アイスやドリンクなどで「ピスタチオ入り」の商品を見かける事があります。
ピスタチオを食べたことが無く、食べ物や飲み物で冒険しないタイプの方からすれば、「未知の味」の商品は手に取りにくいものです。
今回はピスタチオとはどんな味なのか、特徴や似ている食べ物などでお伝えしてきます。
目次
ピスタチオの味とは:一般的な表現
それでは早速、ピスタチオの味について一般的な表現から見ていきましょう。
一般的なピスタチオの味は
- ピーナッツにコクを足したような濃厚な味
- ピーナッツより酸味が強め
- 風味が強いピーナッツ
このように、「ピーナッツのような味だけどコクや香りが強い味」と表現される事が多くなっています。
一般的に言われる表現、ピンと来ましたでしょうか?
ピーナッツを食べたことがある人なら、なんとなく想像がつくような気がしますが、そもそもナッツ類を食べたことが無い人からするとその味はやはり謎ですよね。
ピスタチオの味とは:筆者の個人的な感想
一般的なピスタチオに関する味の表現がピンと来なかったので、筆者もピスタチオを購入して食べてみる事にしました。
筆者はナッツ類が好きなので、ピスタチオはもちろん何度も食べてきましたが、よく考えてみると「味わって食べた」のは今回が初めてだったかもしれません。
ちなみに筆者が購入したのは100均のナッツコーナーで見つけた「ノンフライロースト製法」と袋に書かれたピスタチオです。
あくまでも、筆者の個人的な感想で参考になるかは判りませんが、一般論とは違う味の印象を受けたので紹介しますね。
最初は香ばしさが強く食感が悪い
殻を割って、ローストされた薄皮と一緒に口に入れてひと噛みすると、最初に感じるの鼻を抜ける香ばしさです。
ピーナッツの薄皮(茶色いやつ)は苦味を感じる事がありますが、ピスタチオの場合は苦味はあまり感じません。
ただ、食感はパサパサの栗に似た感じ。
噛んでいる内に唾液と混ざりクリーミーに
口に入れて噛んでいると、ピスタチオはすぐに唾液と混ざり合って、とてもクリーミーで濃厚な味わいに変わります。
確かに、「味」でいうとピーナッツに似ている気がします。
ただ、個人的な感想でいうと「アボカド」とか「バター」に似た食感で、一粒でも良く噛んで味わうと満足感が得られますね。
ピーナッツよりは噛んでいると甘く、食感は「ねっとり」した感じになっていきます。
試しに薄皮をとってみた
ピーナッツは、薄皮付きと薄皮無しが売っていますが、ピスタチオの場合ってほとんどが殻つきのローストですよね。
キレイに緑色の中身が取れる事もありますが、大抵は茶色い薄皮が少しくっついてきます。
試しに、薄皮部分をキレイにとって緑色の部分だけを食べてみました。
「ん・・あれ・・なんか物足りない」
薄皮が無いと、香ばしさが減って味わいも何か弱く感じます。(個人的感想)
薄皮無しだと、「節分に食べる豆」に甘じょっぱさを足したような味。
ピスタチオの味を個人的にまとめると
あくまでも、筆者の独断と偏見によるピスタチオの味をまとめると
- 味のベースは確かにピーナッツや大豆に似ている
- 食感はアボカドやバターのようにかなり濃厚
- 薄皮付きの方が香ばしく複雑な味わいになる
「味」に限定してしまうと、一般論が濃いピーナッツと表現しているのが判る気がしました。
ただ、ピスタチオは・・ピスタチオの味ですよ(汗
味がどうしても気になる!という方は、100均でも買えるので一度自分の舌で味わってみると良いのではないでしょうか?
さて、ピスタチオの味については終わりですがピスタチオを食べたことが無い理由に「アレルギー」が心配という方もいるのではないでしょうか?
最後に、ピスタチオとアレルギーの関係性についても紹介しておきましょう。
ピスタチオとアレルギーについて
重篤なアレルギーを起こす原因としてピーナッツが有名です。
同じナッツで、しかもピーナッツに味が似ているとなれば、ピスタチオのアレルギー反応が気になる方も居るのではないでしょうか?
参照:https://www.patissient.com/wiki/
そこで、ピスタチオとアレルギーの関係性について簡単にお伝えしておきましょう。
重篤なアレルギーを起こすピーナッツとの関係
アナフィラキシーショック症状など、重篤なアレルギー反応を引き起こす可能性で知られるピーナッツ。
アレルギー物質の紹介などでも「ナッツ」などと、まとめて呼ぶ事から大きな誤解を生じていますが、ピーナッツアレルギーとピスタチオアレルギーは【別物】です。
植物学上、ピーナッツは豆類(マメ科)に分類されピスタチオは木の実でウルシ科の植物です。
そのため、ピーナッツアレルギーだからピスタチオを食べるとアレルギー反応を起こすとは限らないのです。
しかしピーナッツアレルギー患者の1/3は、ナッツ類にもアレルギー反応を示すという報告があり、安全に食べる為にはアレルギー試験によって反応の有無を調べる必要があります。
カシューナッツとピスタチオ
ピスタチオと同じウルシ科のナッツに分類されるのがカシューナッツです。
アレルギー反応を起こす品目としてウルシ科ではカシューナッツの方が有名です。
参照:https://lohaco.jp/product/4613860/
ウルシ科のカシューナッツとピスタチオは、他のアレルギー疾患を併発せずに単独でアレルギーが起きる場合が多い特徴を持っています。
そのため、他のナッツ類は平気なのにカシューナッツやピスタチオにだけアレルギー反応を示す事もあるので注意が必要です。
ピーナッツのように、重篤な症状が出るのは稀で(カシューナッツではショック症状の症例はある)湿疹などの症状が出る事が多いようです。
参照:http://d-co-66.blog.jp/archives/15017899.html
ピスタチオはどんな味?:まとめ
ピスタチオは、ナッツ類の中でも特に高い栄養価と、女性に嬉しい成分を多く含む事から「ナッツの女王」と呼ばれています。
味に不安を抱いて食わず嫌いで食べていない方は、美容や健康のためにも食べてみる事をおすすめします。
ただし、食べ過ぎれば太ったり肌荒れの原因にもなりますので、美味しいと感じても食べ過ぎないように注意が必要です。
味覚は個人差が大きく、今回お伝えしたピスタチオの味に納得する方もいれば、全然違う!と感じる人もいるかもしれません。
もし、アレルギーなど「食べられない理由」が無いのであれば、是非ご自身の味覚でピスタチオを味わっていただければと思います。
当記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです♪
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