豆乳を飲むタイミング いつ飲む?便秘やダイエット、バストアップに効果的な飲む時間

豆乳は健康維持に役立つ成分が豊富に含まれ、美容や健康維持に愛飲している人も多いですよね。

当ブログでも、豆乳に関する情報は何度かお伝えした事がありますが、今回のテーマは「豆乳を飲むタイミング」です。

豆乳はいつ飲むと良いのか、飲む時間帯で効果に影響があるのかなど、豆乳と飲むタイミングに特化した記事内容でお届けしていきますよ♪

豆乳を飲むタイミングと適正量:一般論

まずは、一般的に言われている豆乳を飲むタイミングと、一日あたりの摂取目安量から紹介します。

豆乳を1日に飲む量

豆乳は一般的に「一日に200ml~300ml」、つまりコップに1杯~多くても2杯を上限に飲むのが適正量です。

これは、豆乳に多く含まれる「イソフラボン」が関係しており、厚生労働省は摂取量に上限を設定しており、1日/70~75mgとなっています。

理由は長期に渡る過剰摂取が、特定の病気リスクを高める可能性があるため。

イソフラボンを最も多く含む無調整豆乳なら、200mlで約68mgのイソフラボンが摂取できるので、飲む量は一般的に言われるコップ1~2杯を守った方が良いと言えます。

豆乳を飲むタイミング

豆乳を飲むタイミングが効果・効能へ与える影響については、明確に研究をしたデータなどが少なく、一般的には朝や日中に飲むと良いなど具体性に欠ける情報しか無いようです。

今回は、この豆乳を飲むタイミングを深く掘り下げて科学的なデータに基づいたベストタイミングを紹介していきます。

豆乳を飲むべきタイミングを効能別に紹介

それでは早速、豆乳を飲む事で「期待する効能・効果」ごとに、効果が高まると考えられるタイミングを紹介していきます。

豆乳を飲むと成分はいつ吸収されるのか

各効能ごとのタイミングを紹介する前に、「効果を高めるタイミング」をどのような理由から決定するのか、科学的な根拠から解説します。

飲むべきベストタイミングを知るには、「豆乳が体内に入ってから吸収されるまで」の時間を知る事が肝要です。

ある講演会で、金沢大学の助教授が発表した研究結果を示したレポート(file:///C:/Users/mpxbs547/Downloads/ogawa-070317.pdf)の研究結果を基に、摂取したイソフラボンがどのように吸収されるのかをお伝えします。

画像は、研究レポートに記載されていた内容に合わせて作成した、イメージ図ですが、経口摂取した大豆イソフラボンは【6~12時間後】が最も血中濃度が高いという研究結果が出ています。

個人差によって、時間や血中から検出されたイソフラボン量に違いはあったそうですが、今回は「豆乳を飲んでから6時間後」が最も体内に多く吸収されていると仮定して解説を進めていきます。

豆乳を飲むべきタイミング:便秘改善

まずは、便通を改善したい場合に豆乳を飲むべきベストタイミングから考えていきましょう。


参照:https://www.gr8lodges.com/109688.html

豆乳で、便通を改善したい場合は「朝や午前中」に飲むのがベストタイミングです。

理由は、胃腸が活発に動くのは起床後~日中である事と、豆乳によって便通が解消されるのは「食物繊維」による効果だから、となります。

口から入った食べ物が、消化器官を通って排便までは約40時間かかると言われています。

胃で3~5時間、小腸に届くのはその後になります。

胃腸が活発な日中の間に食物繊維を小腸へ届けるには、時間を逆算して朝~午前中のうちに豆乳を飲むと良いでしょう。

豆乳を飲むべきタイミング:ダイエット効果

続いて、豆乳でダイエット効果を得たい時に飲むべきタイミングです。


参照:https://www.mylohas.net/2019/01/184275diet.html

1日にコップ1杯程度が適量とされる豆乳を、ダイエットに役立てるなら最も効果的なタイミングで飲みたいですよね。

結論から言うと、【朝食前(食事中)】or【昼食前(食事中】がベストタイミングです。

理由を詳しく解説していきますね。

豆乳を含む「大豆由来の食品」は、食後の血糖値が上がるのを緩やかにしてくれる効果があるのは有名です。

「太る」というメカニズムは

  1. 食事をして急激に血糖値が上昇する
  2. 血糖値を下げるためにインスリンが分泌される
  3. 血糖値を下げる過程で糖が脂肪に変換されて蓄えられる
  4. 結果、太る

簡単に言うと、このような流れになっています。

食後の血糖値上昇が穏やかになると、インスリンの分泌も抑えられ、ダイエットに繋がるという訳です。

この効果、実は【2食分】続く事が判っています。(セカンドミールと呼ばれています)

つまり、朝食時や朝食前に豆乳を飲めば「朝・昼」の食後血糖値が、昼食なら「昼・晩」の食後血糖値が抑えられるという事です。

朝食時or昼食時が、ダイエット効果に最適なタイミングと結論づけたのは、生活スタイルや食生活でおすすめのタイミングが異なるためです。

例えば、晩御飯はあまり食べない方なら朝食時がベストタイミングですし、逆に晩御飯をしっかり食べるならお昼時が良いでしょう。

晩御飯を3食で一番食べる方で、帰宅時間も遅い!という方なら「おやつ時」に飲むのが効果的です。

ダイエットに豆乳が効果的な理由をしっかりと理解すれば、飲むべき最適なタイミングも判ってきますね♪

豆乳を飲むべきタイミング:バストアップ

胸にコンプレックスを抱く女性の中には、藁にもすがる思いで苦手な味を我慢して、豆乳を飲んでいる人もいるのではないでしょうか。


参照:https://h-navi.jp/column/article/35026081

バストアップ効果をもたらす豆乳の成分こそが、「イソフラボン」です。

冒頭で紹介した、イソフラボンの血中濃度がピークを迎えるタイミング、覚えていますか?

そうです、豆乳を飲んでから6時間後が血中濃度のピークです。

バストアップを目指す女性が豆乳を飲むべきタイミング!それは【夕方17時~夜20時の間】となります。

かなり具体的な時間帯となっていますが、理由について解説します。

バストアップと密接な関係があるのは、「女性ホルモンの働き」と「成長ホルモンの働き」です。

イソフラボンは、まさに女性ホルモンの働きをサポートしてくれる栄養素ですが、もう一つの「成長ホルモン」が最も分泌される時間に注目しました。


参照:https://www.iichi.com/listing/item/1135973

寝る子は育つ、という言葉があるように「成長ホルモンは睡眠中に多く分泌」されます。

特に成長ホルモンが多く分泌される、睡眠のゴールデンタイムと言われるのが「23時~24時」と「深夜2時~3時」です。

つまり、このゴールデンタイムから逆算した豆乳を飲むべきタイミングが「17時~20時の間」となるのです。

ただし!この相乗効果を狙うなら、ゴールデンタイムに「寝ている」必要があります。

23時には就寝している、というのは難しいかもしれませんが、バストアップだけでなく、美容や健康にも「質の良い睡眠」は必要不可欠。

なるべく、2回目のゴールデンタイムは逃さないように就寝を心がけましょう。

豆乳を飲むバッドタイミングは就寝前

最後に、豆乳を飲むタイミングとして良くない時間帯をお伝えします。

豆乳を飲むなら就寝前を避けた方が賢明です。

理由は、豆乳に多く含まれる食物繊維が胃腸に負担をかけてしまうからです。

夜、寝ている間も私たちの臓器は働き続けて生命活動を維持してくれています。

しかし、内臓にとっても睡眠中は「休憩時間」のようなものです。

就寝前に、消化器官を刺激する食物繊維を摂るという事は、胃腸などに対して「深夜残業」を押し付ける事になります。


参照:https://diamond.jp/articles/-/73189

健康に良いからと言って、飲むタイミングを意識せずに豆乳を飲むと、思わぬ負担を胃腸にかけてしまうので注意しましょう。

豆乳を飲むタイミング いつ飲む?便秘やダイエット、バストアップに効果的な飲む時間:まとめ

豆乳は飲むタイミングによって、効果や効能を最大限に引き出す事が出来ます。

改めて、効果ごとに適した「豆乳を飲むタイミング」をまとめると

  • 便秘の解消=朝~午前中に
  • ダイエット=朝食前(食事中)か、昼食前(食事中)
  • バストアップ=17時~20時の間

このようになります。

イソフラボンは摂取後48時間程度は体内に残存するという研究データもあるので、毎日飲み続けるのが苦痛に感じる方は2日1杯ペースに下げると続けやすくなりますよ。

豆乳は飲み過ぎは良くありませんが、適切な量を継続的に飲み続ける事で、高い健康効果が得られると厚生労働省も認めています。

飲むタイミング・適切な量・継続する事、この3つを意識して、豆乳を上手に健康維持や美容に役立ててくださいね。

当記事が皆様の生活に少しでも役立てば幸いです♪

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