枝豆って美味しいですが、生の枝付きなどを購入した時は保存方法や日持ちが気になりますよね。
せっかく美味しい生の枝豆を一度に食べきれずにダメにしたくは無いものです。
今回は枝豆の賞味期限について、生と冷凍の場合に分けて解説していきます。
生のまま保存するのか、茹でてから保存するのか、保存方法は冷凍なのか常温なのかなど、枝豆の保存で気になる悩みをまとめて解消します♪
また、冷凍食品の枝豆やお惣菜の枝豆の賞味期限切れが食べれるのかについても併せて紹介していますよ!
目次
生の枝豆の賞味期限はどれくらい?
枝豆の旬は生産地域によっても異なりますが、一般的には6月~9月ごろになっています。
参照:https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/5276
初夏くらいからスーパーなどでも、生の枝豆を見かけるようになり枝豆が好きな方は購入して冷凍食品とは一味違った枝豆を楽しめます。
まずは、スーパーなどで購入してきた生の枝豆の賞味期限を保存方法ごとにみてみましょう。
枝豆を茹でずに生のまま保存すると賞味期限は?
生の枝豆は、とても「足が早い」(賞味期限が短い)食材です。
枝豆を茹でずに生のままで置くという事は、どんどん劣化が進んでいる状態と考えて下さい。
結論から言うと、生の枝豆は常温で賞味期限は1日~2日が限度で、冷蔵保存をしても3~4日程度しか持ちません。
参照:https://www.sirogohan.com/recipe/edamame/
時間が経てば経つほど、味や風味が落ちていくので購入してきたらなるべく早く茹でたほうが美味しさをキープできますよ。
枝付きの枝豆なら、枝から外さないで保存するのが正解です。
枝から外した枝豆のほうが、味や品質の劣化が早まってしまいます。
参照:https://mychiebukuro.com/5509.html
生の枝豆は、常温・枝無し(1日)<常温枝付き(1~2日)<冷蔵保存(3~4日)、が賞味期限の目安ですが、時間の経過と共に味や風味が落ちていくので早めに食べたほうが良いといえます。
生の枝豆を冷蔵庫で保存する方法は?
生の枝豆は、購入したらすぐに茹でたほうが美味しさを保てるのですが、どうしても生のままで保存したい場合は、適切な方法で保存する事が重要です。
夏が旬にも関わらず、枝豆は収穫してしまうと「暑さに弱い」という特徴を持っています。
そのため、常温・冷蔵を問わず湿度と温度の管理に気をつけた保存方法が望ましいのです。
具体的な保存方法は
- 枝付きなら枝から外さずに水で塗らした新聞紙(キッチンペーパーでもOK)に包む
- 1をさらに乾いた新聞紙で包む
- ジップロックなど密閉できる袋があれば入れる
上記のように処理をして、常温なら直射日光が当たらない冷暗所で、冷蔵庫なら野菜室などで保存します。
塩茹でした枝豆の冷蔵保存での賞味期限は?
味や風味の劣化を抑えるなら、塩茹でしたほうが良いのですが、茹でてしまった枝豆はどれくらい日持ちするのでしょうか。
塩茹でする時の塩分濃度によって多少の差は生じますが、茹でた枝豆の賞味期限は2~3日程度です。
塩茹でしたからといって、生のままに比べて賞味期限が長くなる訳ではありませんが、味や風味が劣化しないという意味ではなるべく早く塩茹でした方が得策です。
保存用に枝豆を塩茹でするなら、茹で上がったらすぐに冷やして冷蔵保存して下さい。
塩茹でで2~3日の賞味期限とは、あくまでも茹でて急冷したものを冷蔵保存した場合を想定しています。茹でて温度が高いまま常温放置すると気温によっては1日でダメになってしまうのでご注意を!
枝豆の賞味期限は冷凍保存だとどれくらい?
ここまで紹介した通り、枝豆は日持ちしない食材なので保存を考えるなら常温や冷蔵ではなく、冷凍保存が最適な保存方法になります。
枝豆を冷凍保存するメリットと、賞味期限について紹介します。
枝豆の冷凍保存の賞味期限とメリットは?
枝豆は、前述の通り収穫してから時間と共に劣化し続ける食べ物です。
これは、枝豆が収穫されると身の危険を感じて自分自身が持つ糖分を消費しながら代謝を続けるため。
枝豆農家しか食べられないですが、枝豆は収穫してから30分以内が最も美味しいと言われるのも上記の理由からなのです。
冷凍保存は、枝豆の生命活動を著しく遅くする事が出来る最適な保存方法。
参照:http://m.ja.xsdfoods.com/frozen-vegetables/frozen-edamame/frozen-edamame-beans-in-pods.html
味や風味はもちろんですが、枝豆の代謝で失われる栄養素なども冷凍保存ならしっかりと残したまま長期保存が可能になります。
生の枝豆でも、塩茹でした枝豆でも冷凍保存は可能で、どちらも賞味期限は約1ヶ月程度です。
しかし、塩茹でした枝豆を冷凍保存するよりは生のままで冷凍保存した方が食べるときに美味しいので、生のまま冷凍する事をおすすめします。
枝豆を冷凍保存する時は、塩茹で・生のままどちらも水気をよく切った上で、ジップロックなど空気を抜いて保存できる袋に入れて保存します。
塩茹でした枝豆を冷凍保存する場合は、さやから実だけを取り出してもさや付きのままでもOK!
参照:https://jp.123rf.com
生の枝付きの枝豆は、冷凍保存の場合は枝から切り離して、水洗いをした後で布巾などでしっかりと水気を切ってから保存しましょう。
参照:https://japanese.alibaba.com
冷凍保存をすれば、足が早い枝豆も美味しさを保ったままで長期保存(1ヶ月程度)する事が出来ますが、日持ちするからと過信してはいけません。
枝豆自体の生命活動は、いわば冬眠状態となるので非常に緩やかなものになりますが、全く劣化しない訳ではありません。
また、冷凍焼けの心配もあるので枝豆を冷凍保存した場合でも、目安となる1ヶ月以内には茹でて美味しく食べてしまうことをおすすめしますよ♪
お店の総菜枝豆や冷凍食品の枝豆の賞味期限は?
お惣菜として売られている枝豆や、冷凍食品の枝豆は記載されている賞味期限が日持ちの目安となります。
一度解凍した枝豆や、賞味期限が切れてしまった場合についても紹介しておきますね!
解凍した枝豆の賞味期限はどれくらい?
解凍した枝豆の賞味期限は、解凍後に冷蔵保存した場合で2~3日程度です。
冷凍保存している間とは違い、一度解凍してしまえば賞味期限自体は冷凍前と変わらないのでご注意を。
また、余った枝豆を再冷凍したいと思うかもしれませんが、冷凍保存した枝豆を再冷凍するのは辞めておきましょう。
理由として、一度冷凍保存した食材を再冷凍すると「細胞構造が破壊される」可能性があり、味や栄養が著しく低下する事と、解凍した際に付着した雑菌が繁殖する危険性があるからです。
冷凍食品の枝豆や、冷凍保存した枝豆は「食べきれる分だけ解凍」が基本ですよ♪
賞味期限切れのものは食べられるの?
枝豆の賞味期限が切れた場合、食べられるのかどうか迷うところです。
消費期限とは違い、お惣菜の枝豆に記載されているのは賞味期限なので期限を少し越えた場合でも食べられますが、下記のような変化があった場合は食べずに処分しましょう。
- 異臭を感じる(枝豆の匂いとは違う臭いを感じる)
- 触ったときにぬめりを感じる
- 糸を引いている
上記のような変化があった場合は、腐敗が進んでいて食中毒などの危険性があるので、食べないようにして下さい。
賞味期限が切れていても上記のような変化が無い場合なら、食べても問題ありませんが、夏場は雑菌の繁殖が早いのでなるべく早く食べるようにしましょう。
もちろん、常温で長時間の放置はNG。
食べきれずに余ってしまった場合は、ラップをかけて冷蔵庫で保存するようにして、早めに食べ切ってください。
枝豆の賞味期限は生と冷凍の場合はどれくらい?期限切れのは食べられるのか:まとめ
枝豆の賞味期限をまとめると
- 生のまま常温保存(1~2日程度)
- 生のまま冷蔵保存(3~4日程度)
- 塩茹でして冷蔵保存(3~4日程度)
- 冷凍保存(約1ヶ月程度)
このようになっています。
生の枝豆を常温・冷蔵での保存なら、枝付きはそのままで保存して、冷凍保存なら枝から外して保存するようにしましょう。
また、購入からなるべく早い段階で塩茹でしてしまえば「味や風味」は生よりも劣化が遅くなります。
大量に枝豆を購入した場合は、食べる分はすぐに塩茹でして余った分は冷凍保存するのが最も効率よく、枝豆を保存する方法ですよ♪
当記事が少しでも皆様の生活に役立てば幸いです。
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