白湯を寝る前に飲むと効果があるのないのどっち?実体験の口コミまとめ!

低コストで誰でも簡単に始められるとして話題の、白湯ダイエットですが実際の効果がどうなのか不安や疑問を持つ方も多いですよね。

そこで、今回は話題の白湯ダイエットの効果について詳しく解説すると共に、実践している方の口コミなども併せて紹介していきます。

夜寝る前に白湯を飲むと効果があるのか、白湯ダイエットをする上で知っておいて欲しい注意点など、白湯ダイエットに興味がある方だけでなく、実践中の方にも改めて読んでほしい内容となっております。

白湯ダイエット(健康法)を簡単に解説

白湯(さゆ)ダイエットとは、その名の通り「白湯を飲むだけ」で体質を改善させるダイエット法です。

50℃前後の温かい白湯を飲む事で、体温を上昇させて脂肪燃焼を促進させたり、内臓機能が活発になり体質改善効果が期待できるという考え方が白湯ダイエットの基本理論となっています。


参照:http://www.ayurveda-taj.com/category/diary

白湯ダイエットのルーツは、インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」を基にしていると言われており、体内の毒素を排出するために白湯は効果的と考えられています。

白湯ダイエットで注意したい事

白湯ダイエットについては、様々なブログやサイトで紹介されていますが、実践する上で非常に重要な部分について触れていない記事も多くなっています。

すでに白湯ダイエットを実践中の方も、以下の注意点を改めて再確認して、自分が行っている白湯ダイエットは正しいのかをチェックしてみて下さい。

白湯を飲む目安量と飲み方のポイント

白湯を飲む量については、白湯ダイエットを紹介するサイトでも、しっかりと紹介されていますが、再確認しておきましょう。

白湯ダイエットで飲む白湯の量と飲み方のポイントは

  • 1日のトータルで800ml(多くても1ℓまで)
  • 一度に飲む量はコップ1杯(150~200ml)
  • 時間の間隔を空けて飲む(朝・昼・夕方・夜など)
  • 飲む白湯の温度は50℃を目安に(熱すぎても冷めすぎてもダメ)
  • 少量ずつ時間をかけてゆっくりと飲む(10分程度かけて)

このようになっています。

白湯を飲む、というシンプルなダイエット法ですが正しく行うためには守るべきルールも多くなっています。

白湯の作り方

既に実践済みの方に、強く伝えたいのが白湯の作り方についてです。

白湯について、多くの情報サイトにて「間違った情報」を紹介していますので、正しい白湯の作り方をこの機会に改めて知っておきましょう。

水を煮沸する時の注意点

まず、水を沸騰させる事から白湯作りは始まります。

白湯を作る際は、ヤカンや鍋を用いて蓋を外して火にかけることが重要です。(IHでも大丈夫です)


参照:https://mutenka-gurashi.com/tap-water-boil

蓋をしない事で、煮沸した水から余分な成分が気化しやすくなります。

電気ポットや電子レンジで簡単に白湯が作れます、と紹介している場合が多く見られますが、アーユルヴェーダでいう所の白湯とは、不純物を限りなく減らした純粋な水(お湯)なので、正しく作るためには煮沸が必要になります。

白湯を作る時の煮沸時間

白湯を作る時の煮沸時間については、本当にいい加減な情報を記載しているサイトが多すぎます。

下のグラフは大阪市水道局が水道水の煮沸テストをした時のデータです。


参照:https://www.city.osaka.lg.jp/suido/

グラフは、水道水を煮沸した時の時間と発がん性物質として知られる「トリハロメタン」の量が推移する事を示すデータです。

煮沸テストの結果によると、水道水は【煮沸後5分経過時】に最も高い数値を示している事が判ります。

逆に、煮沸を10分以上続けた場合はトリハロメタン含有量は著しく低下しています。

この事実を無視して、白湯を作る時は「5分程度煮沸して」と解説しているサイトは数多くあり、実際にそれを信じて実践している方もいると思います。

白湯作りに水道水を使用した場合、いくつかのサイトが推奨する5分程度煮沸したお湯は、最もトリハロメタンが多い状態です!

白湯を正しく作るためには、沸騰している状態を最低でも10分以上は維持する必要があります。

10分以上煮沸した熱湯を、50℃前後まで冷ますことで正しい白湯が完成します。

是非、この機会に煮沸時間を間違って覚えていた方は、10分以上の煮沸で白湯を作るようにして下さい。

白湯を飲む最も効果的な時間帯は

白湯ダイエットで白湯は4~5回に分けて飲むことになります。

その中で、最も効果的と言われる時間帯は「朝起きた時」と「夜寝る前」と言われています。

なぜ、効果的なのか理由などをそれぞれのタイミング毎に紹介します。

朝起きた時に白湯を飲むと効果的な理由

起き抜けに白湯を飲むと効果的と言われる理由を解説します。

睡眠中は、私たちの身体は内臓や脳も含めて休息状態となっています。

起床してから少しずつ覚醒していき、臓器や脳の働きは活性化するのですが、起きてすぐは「まだ身体が寝ぼけている状態」です。

そこで、白湯をゆっくりと時間をかけて体内に入れると、体温が上昇し血流がよくなり活性化しやすい状態へ導く事が出来ます。


参照:http://k-fun.net/

白湯で体温が上がり、代謝が良くなる事で便通の改善などにも効果があり、睡眠中に失われた水分を補給する事も出来るのです。

これらの理由から、朝起きた時の白湯は効果的と言えるのです。

夜寝る前の白湯が効果的な理由

就寝前に白湯を飲む事も効果的と言われていますが、その理由についても解説します。

まず、就寝前に白湯を飲む事はリラックス効果があり、入眠しやすい状態になるという利点があります。

白湯で眠りやすくなるメカニズムは、「体が温まるから」と誤解している人も多いですが、実はその逆。

寝る前に白湯を飲むと一時的に体温が上がり、熱を逃がそうという働きが起こり深部体温(体の内部温度)は下がる事になります。


参照:https://www.yomeishu.co.jp/health/mibyou_prevention/suimin_change/p4.html

この働きが起きると、人は眠気を感じます。

赤ちゃんが眠くなると、手足が熱くなりますが、あれも熱を体外へ放出しているために起こる現象です。

冷え性の人が不眠で悩む理由も、身体が冷えているから眠れないというよりは、血行が悪く上手に熱放出が出来ていないからなのです。

つまり、夜寝る前の白湯とは寝る直前ではなく、睡眠予定時間の30~1時間前に飲むと心地よい睡眠に繋がります。

他にも、寝る前に白湯を飲むとデトックス効果を高める作用もあります。

体温が上がり、基礎代謝が高まる事で睡眠中の脂肪燃焼効率の上昇や、内臓機能の向上による老廃物や毒素を体外へと排出する働きが高まります。

この効果は体内に毒素が多ければ多い程、顕著に表れるため、白湯を飲み始めると体調を一時的に崩す事があるのです(好転反応)。

夜寝る前に白湯を飲んではいけないと聞いたんだけど?

白湯に関する情報を見ていると、就寝前は白湯を飲まない方が良い、と結論付けている事もあります。

まず、「寝る直前」に白湯を飲む事は逆効果になる場合があります。

理由は、熱放出が起きる前に布団に入ってしまうと、熱が逃げずに入眠しづらくなったり、睡眠の質そのものが下がる可能性があるからです。

また、毒素が溜まった状態の方は寝る前に白湯を飲むと、明け方に「尿意」で目が覚めてしまうというデメリットも生じます。

しかし、これは好転反応の一つであり一時的な反応であるとも言えます。

寝る前に白湯を飲むのは良くない、という情報の根拠は体の冷えや睡眠を妨げるから、と紹介される事もありますが、飲むタイミングやメカニズムを知れば寝る前でも安心して白湯を飲むことが出来るのです。

白湯ダイエット実践中!みんなの声

最後に、白湯ダイエットを実際にやっているみんなの声を紹介します。

白湯は体温を上げて、基礎代謝と血行を良くして体質そのものを改善する方法です。

情報系ツイートでも、しっかりと基本を押さえて紹介してくれていますね。

5年間、白湯ダイエットを継続している事がすごいです。

継続して飲み続ける事で「基礎体温」そのものが高くなり、結果的に基礎代謝も上がり太りにくい体質に変わっていきます。

体温が上がると、免疫力も向上する事は科学的にも証明されていますし、これから始めようという方も継続する事が肝要ですよ♪

朝と晩だけ白湯を飲む、というスタイルで実践する方も多いですね。

効果が高いタイミングだけを狙って白湯を飲むのも、継続しやすく好転反応も緩やかになるのでおすすめです。

ただし、効果を実感するまでの期間も長くなる可能性があるので、長い目で続けることが大切ですね!

https://twitter.com/lucky58mo/status/1152957189243297792?s=20

暑い夏は、意外にも身体が冷えやすい季節なんですよね。

夏こそ冷え対策として、白湯を飲む!という方も居るようです。

元の体温がどれくらいだったのかが判らないので、どれくらい基礎体温の上昇に繋がったのかは不明ですが、白湯で体温が上がる事を実感している人はとても多いです。

前述した通り、基礎体温が上がる=免疫力が高まる事は実証されているので、白湯を飲み続ける事は健康維持にも効果がある、という証明にもなりますね。

白湯を寝る前に飲むと:まとめ

白湯ダイエットに関する正しい情報をまとめてお伝えしました。

再度まとめると

  • 朝起きた時と寝る前に白湯を飲むのは効果的
  • 寝る前とは就寝前30分~1時間前を指す
  • 白湯は10分以上の煮沸を!(水道水の場合)
  • 一時的な体調不良は好転反応なので様子見を
  • 継続する事が肝要

このようになっています。

特に、白湯ダイエットの肝である「白湯の正しい作り方」に関しては、水道水から作る場合、間違った情報や説明不足な情報が非常に多く出回っていますので、すでに実践している方も参考にして頂ければと思います。

白湯ダイエットを始めたい方や、すでに始めている方に当記事が少しでもお役に立てば幸いです♪

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