ミンティアは体に悪いのか、糖質や成分は?食べ過ぎも健康によくない?

口臭の悩みや眠気をスッキリさせてくれるミンティアですが・・・人口甘味料が成分表を見るとしっかりと入っています。

ミンティア中毒という言葉もあるくらいですが、本当に身体に悪いのでしょうか?

そこで、今回は成分を基に身体への影響をまとめてみました!

ミンティアの体に悪い成分は何?

ミンティア、一体どんなものから作られているのでしょうか?

まずは、成分を見てみましょう。

「ミンティア ワイルド&クール」の場合、原材料は、甘味料(ソルビトール、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、香料、微粒酸化ケイ素、ショ糖エステル、クチナシ色素、(一部にゼラチンを含む)となっています。

引用元:https://www.asahi-fh.com/

この中から、体に何らかの悪影響がある成分を取り上げていきます。

ソルビトール

引用元:http://ja.fengchengroup.net/

ソルビトールは、世界で最も使用されている糖アルコールで、海藻類や果実などにも含まれる天然の成分です。

砂糖と比べると、カロリーが75%と低いのですが、甘味も砂糖の60%とひかえめです。

水に溶解する時に吸熱反応を起こす特性があるので、口に入れるとひんやりとし清涼感が得られます。

医薬品としての取扱もあり、下剤・浣腸剤として用いられています。

アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物

引用元:https://matome.naver.jp/odai/2136780173669119701

アスパルテームは、味の素株式会社が製法の特許を持っている、アミノ酸由来の人工甘味料です。

ショ糖と比べると、その甘味は約200倍と言われています。

ただ、カロリーはゼロです。

これは、体内で吸収されないためで、血糖値にも関係がないので、糖を制限している人でも大丈夫なんです。

でも一つ、気をつけないといけない点があります。

それは、アスパルテームの横に必ず記載されている「L-フェニルアラニン化合物」というものです。

わざわざこの成分が記載されているのには、理由があります。

実は、「フェニルケトン尿症」という病気の方が口にしてしまうと危険だからなんです。

フェニルケトン尿症の場合、アステルパームに配合されているフェニルアラニンという成分を体内で処理できないのです。

量によっては、健康を害してしまうため、記載がされていますが、一般的には安全性の高い人工甘味料だと言われています。

危険性を訴える方もいますが、完全な立証には至っていません。

摂取量の目安も、体重50キロの人の場合は2000mgまでOKとのことですから、ミンティア程度では問題はないとされていますが・・・

虫の多いアメリカのフロリダ州では、アスパルテームを溶かした水をアリやゴキブリに飲ませると殺虫剤の効果があることから、使用していることもあるそうです。

引用元:http://sharetube.jp/article/3534/

そう考えると人体への影響がないとは言われていますが、0とは言えないことは事実であり、頭に入れておく必要は間違いなくありますね。

ミンティアの糖質って太るの?

ミンティアの1箱のカロリーは、50粒(7グラム)で22kcalとお菓子としては低いです。

0カロリーではないので、体重の増減に影響が無いとは言えませんが…

でも、一般的なミンティアの摂取量から考えると、肥満になるほどの影響は無いと言っていいでしょう。極端に太りやすい食品ではありません。

ミンティアを一気に食べ過ぎると影響はあるのか

ついつい食べてしまうミンティアですが、販売しているアサヒグループ食品では、1日の摂取量は2箱程度が良いといっています。

では、ミンティアを一気に食べすぎた場合、体には何か影響があるのでしょうか?

下痢や腹痛

一番影響として出やすいのが、下痢や腹痛です。

下痢までいかなくても、便が通常よりもゆるくなることがあります。

これは、先程も紹介した成分「ソルビトール」による作用です。

ソルビトールは、医薬品としても使用される成分であり、その効能は下剤です。

そのため、ミンティアを何箱も一度に食べると、お腹がゆるくなってしまうのです。

口臭

食事後の口臭ケアや、日頃の口臭対策でミンティアを食べている方も多いので、びっくりするかもしれませんが、食べ過ぎると口臭がきつくなる可能性があります。

それは、ミンティアに含まれる「ソルビトール」という成分が、胃で吸収されない成分のため、摂取しすぎると胃が荒れてしまい、口臭の原因になるというものです。

ミンティアを食べすぎて胃のむかつきを感じたら、控えるようにしましょう。

味覚障害

ミンティアに含まれるアスパルテームという人工甘味料は、砂糖に比べ200倍も甘い甘味料です。

そのため、摂取しすぎたり、常時口の中にミンティアがある場合などは、甘さの感覚がマヒしてしまい、甘みを感じにくくなったり、味覚がわかりにくくなるなどの味覚障害を引き起こします。

これは、ミンティアに限ったことではなく、辛いものを食べていると辛味に鈍感になるといった場合と同じです。

ダラダラ食べるのではなく、リフレッシュしたい時にのみ食べる程度にすると良いでしょう。

ミンティアを食べ過ぎると中毒になる可能性も…

引用元:https://news.ameba.jp/entry/20180820-1083

「ミンティア中毒」という言葉がありますが、これはミンティアが好きすぎて中毒のようにずっと食べてしまうという人のことで、実際に中毒性はありません。

ただ、ミンティアを手放せない・ガリガリ噛んで食べてしまうという人には、「氷食症」の疑いがあります。

これは、氷やキシリトール成分のあるものを、噛み砕くようにして食べ続けたい衝動にかられるという病気です。

この原因は、意外にも貧血なんです。

貧血というと、クラっときたり、女性が多いのではといった印象があると思いますが、気づかないだけで数値的には貧血という、隠れ貧血の場合があるそうです。

血液検査をしてもらえば、すぐに分かりますし、貧血だった場合は食生活を見直したり、鉄剤を飲むことで症状が落ち着いてきますので、心配でしたら病院で相談してみましょう。

ミンティアは体に悪い?まとめ

総論からいうと、摂取量を守っていれば、体に悪影響を及ぼすほどのものではありません。

とくに、1日に数粒から1箱程度でしたら、気にする必要はないと思います。

なんでも、食べ過ぎは良くないということですね。

ただ、成分を見て分かったように、人工的に作られたもので出来ています。

食の安全は、やはり天然の食材から栄養を取ることですから、バランスの良い食事は欠かせません。

忙しくて、空腹をミンティアで紛らわすなんて場合もあるかもしれませんが、食事はしっかり摂った上での嗜好品であると考えたほうが良さそうです。

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