マスクによる肌荒れにはワセリンが効果的?頬の肌荒れの治し方を紹介!

クーラーの乾燥対策や花粉対策で、マスクをつけている方も多いのではないでしょうか?

風邪などの予防もできてとても便利な反面、肌がカサカサになったり、ニキビができてしまったりと、肌荒れに悩まされることも。

そこで今回はそもそもなぜマスクで肌荒れしてしまうのか、そして肌荒れ防止にはどのような方法があるのかをまとめてみました!

マスクで肌荒れするのはなぜ?

引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/246365

そもそもマスクをつけるだけで、なぜ肌荒れしてしまうのでしょうか?

マスクの中は湿度が保たれているので、お肌に良いような気もします。

原因はいくつかあるので、ご自分のトラブルと照らし合わせてみてくださいね。

摩擦が起こっている

マスクを着用すると、口の部分は空洞でも、マスクの縁の部分が頰や顎、鼻に触れてしまいます。

喋ったりあくびをしたりといった口周りを動かす動作をするたびに、その接している部分が動いて摩擦となってしまいます。

肌がこすれて刺激してしまうため、肌が荒れてしまうのです。

蒸れてしまう

引用元:http://maskmaniaquet.blog.fc2.com/blog-category-20.html

二つ目の原因として、マスクの中が蒸れてしまうということがあります。

湿度が高いと保湿され皮膚に良いように思えますが、湿気っているということは雑菌が繁殖しやすいということでもあります。

マスクをしたままくしゃみをしたり、話したりすることで唾液がマスクに付着し、そこから雑菌が繁殖してしまうのです。

喉などを潤してくれる反面、蒸れによる肌荒れリスクがあるため、特に長時間マスクをつけっぱなしという方は注意が必要です。

マスクの中が乾燥している

三つ目に乾燥が原因となっている場合です。

「マスクをすると保湿されているのでは?」と思った方もいるでしょう。

どういうことなのでしょうか。

実は、乾燥するのはマスクをしているときではなく、マスクを外したタイミングです。

マスクをしている間は確かにマスクの中は湿気の多い状態なのですが、そのおかげでマスク内は温かいような、むわっとした熱があるのを感じていると思います。

マスクを外したタイミングでマスク内より湿度が低い外気に触れ、その湿度差でマスク内にあった湿気=水蒸気が水滴に変わり肌に付着します。

そして肌に付着していた水分が蒸発するときに、肌本来の水分も一緒に持っていってしまうため、肌の乾燥が引き起こされるのです。

マスクの素材が合っていない

マスクの素材として代表的なものに、昔ながらのイメージのある「ガーゼタイプ」と、最近多い「不織布」があります。

立体マスクやプリーツが入っているものは、不織布を使用しているものが多いです。

主な違いは以下の通りです

・ガーゼタイプ

蒸れづらく、洗って使えるので経済的

一方で、商品によっては繊維の隙間があり、ウイルスや花粉を防ぐフィルター機能は不織布に劣る

学校給食などでマスクをつける際や、子どもの頃はこのタイプを使っていた方も多いと思います。

引用元:https://www.cocokarafine.co.jp/f/dsg_4902522667258

・不織布タイプ

繊維が絡み合っていてフィルターとしての役割が大きく抗菌剤などが使われているものは、ウイルスや花粉をブロックする力がより強い

抗菌剤で体の免疫が刺激され、アレルギーを引き起こすことも。

引用元:http://www.jhpia.or.jp/product/mask/index.html

現在コンビニや薬局では、不織布タイプのものを多く目にするのではないでしょうか。

引用元:https://www.matsukiyo.co.jp/store/online/p/4903111951208

不織布タイプには、抗菌剤が使われているものがあり、これはアレルギーの原因となりえます。それによって肌荒れを起こすこともあるようです。

また、化学繊維の洋服が苦手な人がいるように、この不織布の素材そのものが肌にとって刺激が強すぎる場合もあります。

こういった要因で、肌が荒れてしまいます。

マスクで肌が荒れるとどうなるの?

湿気や乾燥、擦れ、マスクの素材など、いろいろな要因があることがわかりましたが、どのように荒れてしまうのでしょうか。

起こりやすいのは、荒れた部分が赤く炎症を起こしたり、不衛生な状態により細菌が増え、ニキビができてしまったりすることです。

炎症を起こしてしまっても、風邪や花粉症のためにマスクを外せない人も多く、それが肌荒れを長引かせたり、さらに悪化させたりしてしまう原因となります。

マスクで肌が荒れないようにする対策!ワセリンが効果的?

マスクをしなければマスクによる肌荒れは起こらないけれど、そういう訳にもいきません。

まずマスクをつけても肌荒れを起こさないようにする、そして肌が荒れてきたらすぐに処置をし、長引かせない、悪化させないようにすることが大切です。

ここではそのやり方をいくつかまとめてみました。どれも簡単な方法なので、試してみてくださいね。

ワセリンを塗って保湿をする

引用元:https://www.yodobashi.com/

乾燥による肌荒れなどに効果的なのが、ワセリンを塗ることです。

ワセリンとは、石油を精製して作られた保湿剤です。石油と聞くと不安になりますが、天然素材で肌に優しく、安全性も高いと言われています。

また、表面を保護し、皮膚の奥の角質層などへは届かないため、肌の弱い方や赤ちゃん、お年寄りも使うことができます。

マスクを外すタイミングで肌の水分が一緒に持っていかれてしまうため、乾燥を引き起こしてしまうので、この時に肌の水分が逃げないようにすることがとても大切になってきます。

皮膚の上にワセリンのベールができるため、皮膚を保護してくれるだけでなく、摩擦をはじめとした外部の刺激からも守ってくれます。

やり方は簡単で、マスクに入る部分や口の周りなど、肌荒れする場所に薄くワセリンを塗るだけ!

顔の下半分でしたら、お米1粒くらいの量を、手で温めて緩めてから伸ばすのがよいでしょう。

あまり厚塗りしてしまっても効果は変わりません。むしろベタついてしまってマスクの内側も汚れてしまうので、少量をよく伸ばすのが効果的です。

もともと乾燥肌のかたは、先に化粧水などで皮膚に水分チャージをしてあげてからワセリンを塗るとより効果的です。

ベタつきが気になる場合は、上からティッシュを優しく当てて、軽くオフしてもOKです。

また、行うタイミングですが、マスクをつける前、化粧直しや食事でマスクを外したタイミング、マスクを使い終わったあとなどなるべくこまめに塗り直すことが重要です。

ワセリンは小さな容器のものも多く販売されているので、ポーチやポケットに忍ばせておくと、塗り忘れがありません。

マスクのサイズを見直す

次に、マスクのサイズを見直すという方法があります。

顔に対して小さすぎるマスクを使っていたりしませんか?マスクが小さすぎると、肌とマスクが触れる面が広くなることで摩擦が多くなったり、マスク内の蒸れがひどくなったりしてしまいます。

肌とマスクの間は的にゆとりがあるように、大きさを見直してみてください。

 

マスクの大きさの目安ですが、

親指と人差し指でL字形を作り、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端を当てます。

その時の親指と人差し指の間の長さで、選ぶマスクサイズの目安がわかります。

引用元:http://www.jhpia.or.jp/product/mask/mask2.html

測った長さが

  • 9~11cm→子供用サイズがおすすめ
  • 10.5~12.5cm→小さめサイズがおすすめ
  • 12~14.5cm→ふつうサイズがおすすめ
  • 14cm以上→大きめサイズがおすすめ

大きすぎても、本来のマスクの目的である、感染予防などの効果が薄れるので、注意してください。

ガーゼを挟む

引用元:https://lamire.jp/155031

マスクの素材が合っていない場合は、ガーゼを挟むことでアレルギー素材が肌に触れないようにすることができます。

さらに、ガーゼがマスク内の水蒸気を吸い取ってくれるため、蒸れの解消にも効果的です。

やり方は、マスクより少し小さいサイズのガーゼを、マスクと顔の間に挟むだけ。

一手間で蒸れやアレルギーが軽減されるので、ぜひおこなってみてください。

ただし、ずっと同じガーゼをつけていると、ガーゼが濡れてしまい不衛生なので、湿り気が気になってきたらこまめに変えるのがよいでしょう。

手元にワセリンやガーゼがない! そんな時はコンビニなどで手軽に対策

「マスクで口の周りが乾燥してきて気になるけれど、ワセリンやガーゼも持っていないし、近くに薬局もない…」

そんな時は、コンビニで買えるものでお手軽にケアするのもおすすめです。

スキンケアセット

引用元:https://i-voce.jp/feed/10576/

コンビニの化粧品コーナーには、旅行などに使える小さめのスキンケアセットが販売されています。

化粧水や乳液、クリームまで入っているものもあり、お手軽にケアできます。

また、負担にならない金額帯のものが多く、梱包も簡易的なので、気軽に買えてすぐ使える点もポイントです。

一回分のものから、5回程度分ほどの容量のものもあるので、その時のバッグの大きさやシーンに合わせてぴったりなものを探してみてください。

ミニボトル入りのものを買い、使った後はそのまま化粧ポーチ・バッグに入れておいても良いかもしれません。

濡れマスク

引用元:https://www.amazon.co.jp

一般的なマスクより少々高額にはなりますが、どうしても我慢できない場合は濡れマスクもおすすめです。

本来は喉を保護するものですが、水分が含まれてマスク内が保湿されるため、暫定的な乾燥対策にはよさそうです。

ただし、外したあとは乾燥を引き起こしやすい状態になっていますので、帰宅したらしっかりとお手入れしてくださいね。

マスクによる肌荒れにはワセリンが効果的? まとめ

マスクによる肌荒れの原因と、その対策をまとめました。

あまりにひどい場合や効果が見られない場合は、早めに皮膚科を受診するようにしてくださいね。

どれも簡単な方法ばかりなので、手軽に試せると思います。ご自身の肌荒れの原因を一度探ってみて、それにあった対策をしてみてくださいね!

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