芸能人やモデルのように、高い鼻には憧れますよね。
鼻の軟骨は柔らかいため、洗濯バサミなどで刺激を与えると鼻を高くできるというのは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、知識のないままで洗濯バサミを鼻に挟んでいると、鼻が大きくなってしまうことがあるのです。今回は鼻が大きくなってしまう理由や大きくならないための方法などをご紹介します。
目次
洗濯バサミでは鼻は大きくなるのは本当!なぜ大きくなるの?
美容サイトなどでは、鼻をつまむ(洗濯バサミで挟む)と鼻幅が細くなり鼻が高くなる効果があると書かれています。
ところが、団子鼻や豚鼻のようになってしまう原因も「鼻を触りすぎる」ことによるのです。
どちらの情報が正しいのでしょうか?
これはどちらも正しく、鼻の触り方で高くも大きくもなってしまうのです。
触り過ぎることで大きくなると言われている理由と、対策を説明します。
洗濯バサミで鼻が大きくなる理由1 刺激の与えすぎ
もともと鼻が大きくなかったのに、大きくなってしまう理由としては鼻の軟骨の変形や成長、そして鼻の皮膚が厚くなることが挙げられます。これらはどちらも外部からの強い刺激が原因です。
引用元:https://www.veriteclinic.or.jp/takumi_fukuta/4936
前述の通り軟骨はやわらかいため、骨折や、うつぶせ寝で押しつぶされるなどの外部刺激によって変形してしまうことがあります。
他にも、鼻の脂肪や角栓を絞り出すために鼻をぎゅっと押さえたり潰したりする行為がくせになり、長期間にわたって軟骨が刺激を受けることで発達し、鼻が大きくなる一因となる可能性もあります。
また、鼻を触ったりつまんだりしすぎることで、皮膚が外部からの刺激(痛み)に対して強くなろうとするため、厚く、硬くなってしまいます。
洗濯バサミで鼻が大きくならないようにする為の対策や付け方は?
鼻を高くする方法として、洗濯バサミで鼻をつまむという方法がよく紹介されています。
これも、軟骨の柔らかさを活かし、鼻をつまんだ状態で固定することで軟骨の形を矯正するという方法です。
手でつまむよりも、長時間できますし、挟んでいる間も両手が空いているので楽なやり方と言えます。
しかし、間違った方法で行ってしまうと豚のような鼻になってしまうことも。
ここでは鼻が大きくならないようにする洗濯バサミの付け方、そして間違った付け方をご紹介します。
正しい方法は以下の3ステップです。
- 洗顔で肌を清潔な状態にする
- 鼻にコットンやティッシュをあて、その上から洗濯バサミをつける
- そのまましばらく放置する
この際のポイントは、洗濯バサミの取り付け方です。団子鼻を矯正したい人は小鼻部分に洗濯バサミを挟みます。
引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/1707989
小鼻矯正ではなく、スッと通った鼻筋にしたい方は、小鼻より少し上に洗濯バサミを挟んでください。小鼻と鼻の硬い骨の間の部分が目安の場所です。
引用元:https://antiaging.akicomp.com/?p=59906
軟骨は矯正しやすいと言っても、1日2日で治ることはありませんので、5分から10分程度を継続することが重要です。
あまり長時間洗濯バサミを付けてしまうと、鼻が赤くなったり、刺激によって逆に皮膚が厚くなったりしてしまうこともありますので、あくまで痛くない程度に、短時間で行うようにしましょう。
実際にツイッターで鼻が少し赤くなったという方がいらっしゃったので、引用させて頂きます。
https://twitter.com/chibichika48/status/386124052194004992
そして洗濯バサミの付け方にも注意が必要です。
洗濯バサミを小鼻に対して上を向くように付けてしまうと、鼻先が上を向いてしまい豚鼻のように跡が残ってしまうことがあります。
それでは逆効果ですので、洗濯バサミは下向きになるように付けてくださいね。
引用元:https://josei-bigaku.jp/hukuramukobana1285/
洗濯バサミで鼻が大きくなる理由2 口呼吸になる
引用元:https://ameblo.jp/naturalcare-jyun0709/entry-12326013631.html
鼻が大きくなるもう一つの理由として、顎の影響があります。
小鼻の太さは「上顎骨」という「顎」の骨によって決まります。
この上顎骨は左右に分かれており、歪みやすく、それによって小鼻の大きさも影響してしまうのです。
そしてこの歪みは口呼吸が一つの原因とされています。
口呼吸することにより、口周りの筋肉が使われず衰えていきます。
それによって骨も含めて顔のパーツが緩んでしまい、鼻が広がってしまうのです。
左右に広がるだけでなく、下に伸びてしまうので、鼻は丸く大きくなってしまうのです。
洗濯バサミで口呼吸になると鼻は大きくなるの?
口呼吸によって顎に影響し、さらに鼻が大きくなってしまうということを説明しました。
しかし、洗濯バサミで鼻を挟むと必然的に口呼吸をしなければならなくなるのでは?と思うのではないでしょうか。
洗濯バサミで鼻をつまむことは確かに軟骨を矯正することができますが、口呼吸になることで広がってしまうと意味がありませんよね。
鼻が赤くなったり皮膚が厚くなったりするのを防ぐためだけでなく、口呼吸が癖になってしまわないようにするためにも、洗濯バサミでつまむのは1日5分〜10分程度にするようにしましょう。
長時間洗濯バサミをつけず、またつけていない間は鼻での呼吸を意識することで、口呼吸で鼻が大きくなることはありません。
そして顎の歪みが気になる方は鼻呼吸を意識するだけでなく、口周りの筋トレやマッサージを行うことも有効です。簡単なものをいくつか紹介します。
歯を食いしばった時に盛り上がる部分の筋肉「咬筋」を指でほぐす
両こめかみに手のひらをあて、口をぱくぱく大きく開いて閉じる動作と下顎を左右に動かす動作を30回ずつ行う
骨の歪みによる団子鼻だけでなく、顔の歪みも解消し小顔効果も期待できるので、継続してセルフトレーニングを行いましょう。
洗濯バサミで鼻は大きくなるのは本当!まとめ
洗濯バサミで鼻を挟むと鼻が大きくなる?疑問について理由や対策をご紹介しました。
洗濯バサミで鼻をつまむことにより、軟骨が矯正され小鼻を小さくしたり、鼻筋を通したりすることは可能ですが、はさみ方や挟む時間によっては逆効果になるようですね。
また、口呼吸によって顎の歪みや筋力の低下が起こり、鼻が広がってしまうこともあります。
セルフで矯正していくのは時間もかかりますので、写真を撮る時などはアプリ等で修正しつつ、正しいやり方でコツコツと矯正していくのがおすすめです。
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