お酒に酔わない方法は?飲み方(対策)や飲む前や最中に出来るコツも

社会人になるとお酒の場が増えますよね。

お酒に強くないのにその場の雰囲気にのまれて勢いよく飲んで記憶を失くしたり、気持ち悪くなってしまったり・・・お酒にまつわる苦いエピソードは多くの人が持っているはず。

次こそは飲み過ぎない!と意気込む人もいるかもしれませんね。

そこで今回はお酒に酔わない方法について、酔わない飲み方や、飲む前・最中にやるべき事・食べるべき物などをご紹介していきます。

お酒に酔わない方法は?飲む前にすべき対策を紹介!

お酒に酔いやすくなる原因として、空腹のままお酒を飲んでしまうことが挙げられます。ついついお酒ばかりが進んでしまうこと、ありますよね。そんな人は要注意!

胃の中が空っぽだとダイレクトにアルコールが吸収されてしまうため、血液中にまわるアルコール濃度が高まり、結果的に酔いやすくなってしまいます。

つまり、お酒を酔わないためには、胃に何かを入れてアルコールの吸収を抑えること、中でも胃の消化時間が長くアルコールの吸収を抑える食品を食べることがキーポイントになります。

また、アルコールの分解には肝臓が大きな役割を果たしています。そのため、飲む前に肝機能の働きを高める成分や食べ物を摂取することも大切です。

飲む前にヘパリーゼを取ると効果的な理由は?

引用元:http://www.hepa-w.jp/about.html

印象的なCMでお馴染みのヘパリーゼは、アルコールの分解を助ける効果や肝機能を高める働きがあります。

お酒を飲む時は肝臓がフル回転でエネルギーを発散しており、その補助に必要となるのがアミノ酸です。

ヘパリーゼにはアミノ酸を含む肝臓水解物が多く入っているので、肝臓の働きを助けてアルコールを効率よく分解する手助けをしてくれるわけですね。

事前に摂取して肝機能を高めておけば、酔い対策に繋がります。実際にAmazonなどで口コミを見ると、飲んだ方が酔いづらかったと効果を実感する人も多いようです。

2杯飲めば更に効果があるのでは?と思うかもしれませんが、過剰摂取は逆に肝機能を低下させる要因にもなります。

たまに飲むということで今日だけ2本飲んでおきたい・・・ということならわかりますが、ヘパリーゼと並ぶ人気商品のウコンの力の過剰摂取により肝機能障害が実際に起きてるとの調査結果もあります。

この肝機能障害はウコンの力に含まれる鉄分が原因のようですが、ヘパリーゼには成分を見ると鉄分は含まれていません。

ですが、結局のところ毎日のように大量摂取すると肝機能を悪化させる可能性があるので、複数本飲むのではなく適量をたまに飲むのが1番良いということですね。

また予防効果を高めるためには、飲酒前の30分~1時間前に服用するのがオススメ。ドリンクタイプなら1本、錠剤タイプなら1回の使用で3錠という場合が多いようですね。詳しくは使用欄を確認してから服用しましょう。

お酒を飲む前にチョコレートを取ると効果的な理由は?

引用元:http://www.kinotoya.com/shop/products/detail.php?product_id=282

油脂分を多く含む食べ物は胃に滞留する時間が長く、飲酒前に摂取することでアルコールが吸収・分解する時間も遅らせることに繋がります。

揚げ物なども油脂分を多く含んでいるものを食べると胃もたれするのは、消化に時間がかかり滞留時間が長いからでもあります。

じゃあ、油ものを最初に食べてもチョコレートと同じ効果を得られるのか?というと原理的には同じです。

ただ、空腹時にいきなり揚げ物を摂取すると胃もたれしてしまう可能性もあるので、油脂分を多く含む食べ物でもチョコレートを食べるのがおすすめでもあります。

またチョコレートですが運動の2時間前に食べると糖質が身体に吸収されると言われているように消化に2時間ほどかかるということから普通の飲み会であればずっと胃の中に滞留してくれる可能性が高いですね!

飲む前に乳製品を取ると効果的な理由は?

引用:https://matome.naver.jp/odai/2145555273192831501/2145555458793706703

ヨーグルトや牛乳などの脂肪分を多く含む飲み物は消化に時間がかかるため、飲酒前に飲むことでアルコールを吸収しづらくする効果があります。

さらには、乳製品はタンパク質を多く含んでいることから、胃粘膜を保護する役割も果たすので、お酒による胸焼け防止にも繋がります。

ですが、牛乳のみの液体を飲んだ場合は胃粘膜を保護してくれることは事実ですが、アルコールの吸収を遅くする役割はないという実験の結果も最近は出てます。

酔いはお酒が小腸に運ばれた時に初めて身体に回ります。

なので、胃に固形物を入れることで胃から小腸へとつながるトンネルを固形物で渋滞を引き起こすことで、ゆったりとお酒が小腸に運ばれる環境をつくれば酔いが緩やかになるという訳です。

ヘパリーゼなどの場合は肝臓の働きをそのまま助けますが、牛乳の場合は粘膜を張るだけなので胃の荒れ具合を軽減させることには繋がりますが、酔いづらくなるって訳ではありません。

なので、牛乳しかない場合は牛乳を飲み、軽くチョコレートや軽く最初に揚げ物をつまんでおくのが良いですね。

また、食べるヨーグルトだと固形なので効果が期待出来ますね!

お酒に酔わない方法は? 酔わない飲み方や対策(コツ)を紹介!

飲み会前にあらかじめ予防できていれば良いですが、毎回そうもいきませんよね。

事前に対策取っていない場合でも大丈夫です。

ちょっとした工夫をすれば、飲んでいる最中でも間に合います!

ここでは、飲んでいる最中に着目して、酔わないようにする飲み方や飲み合わせの良い食べ物について調べました。

お酒に酔わない飲み方は「食べながらゆっくり飲むこと」!

お酒に酔わない飲み方は、ズバリ「食べながらゆっくり飲む」です。

お酒を飲んでから酔いが回るまでに少し時間がかかりませんか?

実は、お酒が胃や小腸で吸収されて体中へ巡り、血中アルコール濃度が最高潮に達するのは飲酒してから30~60分後だと言われています。

そのため、最初は意識もはっきりしているので「まだまだいける!」と短時間で大量に飲んでしまうと、後で一気に酔いが回ってしまいます。

つまり、ゆっくり飲むことは、アルコール濃度を急激に上昇させない効果がある上に、自分の酔い加減を自覚できる点でも飲み過ぎ防止になるのですね。

また、先に話した通り、空腹状態で飲むとお酒がまわりやすくなります。

胃の中に食べ物を入れておけば、アルコールが一気に吸収されるのを抑えられ、酔い防止に効果的です。

お酒に酔わない飲み方は「水を交互に飲みながらお酒を飲む」!水を飲む量はお酒に対してどれくらい?

お酒を酔いづらくするには、水を交互に飲みながらお酒を飲むことも大切です。

水を飲む理由は、簡単に言えば体内のアルコール濃度を水分で薄めたいから。

特にアルコール度数が高いお酒の場合、血液中のアルコール度数が急激に上昇して肝臓に負担をかけやすく、アルコール分解に時間がかかるため、結果的に二日酔いなどのトラブルを引き起こしやすくなります。

また、飲酒時は脱水症状を引き起こしやすい状態ですので、予防するためにも水分補給は不可欠です。

では、どのくらいの水を飲めば良いのか、気になりますよね。

ざっくりとした目安は「お酒と同量」です。

もちろん摂取するアルコール度数や量、体質によっては、もっと必要な場合もあるので一概には言えません。

ちなみに、タニタが発表した『飲酒運転に関する意識調査2018』という資料中に、アルコールが抜けるまでの時間について書かれています。

そこには

体格や体質、体調などによって異なりますが、体重が65kgの人の場合、お酒を2合飲むとアルコールが抜けるまで6~7時間程度、3合飲むと9~10時間程度かかるといわれています。
引用元:飲酒運転に関する意識調査 2018

と書かれています。

この文面からも、アルコールを体内に入れると分解するまでにかなりの時間を要することが分かりますね。

 

もっとはっきり必要な水分量を把握したい場合は、こちらより確認が出来ます。

→ アルコール分解時間、血中濃度、必要水分量の測定

飲み会の定番であるビールを4杯飲んだと計算をした場合(ジョッキ1杯400mlだとして計算)、1520ml(約1.5リットル)の水が必要になります。(体重60kgで計算)

これを見ると大体同じくらいの水を飲まないといけないことがわかりますね。

お酒に酔わない方法は?食べ物での対策(コツ)を紹介

飲み合わせ・食べ合わせという言葉があるように、お酒と組み合わせて食べると効果的な食べ物があります。お酒に酔わないためには、どんな食べ物が良いのでしょうか?

トマト

アルコールといっしょに食べると酔いづらくなるという研究結果が最近発表され、食品業界で注目を集めています。

これはトマトの水溶性成分がアルコールの分解を速めるほか、アルコールを摂取すると失うビタミン類をトマトのビタミン類で補給できることが関係しています。

トマトはビタミンA、C、Eなどが含まれるビタミンの宝庫です。

サラダやトマトジュース、レッドアイなどトマトと組み合わせたお酒でも良いかもしれませんね。

チーズ

脂肪分の高いチーズは、胃粘膜を保護してくれる上に摂取後の胃に滞留する時間も長いです。

アルコールの消化吸収をゆるやかにする効果があるので、食べ合わせとして最適。お酒の場ではチーズを使った料理は豊富ですね。おつまみの1品として選んでみては?

枝豆

枝豆には二日酔い防止効果の高い成分が含まれており、お通しやおつまみメニューとして登場するのも納得な食べ物です。

ビタミンAやビタミンCなどの二日酔い防止する成分や、たんぱく質やレシチンなどの栄養素も豊富で肝臓への負担も減らしてくます。

ニンニク

肝機能を高めてくれるアリシンという成分が含まれています。色々な料理で隠し味として登場する機会が多いですね。アヒージョなどは酔い防止効果が高いニンニクと油の両方を摂取できてオススメです!

お酒に酔わない方法は?酔わない為のツボを紹介!

お酒に酔わないためにあらゆる方法で最善を尽くしたい!そんな方は酔いにくくするツボを学びませんか?飲む前、飲んだ後に効果的なツボをご紹介します。

飲む前は健理三針区(けんりさんしんく)を!

手のひら中央部分にあるツボです。

アルコールの分解に深く関わる、肝臓の働きを活性化してくれる効果が期待できます。

親指で強めにグリグリ押しましょう。

引用元:https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/tsubo/201212.html

飲んだ後は期門(きもん)を!

乳頭の真下にある肋骨と交わる部分のツボを、指で押しましょう。

飲んだ後の二日酔いはもちろん、飲む前に行えば悪酔いを防止する効果も期待できます。

引用元:https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/tsubo/201212.html

お酒に酔わない方法は?飲む前にすべき対策まとめ

・空腹状態でお酒はNG

・飲酒前にはペパリーゼやチョコ、ヨーグルトで対策

・酔わないためには食べながらゆっくり飲む!

・酔わないためにもお酒とお水を交互に飲む!

・飲む時にはアルコールに作用するトマト、チーズ、枝豆、ニンニクなどを摂取

・ツボ押しで悪酔い&二日酔い予防

帰宅後はほっと一息、しじみのお味噌汁を食べましょう!

しじみに含まれるタウリンが肝臓の解毒作用を促進し、アルコールの分解を早めてくれます。

温かいモノを体内に取り入れてリラックスしたら、より眠りやすくなります。

睡眠もバッチリ取って二日酔い対策を万全にしましょう!

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