車や玄関のドアを開けようとする度に「バチッ！」、本当に嫌になりますよね。
今回は、ふとした時に訪れる静電気の恐怖から身を守る「静電気除去ブレスレット」の効果や仕組みについて判り易く解説します。
また、100均の商品でも効果があるのか？おすすめの最強ブレスレットなども紹介します。
静電気でお困りの方は参考に役立ててください♪
目次
静電気除去ブレスレットの仕組み
付けているだけで、厄介な静電気を防止できる静電気除去ブレスレットですが、どういう仕組みで静電気を除去しているのでしょうか？
静電気は一年中発生している
電気と聞くと、人工的なイメージが強いですが実は自然界に溢れ返っています。
私たち人間の身体にも微細な電気は流れていて、一年を通して静電気は身近な存在として周りにあるのです。
しかし、夏はあまり静電気に困る事はないですよね？
理由は空気中に電気を通しやすい水分が多いため、自然に放電して電気が身体に溜まりにくいからです。（コロナ放電と言います）
ところが、空気が乾燥してコロナ放電が起きにくくなると、静電気はどんどん身体に蓄積されます。
雷なども同じですが、電気は一定以上溜まると「逃げ場」を求めます。
体内に電気を溜め込んだ状態で電気を通しやすい金属を触ると・・
バチッ！！
これが夏は静電気が気にならないのに、冬になると静電気に悩まされる基本的な原理です。
他にも、冬は衣服を多く着込むため静電気がより発生しやすい事も要因の一つですね。
静電気除去ブレスレットで逃げ場を作る
静電気除去ブレスレットの仕組みとは、簡単に言えば静電気の「通り道」を作ってあげる、という事になります。
体内に溜まった静電気は常に逃げ場を探している状態です。
そこで、電気を通しやすい材質で作られたブレスレットで「自然放電しやすい逃げ道」を作ってあげるのです。
静電気除去ブレスレットの仕組みを簡単に解説しましたが、お判り頂けたでしょうか？
続いて、本当に効果があるのか？について解説していきます。
静電気除去ブレスレットの効果
結論から言うと、静電気除去ブレスレットには体内の静電気を、ある程度自然放電させる効果があると言えます。
しかし、着けていても効果を全然感じない！という方も多いのではないでしょうか？
静電気除去ブレスレットの効果をあまり感じられないのには、いくつか理由があります。
冬の寒さが効果を下げていた
実は、静電気除去ブレスレットの効果を充分に発揮させる為には、【皮膚】と【空気】に触れさせる事がとても重要です。
体内の電気を、空気中に自然放電させるのですから、当然なのですが冬だからこそ、この当たり前が出来ない場合が多いのです。
ネット通販の静電気除去ブレスレット紹介画像を思い浮かべてください。
参照：http://azt1229.kan-suke.com/evergreendry/item21.html
使用例は100%、画像のように「素肌に付けて」いて腕が露出していますよね？
しかし、寒い季節に静電気除去ブレスレットを付けていても
参照：http://fashionmen.taisy02.com/suitkikonashimatome.html
こんな感じに、袖の下に隠れていたり袖の上から着けたりしていませんか？
素肌に触れていなければ放電効果は発揮しませんし、空気に触れず衣服で隠れてしまっていると、「服が静電気を溜めて」結局は身体にまた戻ってきてしまいます。
乾燥も効果を弱める
静電気除去ブレスレットに触れている皮膚が、乾燥している場合も効果を弱めている可能性があります。
おすすめの対処法は、静電気除去ブレスレットを着ける手首部分に、保湿クリームなどを塗っておく事。
皮膚が潤っていれば、静電気除去ブレスレットへスムーズに静電気が流れやすくなり、効果が弱まる心配がなくなります。
発生する静電気量が多すぎる
ただでさえ、空気が乾燥していて自然放電しにくい冬場は前述した通り、衣服を着こむため静電気の発生量自体も夏に比べて多くなりがちです。
単純に、静電気除去ブレスレットで放電しきれない程に、静電気を体内に溜めこんでいる場合もバチッ！っとなってしまいます。
100均の静電気除去ブレスレット
さて、静電気除去ブレスレットの仕組みや効果を知った上で、100均で見かける商品でも効果があるのかが気になります。
仕組み自体はとてもシンプルなだけに、100均でも再現できそうな気がしますよね。
結論から言うと
100均の商品は選ばない方が無難！です。
理由としては、単純に素材が悪いという事。
100円という単価（実際にはもっと安い原価）では、電気を通しやすい素材を使うと言っても制限があります。
仕組みとして、電気の通り道があればいいんでしょ？と言わんばかりに通電性のあるワイヤーが仕込まれているだけ、なんて商品もあります。
コストは多少かかっても、ブレスレット全体が通電しやすい静電気除去ブレスレットなら、電気の逃げ道が多いので自然放電しやすくなっています。
100均が悪いわけではありませんが、静電気除去の効果を再現するにはコスト的に難しい部分があるという事ですね。
静電気除去ブレスレットのおすすめは
最強・・かどうかは別として、静電気除去ブレスレットでおすすめ出来る商品をいくつか紹介します。
Sガードfita（フィタ）
参照：https://item.rakuten.co.jp/asiantyphooon/sguard-fita-brace-/
コランコランから販売されている、Sガードシリーズはとても人気がありますね。
値段も2～3千円と手ごろで、手首にしっかりとフィットするように、S~LLまでの4サイズから自分に合う長さを選べる点も好印象です。
導電性繊維なので、ブレスレット全体が自然放電を促すアースの役割を果たし、カラーバリエーションの豊富さ（全10色）やオシャレな見た目で多くのスポーツ選手も愛用しています。
NewエレキエルZ ニードルタイプ
参照：https://item.rakuten.co.jp/katani/new-elekiel-z-needle/
見た目より効果！という方にはかなざわカタニから販売されている、NEWエレキエルZ ニードルタイプがおすすめです。
圧倒的なフィット感と、広い面積（幅2cm）で静電気をしっかり放出してくれます。
ウレタンゴムと有機導電性のサンダーロンという導電糸で作られているので、広い面積全体が電気を通しやすくなっています。
価格も千円台と手ごろなので、絶対にバチッ！っとしたくない方におすすめです。
静電気除去ブレスレット仕組みと効果：まとめ
静電気除去ブレスレットは、寒い季節にこそ重宝するものです。
しかし、今回お伝えしたように冬は静電気が発生しやすい上に、防寒対策がブレスレットの効果を阻害しがちなので注意しましょう。
しっかりと肌と空気に触れるように着けているのに、どうしてもバチッと来る方は、重ねて2個着けたり左右の腕に着けるなど自然放電しやすい箇所を増やすと良いですよ。
静電気に困っている方に、当記事が少しでも役立てば幸いです♪
コメントを残す