家の冷蔵庫や棚の奥深く、賞味期限切れの古くなった調味料を見つけることはありませんか?
引っ越しや買い替えのタイミングで掃除をすると、買ったことも忘れていた醤油や酢などが出てくることもしばしば。
捨てたいけれど、どう捨てたら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
流しに流す?トイレに捨てる?いろいろ情報はありますが、今回はどの家庭にも必ずある代表的な調味料「醤油」の捨て方、そして容器のペットボトルの捨て方を調べてみました。
目次
醤油の捨て方3選
醤油の中身は基本的に可燃ゴミに出して捨てることができます。
しかし、ペットボトル容器は可燃ゴミではないため、容器に入れたままでは捨てることができません。
液体を直接ビニールに入れるわけにもいきませんので、可燃ゴミで捨てやすいよう処理しましょう。
古くなった醤油の中身を捨てる方法には大きく3つの方法があります。
- 空の牛乳パックに入れて捨てる
- ビニール袋に入れて捨てる
- 油処理袋を利用する
それぞれの方法をご紹介していきます。
醤油の捨て方1:空の牛乳パック
古くなった醤油を捨てるための一つ目の方法は、使い終わった牛乳パックなどの紙パックを利用する方法です。
用意するもの
- 空の牛乳パック 1箱
- 新聞紙やいらない布 適量
- ガムテープなど紙パックを留めるもの
やり方
- 牛乳パックを洗い、上の部分を切り取ります
- 牛乳パックの中に、新聞紙や布を丸めて詰めます
引用元:https://nanapi.jp/ja/35713
3,詰めた新聞紙や布に染み込ませるように醤油を入れます
4,牛乳パックの口を閉じ、ガムテープなどで留めます
引用元:https://nanapi.jp/ja/35713
5.可燃ゴミに捨てます
新聞紙や布に染み込み切らず、底に醤油がたまるようでしたら、新聞紙を増やすか、入れすぎの場合には別の牛乳パックを準備して捨てるようにしましょう。
パックの一番上まで布や新聞紙を詰めてしまうと、牛乳パックの口を留められず溢れてしまうので注意しましょう。口から5cmくらいのところまでに醤油を入れるのが目安です。
さらにスーパーの袋などのナイロン袋に入れれば、匂いや液漏れも避けられるのでおすすめです。
自治体によっては牛乳パックを分別しなければならないところもあるので、その場合は次の方法を試してみてください。
醤油の捨て方2:ビニール袋を使う
牛乳パックがない場合は、ビニール袋に捨てます。
また、牛乳パックに入り切らないほど量がある場合もこちらの方法がおすすめです。
用意するもの
- スーパーの袋やポリ袋 2枚
- 新聞紙やいらない布 適量
やり方
- スーパーの袋やポリ袋を2枚重ねます
2.袋の中に新聞紙やいらない布を丸めて詰めます。
3.新聞紙やいらない布染み込ませるように、賞味期限切れの醤油を入れます
4.袋の口を閉じます
5.可燃ゴミに捨てます
袋は自立しないので、深めのお皿やゴミ袋スタンドがあると便利です。
注意点として、袋を2重にしないと、万が一袋に穴が開いていた場合に漏れてしまったり、ゴミ袋の中で破れたりすることがあります。
また、袋1枚の場合、2重に比べてにおいがもれてしまうので、その点も注意します。
不安な方は、紙袋や厚手のビニールにさらに入れて捨てても良いでしょう。
醤油の捨て方3:油処理袋を利用する
3つ目の方法は油処理袋を利用するやり方です。
牛乳パックや新聞紙がない場合は、市販の油処理袋を購入するのがおすすめです。
100円ショップや薬局で販売しています。
引用元:https://www.monotaro.com
耐水性の紙にスポンジやトイレットペーパーのようなものが詰められており、商品によっては袋の口を閉じるためのテープもついています。
液体処理専用の袋ですので、やはりビニール袋などに比べて安心感がありますし、やり方も簡単ですよ。
引用元:https://twitter.com/kyotarouunder/status/915742752045801472
やり方
- 油処理袋を開け、中の紙やスポンジに向かって醤油をかけます。
引用元:https://ezookojo-diary.at.webry.info/201109/article_2.html
2.袋の口を閉じて、可燃ゴミに捨てます
一番簡単なやり方ですね!古い醤油を始め油処理にも使えるので、家にあると便利です。
醤油の捨て方4:密封ボトルの捨て方
醤油の中身を捨て終わったら、次はボトルの処理です。
ここでご紹介したいのは、ここ数年で人気の「密封タイプボトル」の捨て方です。
密封ボトルタイプの醤油は、鮮度を保ってくれて、ずっと美味しいままなので人気ですよね。
しかし、洗浄して捨てるために蓋を開けようとしても開かなかった経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
まず、蓋の開け方ですが、一般的なペットボトルやビンとは反対方向に蓋を回すだけで簡単に開くのです。
上から見て、右回りです。
そして捨て方ですが、蓋を開けて中身を洗ったら、ペットボトルとして捨てることが可能です。
お住いの自治体の分別ルールに従ってくださいね。
※商品によっては違う場合もあるので、パッケージ裏などを確認してください。
醤油の容器のペットボトルの分別について
一般的な醤油のペットボトルも、水やジュースのペットボトルと同じように捨てることができます。
ペットボトルのマークである三角に「PET」と書かれたマークを目印に、自治体の分別ルールに従えばOKです。
醤油が未開封の捨て方はそのまま燃えるゴミ?
未開封の賞味期限切れの醤油の場合はどうでしょうか?
漏れる心配もないのでそのまま捨てたくなってしまいますが、中身は燃えるゴミでも、容器はペットボトルや瓶になりますのでそのまま捨てることはできません。
面倒でも一度開封し、中身、ボトルそれぞれ上記でご紹介した方法で処分する必要があります。
醤油をそのままトイレや排水口に流すと惨事になる!
醤油をそのままキッチンの排水口に捨てると簡単ですよね。しかしそれは大惨事の元になるので避けましょう!
トイレに流す場合も、キッチンの排水口と同じ下水に流れていくのでNGです。
醤油には塩分をはじめとした成分が残っていますので、排水口の臭いやカビ、詰まりの原因になってしまいます。
捨ててしまうのは簡単ですが、排水口の奥から臭いが出てきたり、トイレが詰まったりしてしまうと、正しく醤油を処理する以上の手間とお金がかかってしまいます!
また、環境にも大きな影響があります。
大さじ1杯の醤油を川に流したら、もとの水質に戻すためには500リットルの水が必要だといわれています。
自分にも環境にも良くないので、手間ですが、きちんと正しい方法で捨てましょう。
醤油の捨て方まとめ!
賞味期限切れの古くなった醤油の捨て方についてまとめました。
紙パックやビニール袋など、家にあるもので処理して、燃えるゴミで捨てることができるのでとても簡単ですね!
臭いや詰まりの原因にもなるので、トイレやキッチンに流さないように気をつけてくださいね。
家に古い醤油など調味料が眠っている方は、ぜひ試してみてくださいね。
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