風邪のとき栄養ドリンクを飲むタイミングはいつ?寝る前・朝など効果的な飲み方は?

風邪をなるべく早く治したい時や、風邪をひいたかな?と感じた時に栄養ドリンクを手に取る方は多いのではないでしょうか。

今回は風邪の時、栄養ドリンクを飲むタイミングがテーマです。

栄養ドリンクを飲むタイミングで効果的な時間帯はあるのか、栄養ドリンクの効果を高める飲み方はあるのか、などについてお伝えします。

風邪の時栄養ドリンクを飲むタイミング

それでは早速、本来である栄養ドリンクを飲むタイミングからお伝えしましょう。

飲むタイミング

結論から言うと、風邪の時栄養ドリンクを飲むなら「空腹時」や「食前」のタイミングで飲んだ方が効果的と考えられます。

栄養ドリンクの販売元などでは、公式見解として「いつ飲んでも良い」としていますが、 生薬などを配合している栄養ドリンクであれば、効果の現れ方や飲み方は「漢方薬」の考え方に近いのではないか?という仮説が立ちます。


参照:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampotherapist/about/

漢方薬の場合は、処方時に「食前」や「空腹時」を推奨されることがほとんどです。

最近の研究では、ブドウ糖が特定の生薬が体に吸収されるのを阻害することが分かってきており、漢方を飲むタイミングには理由があった事が立証されています。

空腹時や食前に栄養ドリンクを飲んで、その効果が高まると言う科学的なデータはありませんが、「いつ飲んでも良い」と記載されている以上 、空腹時や食前に飲んで少しでも効果が高まる可能性があるのなら、試してみる価値は充分あるのではないでしょうか。

飲む時間帯

風邪を引いている時に栄養ドリンクを飲むのに適した時間帯はあるのでしょうか。

結論から言えば、栄養ドリンクの種類にもよりますが「寝る直前」は避けた方が良いと言えるでしょう。


参照:https://www.bellemaison.jp/ep/srvlt/EPFB00/EPFB0005/dProdDtlShow?BELN_SHOP_KBN=100&KAT_BTGO=E24301_441_2013_H

栄養ドリンクのほとんどには、覚醒作用のあるカフェインが入っています。

風邪の時、早く治すためには十分な睡眠が必要不可欠です。睡眠を阻害するカフェインが入った栄養ドリンクを、寝る直前に飲んでしまうのは避けましょう。

最近では、ノンカフェインの栄養ドリンクも販売されていますので、風邪を引いている時はカフェインが入っていないタイプの栄養ドリンクを選ぶと時間帯を気にせず飲むことができますよ。

栄養ドリンクと風邪薬の組み合わせに注意!

風邪の引き始めなど、早く治そうとして「市販の風邪薬」と「栄養ドリンク」を一緒に飲んだりしてませんか?

実はこの組み合わせ、誰しもがやってしまいがちなNG行為です。

栄養ドリンクにはアルコールが入っている

全ての栄養ドリンクではありませんが、市販されている栄養ドリンクの一部には「アルコール」が少量ですが含まれています。

お酒と薬の組み合わせが悪いことは有名ですが、少量とはいえ栄養ドリンクと風邪薬を一緒に飲んでしまうと、この悪い組み合わせに該当してしまいます。

アルコールと薬:ダメな理由

一般に服薬中はアルコールを禁じられていますが、その理由について簡単に解説します。

アルコールが体内に入ると、肝臓で分解されますがその優先順位は非常に高く、薬とアルコールの両方が体内に入ってきた場合、まず最初にアルコールが分解されます。

このことから薬の効果が落ちてしまったり、薬が体内に残りすぎて副作用を引き起こす可能性が高くなってしまいます

またアルコールと薬の相互作用によって、必要以上に薬効が高まってしまう事や、胃腸への刺激が強くなりすぎて胃腸障害を引き起こす危険性もあるのです。


栄養ドリンクに含まれるアルコールは、非常に少量なので必要以上に意識する必要はありません。

ユンケルの公式HP内でも、風邪薬などと併用しても特に問題は無いと記載してありますが、「成分によっては効果が高まりすぎる可能性」があるという一文も添えられています。

栄養ドリンクと風邪薬を一緒に飲んでしまう事に、神経質になりすぎる必要はありませんが、風邪をひいている時は内臓機能も低下していますので、なるべく負担をかけないほうが得策です。

続いては、風邪をひいている時でも安心して飲める栄養ドリンクを紹介していきます。

風邪の時におすすめの栄養ドリンク

風邪の時は、覚醒作用のあるカフェインや薬の効果を下げてしまうアルコールを含まない栄養ドリンクがおすすめです。

そこで、市販されている栄養ドリンクの中でノンカフェイン・ノンアルコールの商品をいくつか紹介します。

タフマンV


参照:楽天市場

ヤクルトから販売され、ロングセラーとなっているタフマンシリーズの「タフマンV」はノンカフェイン・ノンアルコールとなっています。

1本143円(税別)とリーズナブルな価格で、高麗人参エキスやローヤルゼリー、ビタミンB群などが配合されていて肉体疲労時の栄養補給に役立ちます。

リポビタンフィール


参照:https://www.catalog-taisho.com/03360.php

大正薬品の人気栄養ドリンク「リポビタン」シリーズの「リポビタンフィール」もノンカフェイン・ノンアルコールです。

1本146円(税別)で、低カロリー(18kcal)が魅力の栄養ドリンクとなっています。

タウリンやビタミンB群など肉体疲労時に必要な栄養素もしっかりと入っているので、風邪の時にも時間帯を気にせず飲みやすい商品の一つです。

アリナミンR-off


参照:https://alinamin.jp/lineup/alinaminroff.html

武田コンシューマーヘルスケアより販売されている「アリナミンR-off」もノンカフェイン・ノンアルコールの栄養ドリンクです。

1本200円(税別)で、フルスルチアミン+BCAA配合をウリとした肉体疲労時の改善効果が期待できる一本です。

寝る前に飲める栄養ドリンクをコンセプトにしている商品なので、風邪で寝込んでいる時などにもおすすめですね。

風邪のとき栄養ドリンクを飲むタイミングはいつ?寝る前・朝など効果的な飲み方は?

風邪をひいた時は、ノンカフェイン・ノンアルコールの栄養ドリンクを選び、風邪薬とは組み合わせない方が良いと言えます。

飲むタイミングとしては、いつでも良いと言われていますが、漢方薬の考え方を推し進めるなら、「食前」や「空腹時」の方が効果的と考えられます。

風邪の症状が重く、体力が落ちている時は内臓も弱っているので、なるべく内臓に負担をかけない飲み方を心がけた方が快復が早まりますよ。

当記事が少しでも皆様の生活に役立てば幸いです♪

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