きなこ牛乳は太るの?夜はNG、ダイエット効果があるけどデメリットに注意

きなこ牛乳は美容やダイエットに効果があると言われているので、健康に関心のある方は見逃せないですよね。

特にダイエットにも効果があると言われれば一度は試してみたいところですが、牛乳は脂肪分も高そうだし、なんだか太りそうというイメージもあります。

今回はきなこ牛乳を飲むとどんな効果があるのか、また本当にダイエットに効くのかなどを詳しくご紹介します。

きなこ牛乳のうれしい効果を詳しく解説!

きなこ牛乳を飲むメリットは、以下の3つです。

きなこ牛乳の効果1 ダイエット

牛乳にはタンパク質やカルシウムが豊富に含まれているので、身体の土台を作るための重要な栄養素をしっかりとりながら、体脂肪を落とすことができます。

また、きなこに含まれている大豆サポニンには、脂肪の吸収を抑えたり分解を促進したりする効果があると言われています。

実際にどうしてダイエットに効くのかなどは、次のダイエットの項目で詳しくご紹介しますね。

きなこ牛乳の効果2 便秘解消

便秘の解消には腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を良くすることが大切です。

牛乳に含まれる乳糖は腸内で善玉菌のえさとなるので、どんどん善玉菌を増やすことができます。

善玉菌が増えると腸内のぜんどう運動が活発になり、お通じを良くする効果があります。

また、きなこに含まれる大豆オリゴ糖には、少量でも腸内環境を改善し、便秘解消効果があることが研究者によって報告されています。

きなこ牛乳の効果3美肌

きなこに含まれるビタミンB1は肌荒れに、ビタミンEは血行を良くし健康的な肌を保つ効果があります。

また、高い抗酸化力を持つ大豆サポニンは、身体の中で発生する活性酸素を抑制し、肌の老化を緩やかにしてくれます。

さらに、牛乳に含まれるビタミンAやビタミンB2は肌の正常な新陳代謝に欠かせないビタミンであり、便秘解消効果も合わせてお通じが良くなる。

 きなこ牛乳はなぜダイエットに効果的なの?

ダイエットを成功させるためには、筋肉量は減少させずに体脂肪を落とすことが理想的だとされています。

そのためダイエット中であっても タンパク質は適度にとることが大切です。

タンパク質は、糖質、脂質に加えて三大栄養素といわれているくらい私たちの身体を作るためにとても大切な栄養素のひとつです。

きなこ牛乳には、筋肉の材料となるタンパク質が豊富に含まれています。

例えば、牛乳100mlには3.3 g、きなこ10 g には3.7gのタンパク質が含まれています。

 

タンパク質が不足すると、身体は筋肉の中のタンパク質を分解してエネルギーとして消費します。

そのため筋肉が痩せてしまい、筋肉量が減少してしまうのです。

筋肉量が減るということは、身体の代謝も悪くなってしまうので、ダイエット中であっても タンパク質は適度にとることが大切です。

タンパク質を豊富に含むきなこ牛乳は、筋肉を作るのに必要なタンパク質を取りながら体重を落とせるので、ダイエットには最適だと言えるでしょう。

また、大豆に含まれるサポニンには肥満の予防や動脈硬化の防止効果が期待されています。

サポニンには、血液中のコレステロールや中性脂肪、血液中の余分な脂質を洗い流す効果があるので、その結果として肥満を予防できるとされています。

きなこ牛乳を飲むと太るの?

コップ1杯のきなこ牛乳(牛乳200mlに10gのきなこで計算)のカロリーは約180キロカロリーあるので、お茶碗に軽く一杯(100g)のごはん(168キロカロリー)よりは少し高いように思われるかもしれません。

ですが、きなこ牛乳をごはんの前に飲むことによって、食事の量を減らすことができます。

身体は食事を始めてしばらくすると、脳は満腹感を感じます。そのため、食事の前に飲めば、結果として食事の量を減らすことができるのです。

また、きなこ牛乳には脂質も含まれています。

大体10gのきなこには2.5g、100mlの牛乳には3.8gの脂肪分が含まれています。

どうしても牛乳の脂肪分が気になる場合には、生乳から脂肪分を 取り除いた 低脂肪の牛乳を選ぶといいでしょう。

メーカーによって異なりますが、普通の牛乳の乳脂肪が約3%だとすると、低脂肪の牛乳は0.5%~1.5%で販売されています。

確かにきなこや牛乳はとりすぎるとエネルギーを摂取しすぎてしまう可能性はありますが、飲みすぎに注意したり食事の量を減らすなどすれば、ダイエットには非常に効果的です。

きなこ牛乳を飲むと胸が大きくなるって本当?

きなこ牛乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをすることがわかっています。

エストロゲンは乳腺の発達に重要な働きをしてくれるホルモンです。

きなこ10gには約15㎎の大豆イソフラボンが含まれているので、女性らしいふっくらとした身体を作るのには欠かせません。そのため胸を大きくする効果も期待できます。

寝る前に飲むのはNG?効果が出やすい時間帯は?

きなこ牛乳はぜひ食事の前に飲むのがおすすめです。

きなこ牛乳を食事の前に飲むことによって、脳が満腹感を感じ、食事の量を減らすことができます。

夜に飲むと太るのを気にする方もいらっしゃるかもしれませんが、これは状況によるのではないでしょうか。

私たちの身体は、食事をとると胃腸が消化を始め、消化が落ち着くまでには最低3時間程度かかると言われています。

もちろんきなこ牛乳も例外ではありません。

炭水化物や脂質、タンパク質などは、エネルギー源になりますが、夜はほとんど活動しないので、消費されなかったエネルギーは身体に蓄積されてしまうのです。

ですが、夕食を取り損ねてとてもお腹が空いている場合はどうでしょうか、

何も食べずに空腹の時間が長くなると、次に食事をとった時に血糖値が上がりやすくなります

血糖値が上がると、それを抑えようとしてインスリンが分泌されますが、このインスリンにはエネルギーとして使い切れなかった糖質を身体に蓄えようとする働きがあるため、太る原因になってしまう場合があるので要注意です。

そのため、寝る前だけど、どうしてもお腹が空いているという時にはきなこ牛乳をお腹に入れてから眠る方が良いでしょう。

牛乳には糖質も含まれているので歯磨きをするのを忘れないでくださいね。

きなこ牛乳はたくさん飲んでも大丈夫?飲みすぎるとデメリットも!

きなこ牛乳は1日コップ一杯(約200ml)を朝食の前、もしくは夕食の前に取るのがおすすめです。

牛乳はとりすぎるとお腹がごろごろしてしまう人がいますが、これは牛乳に含まれる乳糖を分解するためのラクターゼという消化酵素が少ない人がいるからです。

その影響で人によっては消化不良や腹痛などを起こすことがあります。

また、大豆には大豆イソフラボンが含まれていますが、大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをすることがわかっているので、とりすぎることで乳がんの発症などに影響するのではないかと懸念する声もありますが、現在のところ因果関係は認められていません。

参考までに1日にとって良いとされる大豆イソフラボンの量は70mg~75mgとされています。

きなこ10gには約15㎎の大豆イソフラボンが含まれているので、お豆腐やおみそ汁など、ほかの食事からも摂取することを考えると、きなこ牛乳は1日一杯くらいがちょうどよい量です。

きなこ牛乳の作り方

材料;牛乳200ml、10g、はちみつ(お好みで)

作り方

  1. .コップに先にきなこを入れておく
  2. 牛乳を 少し入れて溶かすように混ぜる
  3. よく混ざったら残りの牛乳を入れて全体的にかき混ぜる

牛乳を一気に入れず少しだけ入れて最初に混ぜておくことで、きなこがダマにならずにおいしいきなこ牛乳が作れます。

牛乳を一度に200mlも飲めないという方は半量から試してもいいと思います。

試しに100mlの牛乳できなこの量は変えずに飲んでみると粉っぽさなども全く感じず、下にきなこがたまらないうちに飲みきることができました。

きなこの味をしっかりと味わうことができ、おすすめです。少し甘味が欲しい人はハチミツなどを少し加えても良いと思います。

まとめ

きなこ牛乳は手に入りやすい材料だけで手軽に簡単に作ることができます。

そのため、ダイエットがなかなか続かないと悩んでいる方にはとても続けやすいのでおすすめですよ。

ダイエット効果の他にも女性にはうれしい美容効果もありますので、興味のある方はぜひきなこ牛乳を試してみてください。

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