物干し竿の長さが足りない時どうすべき?対処法や手作りで長くする方法も

毎日のお洗濯で洗濯物を干す際に活躍する物干し竿。

頻繁に買い替える物では無いですが、引っ越しのタイミングや経年劣化による買い替えなどで物干し竿を新調する事もあると思います。

たまにしか購入しない物干し竿だからこそ、下調べを忘れて購入した結果、長さが足りない!という悲劇に見舞われる事もありますよね。

そこで、今回は物干し竿を購入したのに長さが足りなかった方に向けて効果的な対処法や、手作りで長くする方法を紹介します。

せっかく購入した物干し竿が足りずに困っている方は、是非参考に役立ててみて下さいね♪

物干し竿の長さが足りない時の対処方法を条件別に紹介!

購入した物干し竿が短くて困った場合、対処方法は大きく分けると2パターンあります。

一つは、購入した物干し竿の長さはそのままで足りない分を何かで補う方法。

もう一つは物干し竿自体をどうにか長くする方法です。

各パターンごとの対処方法を紹介するので、自分に合っていると思う方法を試してみてはいかがでしょうか?

物干し竿の長さが足りない時に、そのままの長さで対処をする!

まず、最初に紹介する方法は物干し竿の足りない長さを補う方法。

すぐに思いつく方法であり、あと少し長さが足りない!という状況でおすすめの対処法となります。

準備するもの:ロープ

対処法はシンプルで、物干し竿の両端にロープを結びつけて長さを補う方法となります。

シンプルな対処法ですが、結ぶためのロープ選びは重要です。

強度が弱いロープでは、せっかく結んでも切れたり解けたりしては安全面という点でも不安が残ってしまいます。

ロープの種類と選び方

ホームセンターなどで購入できるロープに使われる材質は、実に多種多様な事をご存知でしょうか?

天然素材である綿や麻で作られたロープから、多様な合成繊維で作られたロープまで様々です。

それぞれの材質による特徴などを紹介するよりも、きっとこの記事をご覧になっている方は「どれを選べばいいのか」の方が気になりますよね。

そこで、材質が持つ特性を踏まえておすすめのロープをいくつか紹介していきます。

ポリエステル製のロープが最もおすすめ

結論から言えば、物干し竿を吊るすために使用するロープはポリエステル製のロープを選ぶ事をおすすめします。

ポリエステルは合成繊維で、酸やアルカリなどの薬品耐性に優れているだけでなく、水や紫外線でも劣化しにくいという特徴を持っています。

洗濯物を干す事を考慮した時、紫外線に強い事・水に強い事、さらには洗剤が残っていた場合などを考えて薬品耐性もあった方が安心できます。

ポリエステル製のロープは以上の点を全てクリアしているため、最もおすすめのロープです。


参照:http://www.cainz.com/shop/g/g4903599052244/

参考までに、上記はホームセンターのカインズホームで販売されているポリエステル製のロープです。

線径6mm×20mで税込1,462円となっています。

●次点でおすすめの材質はビニロン製ロープ

物干し竿を吊るす目的で選ぶロープは、前述したポリエステル製一択で良いと思いますが、売り切れや近くのホームセンターに置いてなかった場合を考えて第二候補を紹介します。

次点でおすすめとなるロープの材質はビニロン製です。

ビニロンも合成繊維の一種で、薬品耐性もあり紫外線にも強い特徴を持った素材です。

耐水性もあるのですが、一度濡れてから乾くと硬くなるという性質があるため、解きにくくなる事や濡れて乾くを繰り返した際に劣化の恐れがあるというデメリットもあります。


参照:http://www.cainz.com/shop/g/g4989999192360/

同じくカインズホームで売られている商品を参考に紹介します。

線径6mm×長さ20mで税込2,128円となっています。

●ロープの定番材質である麻や綿は?

麻や綿で作られたロープはよく見かけると思いますが、天然素材であるがために、薬品耐性や耐水性で合成繊維に大きく劣ります。

耐久面をみても合成繊維と比べるとかなり劣り、洗濯物を干す場所で毎日濡れた洗濯物を支えるロープとしては不向きです。

ロープの結び方について

ロープを購入した後は、物干し竿の両端にロープを結ぶ事になります。

せっかく丈夫なロープを購入しても、結び方が適当では「いつ解けてしまうのか」とハラハラしてしまいますよね?

そこで、物干し竿の両端にロープをしっかり結ぶための結び方を紹介します。

結び方の名前は”巻き結び”です。

割とポピュラーな結び方ですが、一度しっかりと縛れば緩みにくい結び方なので、是非覚えてみて下さい。

ステップ1:まずはロープを一回転。


参照:http://trpla.nrc.gamagori.aichi.jp/kyoiku/musu/index.html

ステップ2:交差するようにさらに巻きつけて


参照:http://trpla.nrc.gamagori.aichi.jp/kyoiku/musu/index.html

ステップ3:ステップ2の矢印部分に紐の先端を通します。


参照:http://trpla.nrc.gamagori.aichi.jp/kyoiku/musu/index.html

ステップ4:先端をギュッっと強く引っ張れば巻き結び完成!


参照:http://trpla.nrc.gamagori.aichi.jp/kyoiku/musu/index.html

物干し竿の長さはそのままで、ロープで足りない長さを補う方法を紹介しました。

続いては、物干し竿の長さが全く足りていないケースでの対処法です。

物干し竿の長さが全く足りない時にはどうする?

マンションなどのベランダには物干し竿をかける金具が設置されています。

しかし、なぜか以上に遠い距離に金具があり物干し竿の長さが全く足りない場合があります。

通常は、中間地点にあるべき金具が何らかの理由で無い事が原因ですがさすがに物干し竿の倍近い距離が空いてしまっている場合は、ロープで吊るす訳にもいきません。

まず、真っ先に行うべき事は賃貸や分譲の場合は、大家さんや仲介業者に対応可能かを確認するべきです。

大家さんや仲介業者が対応出来ない、となった場合はそのまま金具などの取り付けをしても問題無いかを確認しましょう。

金具取り付け不可の場合

確認を取った結果、回答が取り付け不可だった場合は物干し支柱を購入する方法があります。


参照:https://www.monotaro.com/

上記はモノタロウで購入できる支柱(税別4,190円)ですが、このような支柱を購入しましょう。

尚、支柱を支える部分は別売りとなっているので一体型の商品を購入するか


参照:https://www.monotaro.com

このような土台を購入する必要が出てきます。

参考価格1,490円(税別)

余計な出費はどうしてもしたくない!という方は、ロープを張るという手段もありますが、8mもの距離の間にロープを張っても洗濯物を干すとたわんでしまうという難点があるのでおすすめは出来ません。

金具の取り付けが可能な場合

金具の取り付けを行っても良い、という確認がとれた場合は物干し竿を支える金具を中間地点に取り付ける事で対処しましょう。

ネジ止めする事になるため、窓側の外壁に穴を開けることになります。

賃貸の場合は着工許可を取った上で行うようにしましょうね。

物干し竿を支える金具は、外壁に取り付けるタイプが一般的です。

壁に取り付ける場合、外壁へとネジ止めをする事になる場合が多いのでインパクトなどの工具があると良いですね。


参照:https://www.monotaro.com/

参照:https://www.monotaro.com

物干し竿の長さが足りない時の対処方法!自作で長くする!

物干し竿の長さが足りない時、足りない長さを自作で補うという選択肢もあります。

正規品に部品を継ぎ足す形になるため、強度の問題や見た目の問題など不安点もありますが、DIYが得意という方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

まず、自作する前に購入してしまった物干し竿の径がどれくらいなのかを事前に調べておきましょう。

注意点として、物干し竿自体の径を計るのではなくキャップが付いた部分の径を計るという事が挙げられます。

物干し竿は、その形状から一番太くなるのはキャップが付いた部分となり、自作で長さを継ぎ足す場合もキャップ部分に+αを接続する事になるからです。

物干し竿の太さは

  • 30φ(一般的な太さ)キャップ部分35φ
  • 35φ キャップ部分40φ
  • 40φ キャップ部分45φ

の3種類あり、キャップ部分の太さはそれぞれ+5φとなります。

径に適したサイズのパイプジョイントを購入して、自作で物干し竿を伸ばす事で対処する事ができます。

防水用テープなどで留める方法は、接続部分の脆弱性を考えると危険なため、しっかりと固定する方法にしましょう。

あくまで一例ですが

参照:https://www.monotaro.com

上記はモノタロウで購入できるステンレス製の外径36φの丸棒です。

金槌などで、しっかりとはめ込み接続部分の補強で耐水テープを巻くなどの処置を行う事で物干し竿の延長が可能です。

安全面を最優先で考慮する場合は、吊バンドなどできっちりと固定する方法もオススメです。

参照:https://www.monotaro.com

しかし、自作で物干し竿を延長する方法はおすすめはしません。

自作で物干し竿を延長する場合は、接続部分が不意に外れて落下の危険性が伴いますので、あくまでも自己責任で行うようにしましょう。

物干し竿の長さが足りない時の対処方法まとめ!

物干し竿の長さが足りない時は

  • ロープで長さを補う
  • 物干し竿の固定金具を取り付ける
  • 物干し台を購入する
  • 自作で物干し竿を延長する

などの対処法があります。

固定金具の取り付けや、物干し台の購入は多少出費が伴いますが、安全性では優れた方法となります。

ロープや自作で物干し竿を延長する場合は、落下の危険性も伴う事を踏まえて自己責任で行うようにして下さいね。

当記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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