毎日コーヒーを嗜む人にとって、缶コーヒーやコンビニのドリップコーヒーを買うのは意外に大きな出費になってしまいます。
そんな時に、家でドリップしたコーヒーを水筒に入れて持ち運ぶ事を考えると思うのですが、水筒にコーヒーを入れると匂い移りや色移りが気になりますよね。
また、ブラック派の人には無縁ですがミルクと砂糖を入れる人は、水筒に直接入れてよいのか悩んでしまいます。
今回は、そんな水筒にコーヒーを入れて持ち運ぶときの気になる疑問や悩みをまとめて解消します。
また、おすすめのコーヒー用水筒なども併せて紹介するので最後までお付き合い頂ければ幸いです。
目次
水筒にコーヒーを入れる時の疑問や悩み
コーヒーを水筒で持ち運ぶのは、経済的だし実践したいと思うけど色々と疑問や悩みがあると思います。
まずは、水筒にコーヒーを入れる時に生じる疑問や悩みをQ&A方式で紹介します。
Q.水筒にコーヒーを入れても大丈夫なの？
まず、最も基本的な疑問として水筒にコーヒーを入れて持ち運ぶのは問題ないのかという疑問から。
よく、水筒には炭酸飲料やスポーツドリンクは入れない方が良いと聞きますが、コーヒーは入れても大丈夫なのでしょうか。
A.全く問題ありません。水筒に入れてはいけないものとして代表的な飲み物は以下の通り
- 炭酸飲料（水筒内の圧力が上がり危険なため）
- 味噌汁など塩分濃度が高いもの（水筒内側のコーティングが錆びる可能性がある）
- 牛乳や果汁（水筒内で菌が繁殖して腐敗の恐れがある）
- 果肉入り飲料やコーンポタージュなど（詰まるなど故障の恐れがある）
この中で、コーヒーと関わりがありそうな項目として「牛乳」が気になりますよね。
Q.水筒にコーヒーを入れる時ミルクやクリープは入れて良いの？
ブラック派の方なら良いですが、ミルクやクリープ入りのコーヒーが好きな方にとっては、前項の「牛乳は水筒に入れない方が良い」という回答は不安が残りますよね。
A.水筒の形状にもよるが、入れない方が良い。
タンブラーのように直接口を付けて飲むタイプの水筒なら、ミルクやクリープは入れない方が無難です。
皆さんは、牛乳のペットボトル飲料が無い事に疑問を持った事は無いでしょうか。
牛乳は、200ml程度の小さな小瓶に入ったタイプの商品はあっても、蓋を開け閉めして飲めるようになっている商品はありません。
これは、牛乳に含まれるたんぱく質や脂質が雑菌の繁殖に適した環境で、口から雑菌が入り込むと爆発的に増える危険性があるから。
コーヒーに入れるミルクや砂糖の量は個人差がありますが、基本的にミルクや砂糖の量が多くなれば、それだけ雑菌が繁殖しやすい環境が水筒内に整う事になります。
絶対に砂糖やミルクを入れてはいけない訳ではありませんが、飲みきるまでの時間が長い場合でタンブラータイプの水筒なら入れない方が良いです。
どうしても砂糖とミルクが入ったコーヒーが飲みたい！という方におすすめの方法は
- ブラックコーヒーを水筒にいれておき、カップに注いでからミルクと砂糖を入れる
- 口を直接つけないタイプの水筒を選ぶ
以上のように、水筒内に雑菌が入り込まない工夫や水筒の形状によっては、自分好みのコーヒーを水筒で楽しめるようになります。
Q.水筒にコーヒーを入れると味が変わる？
家でドリップしているお気に入りのコーヒーを、水筒に入れて持っていくと普段と違う味わいに感じる場合があります。
A.水筒にコーヒーを入れると味が変わる事がある。ホットコーヒーの方が味に変化が起こりやすい。
コーヒーは水筒に入れている・入れていないに関わらず、時間が経てば酸化して味に変化が生じます。
自宅でコーヒーを落としても、淹れたてと冷めた時とでは味わいが微妙に違うことと原理は同じです。
酸化したコーヒーは、淹れたてに比べてやや酸味を強く感じますが品質自体には問題が無いので安全面での心配は不要ですよ。
コーヒーの酸化は主に、「空気に長時間触れていること」と「冷めていく過程」で起こるので、ホットコーヒーを水筒に入れた場合の方が味に変化を感じやすくなります。
どうしても味の変化が気になる場合は、保温性の高い水筒を選んだりアイスコーヒーを入れる事で防ぐことができます。
Q.水筒の汚れや匂い・雑菌の繁殖が気になるけど大丈夫？
コーヒーを水筒に入れる時に、コップの底などに残る落ちにくいコーヒー汚れを考えると不安になりますよね。
また、匂いが残ってしまうのではないか？や雑菌が繁殖してしまわないか？などの不安もあると思います。
A.使用後すぐに洗浄していれば大丈夫。洗い忘れや長時間の放置が匂いや汚れの大きな原因。
基本的に、水筒を持ち帰ってすぐ洗浄しているなら着色汚れや匂いに悩まされる心配は少なくて済みます。
雑菌の繁殖についても、毎日しっかりと洗浄をしていれば恐れる必要はありません。
また、水筒の形状によっても匂いや着色の気になり具合が変わってきます。
特に色・匂いが気になるのが開閉部分に付いているゴムパッキンやシリコン製の部品。
毎日こまめに洗っていても、ゴムやシリコンが着色されて少し黄ばんだような色合いになる場合があります。
どうしても匂いや汚れが気になってしまう人は、週に1度くらいの頻度でパッキン部分を外して漂白洗浄すればキレイで匂いも気にならなくなりますよ♪
Q.コーヒー用に水筒は準備した方が良い？
コーヒーを水筒に入れて持ち運ぼう！と思った時、とりあえず家にある水筒を使うと思いますが、コーヒー用に水筒を用意するべきなのでしょうか。
A.他の飲み物と兼用の水筒でも問題は無いが、コーヒー用の水筒は別に準備した方が良い。
絶対にコーヒー用の水筒が必要という訳ではありませんが、コーヒーは匂いや味が独特なので、他の飲み物と水筒を兼用した場合に洗浄が不十分だと匂いが気になりやすいもの。
コーヒーを持ち運ぶのに適した、高い保温性や洗浄しやすい形状の水筒を別途準備した方が、より美味しく手軽にコーヒーを楽しめます。
続いては、そんなコーヒー用に適したおすすめの水筒をいくつか紹介していきますよ♪
コーヒー用に適したおすすめ水筒
コーヒーを入れる水筒として、人気がある水筒を紹介します。
洗浄しやすい水筒や機能性、オシャレなデザインの水筒など様々な水筒を紹介するので、自分に合った水筒選びに役立てて下さいね♪
洗いやすさ抜群！アラジン社のスタンレー
最初に紹介するのは、アラジン社から販売されているSTANLEY（スタンレー）というボトルです。
参照：https://item.rakuten.co.jp/kaedesou/30837/
価格は税込3,850円（楽天市場ショップでの価格）で、直接口をつけて飲む直飲みタイプのボトルとなっています。
アウトドア用品も手がけるアラジン社の製品だけあって、高機能性で洗いやすい設計が魅力の水筒です。
- 保温性（57℃以上を6時間キープ）
- 保冷性（8℃以下を6時間キープ）
- 完全密閉で中身が確認できるクリアタイプの蓋
- スタイリッシュなデザイン
保冷・保温の両機能を備え、蓋の上部は中身が確認できるようになっています。
参照：https://item.rakuten.co.jp/kaedesou/30837/
蓋部分は簡単に取り外すことができて、洗浄時も広口でコップブラシなどが入れやすい設計となっています。
参照：https://item.rakuten.co.jp/kaedesou/30837/
参照：https://item.rakuten.co.jp/kaedesou/30837/
容量は0.47リットルと、コーヒーを持ち運ぶのに充分なサイズ感。
参照：https://item.rakuten.co.jp/kaedesou/30837/
価格は水筒としてはそれなりですが、コーヒー専用の水筒で使いやすくオシャレなものを探している方にはおすすめの水筒ですよ♪
コーヒー専用水筒！カフアのコーヒーボトル
コーヒー専用に特化して作られているのがカフアのコーヒーボトルです。
参照：https://item.rakuten.co.jp/parusu/si-bi-4571347174656-ooy1508/
販売価格は税込2,791円（楽天市場ショップでの価格）で、水筒でもコーヒーの香りや味が楽しめる工夫が凝らしてある商品として人気となっています。
参照：https://item.rakuten.co.jp/yakannya/kfk-174625/
コーヒー専用に開発しただけあって、カフアのコーヒーボトルには様々なコダワリが隠れています。
- コーヒーの香りが楽しめる広口設計の飲み口
- 持ち易いボトル
- 真空2層構造で保温・保冷どちらもOK
- 匂いや汚れが付きにくいテフロン加工で内側をコーティング
容量は420mlで、たっぷりコーヒーを持ち運びたい人も満足できるサイズとなっていますよ♪
魔法瓶の王道メーカー・サーモスの真空断熱ケータイマグ
熱を逃がさない魔法瓶や水筒を検索すれば、必ず見かけるメーカーの一つがTHERMOS（サーモス）です。
参照：https://item.rakuten.co.jp/zakkashop/20317/
サーモスの真空断熱ケータイマグは、税込3,520円（楽天市場ショップの価格）で、ワンタッチオープンの直飲みタイプで内容量は400mlとなっています。
保温性能は68℃以上を6時間キープ、保冷性能は9℃以下を6時間キープと、魔法瓶としての機能性も抜群です。
飲み口は、ワンタッチオープナー方式を採用しているため、片手で手軽に飲めるだけでなく、別の容器に注ぐときも注ぎ易い形状となっているのが特徴です。
参照：https://item.rakuten.co.jp/zakkashop/20317/
また、飲み口部分は細かいパーツに分解して洗浄が可能となっているので、洗いやすく清潔さを保ち易い点もおすすめのポイントです。
参照：https://item.rakuten.co.jp/zakkashop/20317/
まとめ
水筒にコーヒーを入れて持っていく時の注意点をまとめると
- 直飲みタイプの水筒ならミルクや砂糖は入れない方がよい
- ブラックで持ち運び、別の容器に移してからミルクや砂糖を入れるのがおすすめ
- コーヒーは冷めると味が変わることがある
- 保温性が高い水筒なら冷めにくい（酸化しにくい）
- こまめに洗浄する事が匂いや汚れに対する最善策
以上のようになっています。
コーヒー用に適した水筒も多く販売されていますので、味や匂いが移ることが心配な方はこの機会にコーヒー専用の水筒を購入してみてはいかがでしょうか。
当記事が少しでも皆様のコーヒーライフに役立てば幸いです。
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