風邪に効く果物おすすめ!缶詰でも効果はあるのか風邪にはダメな果物も

風邪を引いた時は昔から果物を食べるのが定番ですが、どんな果物だと良いのでしょうか?

今回は、風邪の時に食べる果物について

  • 風邪に効果的なおすすめの果物
  • 風邪の時に食べてはダメな果物はあるのか
  • 缶詰のフルーツは砂糖につけてあるけど大丈夫?

ということを中心にお伝えしていきますね!

風邪に効く果物:症状別のおすすめを紹介

風邪には果物が効果的と言われています。

具体的に症状別でおすすめの果物を紹介します。

風邪のひきはじめにおすすめの果物

まずは、「風邪かな?」と感じた時や風邪の予防としておすすめの果物です。

ミカンなどの柑橘類


参照:https://www.fcg-r.co.jp/lab/goods/report/131101.html

免疫力を高める効果で知られるビタミンCを多く含む果物として、ミカンなどの柑橘類がおすすめです。

風邪のウィルスが体内に侵入すると、白血球が働きます。

この時、白血球を手助けする役割を果たすのがビタミンCです。

ビタミンCを意識的に摂取する事で、風邪の予防や早期の回復が見込まれるため、柑橘類などで補うと効果的です。

イチゴやキウイフルーツ


参照:https://shop.sakataseed.co.jp/item/20100011_2__

甘くて美味しいイチゴもビタミンCが豊富な果物です。

また、キウイフルーツもビタミンCが多い事で有名ですね。


参照:https://news.cookpad.com/articles/29862

 

熱が出た時に効果的な果物

続いて風邪で熱が出た時に食べると効果的な果物です。

バナナ


参照:https://www.mylohas.net/2018/05/168236banana_diet.html

バナナは病人食として、非常に有益な効果が多い事で知られています。

豊富な栄養素を含み消化も良いバナナは、風邪の時は是非食べたい果物の一つです。

解熱効果はもちろん、バナナを食べると白血球が活性化して、免疫力を高める効果も期待できます。

スイカ


参照:http://www.toretore18.com/SHOP/FSUS6-1.html

水分を多く含むスイカも、解熱作用のある果物です。

食欲が無い風邪の時でもサッパリと食べやすいスイカは、失いがちな水分を補いつつ身体の温度を下げる効果があります。

ただし、下痢の症状が出ている時は控えましょう。

スイカは消化の良くない果物の一つなので、下痢の症状が出ている時は悪化させてしまう危険性があります。

風邪で胃腸が弱った時におすすめの果物

風邪のウィルスが胃腸に入ると消化不良を起こしやすくなります。

風邪で胃腸が弱った時は以下の果物がおすすめです。

バナナ

胃腸が弱った時も、消化の良いバナナはおすすめの果物です。

ただし、吐き気が強い時はバナナを食べるのは控えた方が良いでしょう。

りんご(すりおろし)


参照:https://matome.naver.jp/odai/2142068466260606101/2142068835865416403

邪で胃腸が弱っている時は、すりおろしたりんごがおすすめです。

「りんごは医者いらず」という格言がある通り、りんごはビタミンCやりんご酸、クエン酸にポリフェノールなど身体に良い成分を多く含む果物です。

特に、りんごの皮にはポリフェノールなどが多く含まれますが、その一方でりんごの皮は消化が悪いという欠点もあります。

そこで、風邪で胃腸が弱っている時は「皮ごとすりおろした」りんごがおすすめになります。

りんごには整腸作用もあり、すりおろす(刺激を与える)事で酵素の働きが活性化して、消化も良くなります。

風邪の時に食べてはダメな果物

風邪には果物が良いと聞く一方で、風邪の時は果物を食べてはいけないという意見も目にします。

風邪の時に食べてはダメな果物を紹介します。

柑橘類

風邪のひきはじめや、風邪の予防には高い効果を発揮する柑橘類ですが、風邪を本格的にひいたら食べてはダメな果物です。

まず、消化があまり良くない果物である事。

さらに、吐き気などの症状が出ている時に「酸味」が強い果物を食べると逆効果になる点にも注意が必要です。

風邪で体力が失われている時は、胃腸の働きも弱っています。

消化に悪い果物は、風邪をひいた時は控えるべきです。

同じ理由から

  • イチゴ
  • スイカ
  • プルーン
  • キウイフルーツ
  • パイナップル
  • ドライフルーツ

これらの果物も、風邪を本格的にひいた時は食べてはダメな果物です。

バナナ(条件付き)

風邪の時にバナナほど頼りになる果物はありません。

しかし、風邪による「強い吐気」を催している時だけは別。

バナナに含まれる食物繊維は、水分を含むと膨れる特徴があるため、強い吐気がある時は食べない方が無難です。

また、バナナが風邪に良いからと食べ過ぎるのもNGです。

缶詰のフルーツは砂糖につけてあるけど大丈夫?

風邪の時、食べると効果のある果物や食べてはダメな果物を紹介してきましたが、「缶詰」の場合は効果があるのでしょうか?

缶詰の砂糖は大丈夫?

フルーツの缶詰は、「シロップ漬け」なので砂糖が含まれています。

砂糖は摂取すると免疫力が低下すると言われていますが、これはビタミンCが欠乏していると起きる現象です。

ウィルスと戦ってくれる白血球はビタミンCが無いと働きが鈍くなります。

ビタミンCが欠乏している時に、糖質(グルコース)が余分にあると、白血球が【勘違い】をしてビタミンCの代わりにグルコースを取り入れてしまいます。

しかし、果物の缶詰はビタミンCと共に糖分を摂るので過剰な心配は不要です。

もし、風邪の時に果物の缶詰を食べるときはシロップを飲み干さないようにしましょう。

風邪の時に果物の缶詰は効果があるか

一般的に、果物の缶詰というと

  • ミカン
  • パイン
  • 桃(白桃)
  • フルーツミックス

などを思い浮かべますよね。

この中で、ミカンやパインはすでにダメな果物として紹介しています。

フルーツミックスも、ミカンなどが多く含まれるので控えた方が良いでしょう。

では、桃缶はどうでしょう。


参照:https://tobuy.jp/eat/food/post-4745

結論として、風邪の時にフルーツの缶詰を食べるなら桃缶が最適です。

理由を解説していきます。

まず、桃は消化の良い果物の一つである点があります。

また、りんごと同じようにペクチンという食物繊維を含むため、整腸効果もあり下痢にも効果が期待できます。

ビタミンCについても、生食した時に比べて桃缶は4倍多く含まれる事が判っています。

明確な理由は判明していないそうですが、免疫を高めるビタミンCが4倍多く含まれる桃缶は、風邪の時に効果的な缶詰になります。

風邪に効く果物:まとめ

風邪をひいた時に、果物を食べると良いのは事実です。

果物には、免疫力を高めるビタミンCやミネラルが豊富に含まれているからです。

その一方で、消化器官が風邪で弱った時は、身体に良い果物が逆に消化を悪くしてしまう可能性もあります。

風邪の時は、症状やタイミングによって食べてよい果物とダメな果物があります。

今回お伝えした記事が、風邪をひいた時に少しでも役立てば幸いです。

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