、何か新しい知らせが来ますように・・と願いを込めつつ水曜日に爪を切ってみてはいかがですか？
日本にもある爪切りに関する迷信
昔から、夜間は爪を切るべきではないと言われます。
聞いたことがある方も多いのでは無いでしょうか？
「親の死に目に会えない」「災いが降りかかる」など、夜の爪切りを禁忌とする科学的根拠は一切ありません。
諸説ありますが、有力と考えられている説として
- 爪切りに使っていた道具が小刀だった
- 夜間は視界が悪かった
これらの理由から、夜間に爪を切ると怪我に繋がり易いため、事故防止のために戒めとして伝わったのではないか？と考えられています。
少なくとも、夜間でも光源を確保できる現代において、夜の爪切りで怪我をする危険性は低いと言えます。
薄暗い中での爪切りはやめましょうね♪
爪を切るタイミング：まとめ
爪を切るタイミングをまとめると
- 爪が柔らかいお風呂上りに
- 爪ニッパーと爪ヤスリで
- スクウェアカットで
- 占いが気になる方は水曜日に（笑
このようなタイミングと方法で爪を切ると良いでしょう。
たかが爪切りですが、巻き爪や陥入爪を予防するためには正しい切り方でケアする事が肝要です。
今回お伝えした爪の切り方が、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです♪
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