コーヒーカップの持ち方は?カップの置き方や取っ手の向きなど飲み方のマナーを解説!

普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、持ち方や飲み方の正しい作法を実践している人は少ないものです。

そこで、今回はコーヒーカップの持ち方から飲み方まで、コーヒーを飲む所作に関するマナーをお伝えします。

取引先や公的な場でコーヒーを出された時に、マナーを知らずに恥をかかないためにも、この機会に是非覚えておくと便利ですよ。

コーヒーカップの正しい持ち方

コーヒーカップを持つ時、普段から正しい持ち方を意識する人は少ないと思います。


参照:https://matome.naver.jp/odai/2138083221085052301/2138083263785086803

よほど個性的な持ち方で無ければ、不作法と思われる事は少ないと思いますが、コーヒーカップには正しい持ち方が存在します。

間違ったコーヒーカップの持ち方

まず、最もポピュラーな持ち方は下図のように「取っ手に指を入れて」持つ方法です。


参照:https://ameblo.jp/factoryna/entry-11949397331.html

人差し指1本か、中指を含む2本の指を取っ手にかけて持ちますよね。

実は、この持ち方はコーヒーカップのマナーとしてはNGな持ち方です。

また、女の子でやってしまいがちな飲み方がこちら


参照:http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2018/007671.php

カップを持っていない手をこぼれないように添える持ち方。

実は、この持ち方もマナー違反になります。

一見、可愛らしい飲み方でこぼさないように丁寧に飲んでいる様に見えるのですが、手を添えるという事は「持てるほどぬるい」という意味になるため、コーヒーを入れた相手に失礼な持ち方になってしまいます。

コーヒーカップの正しい持ち方

それでは、マナーに添った正しい持ち方を紹介します。

正しい持ち方とは、「取っ手部分を摘まむ様にして」持ちます。

取っ手に指を入れずに、親指と人差し指~中指(または薬指まで)で持つのが正しい持ち方となっています。


参照:http://www.ne.jp/asahi/yasuhiko/hayashi/tsudanuma/tougei-tiebukuro/127cup-totte.html

嵐の桜井翔さんも、バラエティ番組内でコーヒーを飲む際、正しい所作でコーヒーカップを持っていましたが、マナーに添った持ち方をすると美しい持ち方に見えますね。


参照:https://twitter.com/ssym125/status/601699925445910528

洋画などを見ても、マナーを順守したカップの持ち方をしているシーンは多く見られますので、気になる方は洋画を見る時にカップの持ち方を意識して見ると面白いかもしれませんよ。


参照:https://www.pinterest.jp/pin/830984568715992948/

画像は名優アラン・ドロンがコーヒーを飲んでいるシーン。

スマートにコーヒーを飲みたい方は、名優の飲み方や持ち方を参考にするのもおすすめです♪

コーヒーカップの取っ手はどの向きが正解か

コーヒーカップの取っ手は利き手側に来るようにするのが基本です。

しかし、困ったことに日本の場合、提供側の置き方に統一性が無いという問題があります。

つまり、こんな風に取っ手もスプーンも右側で出される場合と


参照:https://sc.epark.jp/magazine/?p=1689

取っ手が逆側、左側に向いた状態で出される場合があり、統一した提供ルールが無いのです。


参照:https://www.kohikan.jp/menu/coffee/

そこで、どちらのパターンで提供された場合でもスマートに対処できるマナーを紹介します。

取っ手が右側で提供された時は

まずは、取っ手が右側で提供された時の所作について解説します。


参照:https://sc.epark.jp/magazine/?p=1689

この場合、カップはそのまま右手で持つ事になるので気を付けるべきポイントは「スプーンの使い方」だけです。

ミルクや砂糖を入れて、かき混ぜるときはスプーンを右手で使い、左手は添えずにかき混ぜましょう。


参照:https://instant-coffee.org/nyumon/page05_1.php

カップを持つのも、スプーンを使うのも右手で、というスタイルが右側に取っ手がある時はスマートな所作です。

取っ手が左側で提供された時は

続いて、コーヒーカップの取っ手が左側で提供された場合です。


参照:https://www.kohikan.jp/menu/coffee/

この場合、お店側の配慮は「混ぜるときはお手を添えてどうぞ」という意図がくみ取れますので、スプーンでかき混ぜる時に左手を添えても問題はありません。


参照:https://www.ishiimitsugu.com/2003/05/blog-post.html

かき混ぜた後、飲む際は取っ手部分を持ちソーサーの上で半回転させて右側へと動かしてから飲みましょう。

これらの所作は、右利きを前提とした説明となりますので、左利きの場合は全てを逆に行うとスマートにコーヒーを飲むことが出来ますよ。

コーヒースプーンを置く場所は

使い終わった(もしくは未使用の)スプーンを置く場所は、「世界共通」で決まっています。

使い終えたスプーンを置く場所はコーヒーの裏側。


参照:https://news.mynavi.jp/article/20150629-a159/

これはブラック派でスプーンを使わない人でも同じなので、スプーンはコーヒーカップの後ろに置く、というマナーは覚えておいて損はありません。

高級レストランなどでコーヒーを飲む時の正しい飲み方を紹介した動画がありますので、こちらも参考にしてみてください。

 

コーヒーカップの持ち方は?:まとめ

普段のリラックスタイムなど、日常的に正しい所作を意識するのは堅苦しいと感じてしまうものです。

自宅に居る時や、マナーにこだわらなくても良いシーンでは、飲みやすいと感じる持ち方でも全く問題ありません。

しかし、相手に失礼があっては困る時など、正しい所作が求められた時にスマートな所作でコーヒーが飲めるように、今回お伝えした飲み方を一度練習しておいてはいかがでしょうか。

いざという時に、美しい所作でコーヒーを飲めると相手に好印象を与える事も出来ますし、恥をかかなくても済みますよ。

当記事が、少しでも皆様の生活に役立てば幸いです♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください