ここ数年おしゃれなデザインと高い防風防水性能で、登山者以外にも人気のマウンテンパーカー。
せっかく素敵なアウターなので長い季節着たいですよね。
そろそろマウンテンパーカーをクローゼットから出す方も多いと思いますが、今回は「マウンテンパーカーは真冬でも着ていいのかな?」という疑問にお答えします。
真冬シーズンのコーディネートの参考になるよう、気温別でまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
マウンテンパーカーの性能は?防寒機能はあるの?
マウンテンパーカーは実は防寒目的のアウターではなく、防水・防風が目的です。防風機能があるので、秋頃の風が冷たくなってきた季節なら十分防寒としての役割を果たしてくれます。
真冬に着たい場合には、マウンテンパーカー以外にアウターを重ねて防寒をすることが重要です。
マウンテンパーカーの種類
マウンテンパーカーのコーディネートをご紹介する前に、マウンテンパーカーの種類をご紹介します。
- ソフトシェル
引用元:https://www.amazon.co.jp/
ソフトシェルタイプは軽やかな着心地が特徴です。
また、ストレッチ性がある点も特徴でタウンウェアとしても使いやすいです。
水を弾く撥水加工がされているため、防水より機能面では劣りますが少量の雨でしたら問題ありません。
素材も柔らかく薄手のため、インナージャケットとして活用したり、肌寒い時用に畳んで持ち歩いたり」といった使い方もできます。
- ハードシェル
引用元:https://www.amazon.co.jp/
ハードという名前からイメージができるように、厚手生地で硬く、耐久性のあるタイプです。
ゴアテックス(GORE-TEX)などの名前を耳にしたことがあるかもしれませんが、これはハードシェルに代表される素材となっています。
開口部も二重構造になっていたり、首から口元まで覆えるようになっていたりと機能面もしっかりしています。
一番外側に着るアウターです。
気温別!マウンテンパーカーを使ったコーディネート
ではマウンテンパーカーはいつまで着ることができるのでしょうか。できれば真冬も着たいですよね。コーディネートは気温を参考にするのがおすすめです。
ここでは気温ごとにおすすめのマウンテンパーカーコーディネートをご紹介します。
※地域の気温の参考は気象庁発表の平均気温
16〜20度
東京だと9月末〜10月や4〜5月、札幌だと6月や9月ごろになります。
まだまだ暖かく、風を通さないマウンテンパーカーでは暑いこともあるでしょう。
インナーは半袖でOKですが、夕方〜夜の肌寒くなったときのためにナイロン地のマウンテンパーカーをバッグの中に忍ばせておくといいかもしれません。
引用元:https://wear.jp/miiki0830/14696098/
インナーにホワイトの半袖Tを合わせたコーディネートです。春にぴったりですね。
12〜15度
東京だと10月〜11月や3月、札幌だと10月上旬や5月ごろの気温です。
肌寒い日が増えてきた頃ですね。
マウンテンパーカーの下には長袖のシャツやスウェットを着る、日によっては薄手のニットを合わせてもいいかもしれません。
アウターとしてマウンテンパーカーが活躍する季節です。
長袖カットソーとナイロン地のソフトシェル、またはインナーを薄手の生地のものや半袖にし、ゴアテックス素材のハードシェルを着るといったように、インナーによって使い分けてみてはいかがでしょうか。
ゴアテックス(GORE—TEX)は防水機能を備えながら透湿性(内部の湿気を逃がす)に優れた素材で、防風の性能もしっかりと備わっています。雨や風から守ってくれ、寒さを感じにくい点がポイントです。
引用元:https://wear.jp/tomox3922/14218468/
インナーは長袖のシャツ、スカートもニット素材で秋の中頃〜にぴったりのスタイルです。
春だとスカートをパステルカラーにしても素敵です。
引用元:https://wear.jp/nishiyan/14332708/
インナーに長袖シャツを着て、マウンテンパーカーを合わせています。温度調節がしやすそうですね。
6〜11度
東京だと11〜3月初旬で冬の暖かい日、札幌だと10月下旬、4月ごとの気温です。
冬で雪が降らない日でも、マウンテンパーカーのみでは心もとないです。
薄手のダウンベスト+ハードシェルなどなかにもアウターを着るといったコーディネートや、ソフトシェルにブルゾンを合わせてもいいかもしれません。
また、内側がボア素材になっているものももこもこであたたかくおすすめです。
タイツや靴下、マフラーなどで首の部分を温めましょう。
引用元:https://wear.jp/mamecome1226/13751186/
裏地がボアであたたかいマウンテンパーカーを着れば、一枚でも暖かく過ごせます。中はニットのワンピースです。
引用元:https://wear.jp/yuu0108/14082726/
しっかり首元まで覆ったスタイルだと、マウンテンパーカーも暖かく着られます。薄手のインナーも余裕ですね。
0〜5度
真冬の季節で凍える寒さです。雪が降ることもある気温なので、しっかり暖かくしましょう。
6〜11度の時と同様、ボアが使われたマウンテンパーカーや、厚手・裏地がしっかりとしたもの、または中綿が入ったダウンジャケットのような生地感のマウンテンパーカーもおすすめです。
引用元:https://wear.jp/mre608/11611600/
厚手のニット+ボア付きのマウンテンパーカーでしっかり防寒対策されているコーディネート。
マウンテンパーカーも大きめサイズなら、インナーが厚手の生地でももたつかずすっきりとした印象になるのではないでしょうか。
引用元:https://wear.jp/herotofu/13762036/
インナーもTシャツ+スウェットでマウンテンパーカーもかなりしっかりした厚手のものというのが伝わるでしょうか。
0度以下
北の方では冬はずっとこの調子。東京や西では雪の降る日です。
マウンテンパーカーをこの時期に着たい方はいハイロフトのフリースやダウンジャケットを着るなど、風が入らないようにすることが大切です。
インナージャケットとしてストレッチ性のあるマウンテンパーカーを着用し、コートの中に見せるスタイルでも可愛いですよ。
引用元:https://wear.jp/sachipopoo/8570326/
ニットセーター+フリース+(見えませんが)ダウンベストにマウンテンパーカーをアウターとして着用しているスタイル。
しっかり着込んでいます。色使いも参考にできるまさに真冬のコーディネートです。
レギンスもニット素材で防寒対策バッチリです。
引用元:https://wear.jp/ryonydepp/14054880/
マウンテンパーカーをインナージャケットとして着用し、ステンカラーコートをアウターとして使っているコーディネートです。マウンテンパーカーは首元までしっかりジッパーを締め、しっかりと防風対策しているのがわかります。
(マウンテンパーカーは真冬も着られる?着こなしや気温別おすすめコーデのまとめ
マウンテンパーカーを使ったコーディネートをご紹介しました。防水・防風機能に優れたアウターなので、合わせる洋服によってはかなり長い間着用できることがわかりました。
オーバーサイズがトレンドの昨今ですので、インナーでしっかり着込めるところも嬉しいですね。
今年の秋冬はかわいいマウンテンパーカーを見つけて、ぜひお出かけを楽しんでください!
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