パックとは言っても美容液を含んでいるパックもあるし、毛穴の汚れを取るパックもあるし・・・
パックの後ってどうケアをすればいいの?って思うことってありますよね。
そこで今回はパックの種類ごとにケアの仕方をまとめてみました。
目次
パックの後に対処が必要な種類って何?
まずフェイスパックですが、いろいろなメーカーやブランドから、数え切れないほどの商品が販売されています。
ここでは代表的な
- 洗い流すタイプ
- 塗って乾かした後剥がすタイプ
- シートマスクタイプ
の3種類についてご紹介します。
洗い流すもの
洗い流すタイプにも3種類あるので、それぞれの種類をまず説明しますね!
1. 泡タイプ
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=qHp3dV_PX2Y
泡タイプのマスクは主に洗顔を兼ねているものが多いです。
ポンプをプッシュし、出てきた細かいクリームのような泡を顔に塗り、しばらくした後洗い流します。
軽やかなつけ心地や、洗顔効果で毛穴の洗浄まで行われる点がメリットですが、その軽さゆえに水に流れやすい性質を持っているため、お風呂での使用にはあまり向いていません。
朝少し時間があるときなどに、洗顔ついでに行うのがおすすめです。
こちらは洗顔効果もあるものですので、前後で洗顔を別にする必要はありません。
肌の洗浄が主な効果ですので、パックで毛穴の奥まで綺麗にしたあとには化粧水、乳液、保湿クリームでの保湿、美容液で角質層まで美容成分を届かせるなどのケアをする必要があります。
2. 炭酸タイプ
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=FZNkYOacRoM
炭酸ガスが肌の血行を促進することで、新陳代謝・ターンオーバーを促し、老廃物を流すのと同時に、美容成分を肌に浸透させます。
テクスチャは泡タイプに近いですが、こちらは事前に洗顔をしてお肌を綺麗な状態にしてからパックします。
パック後は同じようにしばらく放置した後、十分な水で洗い流します。
肌のターンオーバーを促す炭酸パックは、シワやシミの改善効果もあると言われています。
まずは洗顔でお肌をしっかり綺麗にした後パックを行いましょう。
流した後には、化粧水や乳液、保湿クリームでの乾燥対策をしっかりと。
余分な肌の皮脂なども落としているので、ケアをしないと乾燥が進み、逆にシワやカサカサ肌の原因になってしまうこともあります。
3. 泥タイプ
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=WYpvbjP_8iY
塗るタイプのパックというと、この泥パックをイメージする人が多いのではないでしょうか。
吸着力が高いため、毛穴の奥の汚れや皮脂をしっかり取り除きます。
洗顔でまずはお肌を綺麗にしたあとパックを塗り、しばらく放置したあとに洗い流します。
泡や炭酸タイプと比較すると、泥タイプは固まるので、肌をキュッと締めてくれるような感覚があるでしょう。
洗い流す際には無理にこすらず、少しずつ緩めるように落としていくようにします。
お風呂で使うと汚れの心配がなく楽ですよ。
洗浄力が高い分、必要な皮脂なども落としてしまうリスクがあるので、乾燥肌の方は特に注意が必要です。
泥タイプパックの順序は、炭酸やクリームと同じです。
まずは洗顔で肌を綺麗にしたあと、パックを塗ります。
しばらく放置した後に洗い流しますが、泥タイプは吸着力がとても高いので、乾燥肌の方などは時間を短めにするのがおすすめです。
必要以上に皮脂が落ちてしまうと、肌の水分と脂のバランスが崩れ乾燥がひどくなる可能性があります。
ですので、泥パックのあとは、化粧水、乳液、クリームをしっかり使い、肌のバリア機能を高めるようにケアするのが重要です。
4. クリームタイプ
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YBj6dUSJijI
最後にご紹介するのはクリームタイプのパックです。
泥タイプと似ていますが、保湿効果がある点が大きな違い。
保湿効果で肌の角質層を柔らかくするため、古い角質が取れてくすみなどのケアにぴったりです。
使い方は前述のパック同様、しっかり洗顔した後に全体に塗り、放置したのちに洗い流します。
泥タイプ同様重めのテクスチャなので、お風呂で使うと服を汚す心配などもなく、洗い流しも楽ですよ。
クリームタイプのパックを使う場合は、事前に洗顔でお肌を綺麗にしておきましょう。
クリームパックの効果は保湿ですので、洗顔後のパックをした後は、特にケアはしなくてもOKです。
パックの上からラップをして密着度を高めたりすると効果を高めることができます。
また、半身浴中に行うことで、湯気が美顔器のスチームのような役割を果たしてくれるので、より効果アップが期待できます。
乾いてパリッとなるので、剥がすもの
引用元:https://cucuru.media/archives/358113
塗った後にテクスチャが乾き固まり、洗い流すのではなく剥がすタイプのパックもあります。
使い方は、洗顔などでお肌を綺麗にしたあと、クリームや泥のようなテクスチャのパックを顔に満遍なく塗ります。
10分ほど放置しておくと、薄い膜のように乾きますので、それをそっと剥がして完了です。
吸着力が洗い流すタイプに比べ高く、密着して乾くため、毛穴汚れや角栓、古い角質に加え、顔の産毛ケアにも使えます。
産毛がなくなると顔色もワントーン上がるため、明るく綺麗に見える点が魅力。
また、垂れてくることもないので、パックをしながら他の作業ができる点もポイントです。
注意点しては、あまり無理に剥がそうとすると肌を傷めたり、乾燥肌の場合は乾燥を強く感じたりすることがあるので、保湿ケアが大事になってきます。
お肌が新しく生まれ変わってくるために、乾燥にも弱くなってしまいます。
保湿をしないと逆効果になることも…。
洗顔で肌を洗浄し→パック→化粧水・乳液・クリームなどでしっかり保湿 という順番を守り、乾燥や荒れから肌を守りましょう。
また、吸着感が心地よく、汚れをしっかり落とせるので何度も使いたくなりますが、肌に負担がかかるので、週1〜2程度の使用にとどめるようにしましょう。
もともとマスクになっているもの
引用元:https://www.photo-ac.com/
シートタイプは一度使ったことがあるという人も多いタイプのマスクだと思います。
顔の形の薄いコットンが美容液に浸してあるものや、小さなコインのように圧縮されているものに、自分の化粧水を浸してシートマスクとして使うタイプなどがあります。
使い方は、お風呂や洗面で顔を洗った後、化粧水をつけてパックをしたり、そのままマスクをしたりします。
しばらく放置したあとマスクを外し、必要なケアをして完了です。
シートマスクには、以下のような効果のものが販売されています。
- ハリを保つ
- 保湿、乾燥対策
- 美白、日焼けのケア
- アンチエイジング
商品によって、パック前後のケアのやり方なども異なるため、商品の説明通りの使い方をすることが重要です。
悩みによって使い分けてみてくださいね。
シートタイプのマスクは効果も様々ですので、その後のケアも変わってきます。
代表的な2パターンを紹介します。
- ハリやアンチエイジングなどの効果のもの
これらの効果のシートマスクは、化粧水のような役割をするものが多いです。
洗顔後にパックをし、その後乳液などでの保湿ケアをしっかりと行うのが良いでしょう。
美容成分を肌に浸透させるため、クリームでしっかりカバーしてあげることが大切です。
- 保湿効果のもの
乳液のような効果を持つシートマスクもあります。
このようなタイプのマスクは、洗顔、化粧水のあと、パックを行います。
パック後はケア不要なものもありますが、さらに効果を高めるためにクリームを塗ったりして、バリア機能を高めるのもおすすめです。
パックのあとには何をすべき?まとめ
パックの種類や使い方、前後のケアについてご紹介しました。
パックのテクスチャや効果によって、洗顔の有無やその後のケアが変わってきますが、乾燥を引き起こしたりと逆効果にならないために、パックの説明を見て、正しい方法で使用することが重要です。
肌を守るためには「保湿」が肝要です。毛穴がふっくらとして、もちもちすべすべのお肌を目指しましょう!
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