寒い季節になってくるとストッキングやタイツが欠かせない!という女性も多いと思います。
また、仕事柄ストッキングを毎日履いて出勤するという方も多いハズ。
そんなストッキングやタイツを履いていて、「強烈なかゆみ」を感じると、毎日の事だけに憂鬱になってしまいますよね。
そこで今回のテーマは、ストッキングやタイツがかゆい!と感じる時の原因や対策です。
ストッキングやタイツのかゆみにお悩みの女性が、少しでも楽になるような情報をまとめて紹介していきますよ♪
目次
ストッキングやタイツでかゆい!原因について
そもそも、ストッキングやタイツを履いた時にどうして「かゆみ」を感じるのでしょうか。
実は、ストッキングやタイツで感じるかゆみの原因は1つではありません。
自分が感じている痒みを引き起こす原因を知る事が出来れば、対策法にも繋がっていきます。
ストッキングやタイツで起こるかゆみの原因:肌の乾燥
普段からストッキングやタイツを履いているのに、冬場など乾燥の時期になるとかゆみに襲われる方は、「肌の乾燥」が原因かもしれません。
参照:https://jp.123rf.com/
一口に「肌の乾燥」と軽視しがちですが、放置してしまうと「乾燥性皮膚炎」になってしまい、赤みや湿疹を伴う症状になってしまう事も。
皮膚が乾燥すると、皮膚表面を覆う皮脂膜や角質の水分が失われてしまい、「皮膚のバリア機能が低下」してしまいます。
ストッキングやタイツで起こるかゆみの原因:自分の汗
肌の乾燥によって痒みを生じる事もありますが、ストッキングやタイツで「ムレて」しまい、自分がかいた汗や塩分で皮膚が炎症を起こす事が原因になる場合もあります。
例えば、膝の裏など汗が溜まり易い特定の部位だけが痒い時は、汗が原因かもしれません。
参照:https://godmake.me/press/archives/152236
特に夏場などに多いのが「汗かぶれ」で、乾燥とは逆に汗をかく季節だけ痒みが生じる人は、汗が原因でかゆみが起きている可能性が高いと言えます。
ストッキングやタイツで起こるかゆみの原因:化学繊維
一般的に、ストッキングやタイツに使われる素材は「ナイロン」や「ポリエステル」などの化学繊維です。
参照:https://blog.apparel-ai.com/planning/1310
ストッキングなどに限らず、安価で丈夫な上に素材や加工方法によって、様々な衣服を作れる化学繊維の登場は、アパレル業界が発展する大きな要因であり、現代社会では切っても切れない繊維となっています。
伸縮性や弾力性に優れるポリエステルは、ストッキングやタイツにはよく使われる素材ですが、「静電気を帯びやすい」事や「肌への刺激が天然素材に比べて強い」など、デメリットも多く存在します。
前述した皮膚の乾燥に加えて、ポリエステルの刺激が相まって「冬場のかゆみ」の原因になっているケースはとても多いのです。
ストッキングやタイツで起こるかゆみの原因:アレルギー
化学繊維は静電気や摩擦など、肌への刺激が強いとお伝えしましたが、純粋に化学繊維でアレルギー反応が起きている事が原因の場合もあります。
季節を問わず、ストッキングやタイツを履くと痒みに襲われる方は、化学繊維でアレルギー反応を起こしている可能性が高まります。
化学繊維の原料は石油で、アレルギー性皮膚炎を引き起こす原因物質になりやすいと言われています。
参照:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1166797781
乾燥や虫刺されなど、他の要因が考えにくい中で画像のような湿疹や腫れなどの症状が出た場合は、化学繊維に反応したアレルギーの疑いがあるので、専門医で受診する事をおすすめします。
天然素材を使ったストッキングやタイツ
化学繊維が原因で、刺激やアレルギーで痒みを感じる場合、天然素材を使った商品に変えると症状が改善されるケースがあります。
敏感肌や乾燥肌の自覚があるけど、ストッキングやタイツを履かない訳にはいかない・・という方には特におすすめです。
シルクのストッキング
肌触りが良く、ストッキングに必要な「伸縮性」も併せ持つ天然素材としてシルクがあります。
楽天市場で様々なランキングで上位を占めている人気商品を例に、購入者のレビューを紹介すると
履き心地最高!
接触アレルギー気味で、化繊のストッキングがしんどいので今回初めての購入でした。履き心地はとてもなめらかで従来のストッキングのチクチクピリピリが全くありません。肌に当たる部分はシルクとのこと、冷えも感じず最高のスペックです!これからも愛用させていただきます!
快適です!
さすが、シルク。本当に履きやすいです。夏の暑い時は化学繊維のものはチクチクしてしまいますが、このストッキングはそんなことはありません。ただ、素材の性質上だとは思いますが、割と早い段階で、切れてしまったり、一部が薄くなてしまうのが難点です。改良してもらえると嬉しいです。
アレルギーで悩む女性でも、安心して履ける事がよく判ります。
シルクは繊細な繊維なので、耐久面で少し不満を感じる声もありますが、楽天市場の商品は3足セットで3,240円とコスト面でも高すぎない価格が嬉しいですよね。
参照:https://item.rakuten.co.jp/es/ta-31-k-3/
素材表記には、ナイロンやポリウレタンの記載もありますが、「肌に触れる部分は全てシルク」なので、安心して購入できます♪
デリケートなシルクを使っている分、洗濯などはやや面倒ですが、不快な痒みから解放されるなら手洗いの手間は苦にならないのではないでしょうか。
どうしてもストッキングで痒みが生じる!という方は、シルクのストッキングはオススメですよ。
コットンタイツ
防寒用やレギンスとしてタイツを履く時は、お肌に優しい綿100%のタイツがおすすめ。
参照:https://item.rakuten.co.jp/annashop/g1874978/
こちらも、楽天市場で見つけた商品を例にしていますが、厚手の綿100%タイツで780円と、コスパもお肌への優しさも良いおすすめ商品となっています。
人気が高い事もあり、現時点(2019年9月末)で購入可能なのはブラックとダークネイビー(M・L・LL)の2種類のみです。
防寒タイツで痒みが出る方は、コットンタイツをおすすめしますよ♪
かゆみの原因に応じた対策が必要
このように、ストッキングやタイツで生じるかゆみは、原因が1つとは限りません。
乾燥で皮膚が弱ったところに化学繊維の刺激を受けて痒いなど、2つの原因が重なったりする場合もあります。
辛いかゆみを抑えるためにも、原因に合った対策を講じることがとても大切です。
続いては、各原因に応じた対処法や対策法を紹介します。
ストッキングやタイツでかゆい!対処法
ストッキングやタイツを履いて、痒みを生じる原因は様々です。
原因ごとに対処法を紹介するので、自分の痒みは何が原因なのか?を考えながら読み進めて頂ければと思います。
汗が原因で痒い時の対処法
ストッキングやタイツがムレて、汗かぶれなどで痒い場合は「汗の処理」と「肌を清潔に保つ」事が重要です。
自分自身がかいた汗や、汗に含まれる塩分などで炎症を起こす事が原因なので、トイレに立った時などを利用して汗をしっかり処理して改善するのを待ちましょう。
汗を拭く時の注意点として
- ゴワゴワしたタオルは使わない
- ゴシゴシ擦らない(肌に押し当てるように拭く)
- 汗をかいたら都度、処理をする
これらを意識すると、炎症を起こしている肌を傷つけずに汗を処理する事が出来ますよ。
肌の乾燥が原因で痒い時の対処法
冬場や乾燥シーズンに入ると、痒みを感じる人は肌の乾燥が原因の1つになっています。
肌の乾燥が原因なら、保湿が最大の対処法となります。
特に、冬場に肌が乾燥しがちという方に向けて「脚の保湿」に役立つ様々な対処法や注意点を紹介します。
キレイ好きが原因で肌の乾燥が進むことがある
まずは、日々のライフスタイルが肌の乾燥を招いている可能性がある事からお伝えしましょう。
毎日のバスタイムで全身を隅々までゴシゴシ洗う方、肌の乾燥が進む原因はソレかもしれませんよ。
参照:https://trilltrill.jp/articles/1013203
実は、脚(太もも~スネあたり)は衣服で覆われ汚れにくい部位なので、2~3日に一度のペースで洗えば充分です。
足の裏や足首周辺は、ホコリや塵などに晒されるので毎日洗うべきですが、脚全体を毎日ボディーソープを使って洗うと「必要以上の皮脂」を落としてしまい、肌が乾燥してしまいます。
例えば、素手で洗うよりもお肌に優しいと言われる天然素材のボディスポンジで洗うのもおすすめ♪
楽天市場でレビュー300件を超える人気商品「ハニコム種天然海綿 ベリーニ」は、税込4,400円と少しお高いですが、肌への刺激を最大限に抑えて優しく洗いあげることができます。
参照:https://item.rakuten.co.jp/bathlier/800058/
また、ボディーソープも皮膚への負担が少ない商品を選ぶ事も重要です。
乾燥肌や敏感肌に良いと言われるのが「弱酸性」のボディソープで、市販の商品だとビオレuなどが有名ですよね。
参照:https://www.kao.co.jp/bioreu/body_w/thebody/
新発売のビオレu ザ ボディという商品は、泡を肌の上で滑らせる「こすらない洗浄」をコンセプトに肌への負担を減らしたボディソープとして人気です。
必要以上に皮脂を落とさない事は、乾燥肌防止のために出来る対処法の一つなので意識した洗い方をおすすめします。
お風呂が原因で肌の乾燥が進む事も
寒い季節になってくると、仕事や学校の疲れを癒すバスタイムがとてもありがたく感じますよね。
しかし、お風呂の入り方が原因で肌の乾燥が進んでしまう事もあるので注意が必要です。
参照:https://www.predelistyle.com/beauty/20181111-2210
お風呂の温度が高すぎる
寒い季節、熱めのお湯を張って身体の芯からポカポカしたくなる気持ちは判りますが、温度の高いお湯はお肌への負担も大きくなります。
お肌への影響を考えた場合、お風呂の温度は40℃以下が理想です。
41℃や42℃といった、熱めのお湯は「皮脂を落としてしまう」温度なので避けた方が良いと言えます。
長風呂もNG
バスタイムが一日で最もリラックスできる時間!という方も多いと思いますが、長風呂もお肌の乾燥が進む原因の一つです。
皮膚がふやけるほど長時間お湯に浸かると、肌の角質全体が水分を吸うので「潤った!」と勘違いしますが、吸い過ぎた水分が蒸発する時に肌が必要な水分まで失い、逆に乾燥肌が進んでしまいます。
長風呂の目安は1時間です。
1時間を超えるような長風呂は、お肌の乾燥が進む原因となるので、気を付けてください。
肌の乾燥を抑える対処法:保湿について
肌の乾燥対策と言えば保湿ですが、具体的な保湿方法についても解説します。
お肌を保湿するアイテムと言えば
- 化粧水などのウォータータイプ
- 保湿ローション
- 保湿クリーム
などが思い浮かびますが、使うタイミングや効果的な保湿方法などをそれぞれ見ていきましょう。
化粧水やローションは小まめに使う
化粧水や保湿ローションなどは、ポーチなどで携帯してお手洗いのタイミングなどを利用して、小まめに保湿する使用法がおすすめです。
保湿クリーム
保湿クリームは、就寝前などに乾燥が気になるヵ所へたっぷりと塗ってじっくりと保湿するのがおすすめです。
意外な乾燥の原因
冬は想像以上に汗をかいている、と聞いたことはないでしょうか。
暖房などで室温が高めに保たれ、室内で過ごす事が多い方は特に注意が必要なのが「冬の水分不足」です。
実は、水分そのものが不足する事でもお肌の潤いは失われます。
外気温が高く、喉が渇く夏場に比べて冬は水分補給を忘れがちで、気が付かない内に「水分不足」になりやすいので、しっかりと水分を補う事もお肌の乾燥を防ぐ対処法の一つとなります。
アレルギーが原因なら天然素材の商品を
化学繊維によるアレルギーや、敏感肌が原因でかゆみを感じている場合なら、お肌に優しい天然素材のストッキングやタイツを選ぶ事も、効果的な対処法です。
価格は化学繊維を使った商品よりは高くなってしまいますが、天然素材の商品に変えるだけで、劇的にかゆみから解放されるケースもあります。
それでは最後に、天然素材を使ったストッキングやタイツにはどのようなものがあるのかを紹介しましょう。
ストッキングやタイツがかゆい!原因や対策、痒くならないストッキングを紹介!:まとめ
ストッキングやタイツで痒みを感じる原因は、人によって様々です。
汗をかく季節に痒くなる、乾燥時期に痒くなる、季節を問わず痒いなど、自分がどんな時に痒みを感じるのかである程度、原因は特定出来るので自分に適した対処法を試してみて下さい。
また、痒みだけでなく発疹や痛みなどを伴う場合は、我慢せずに専門医で診察を受ける事をおすすめします。
アレルギーや敏感肌が原因の場合、天然素材の商品を手に取るのも一つの選択肢ですよ。
当記事が少しでもストッキングやタイツで起こるかゆみ解消に役立てば幸いです♪
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