日焼けで出来たほくろは消すこと出来る?増える事や濃くなる可能性もあるかを調査

強い夏の日差しを浴びると日焼けをします。

日焼けのヒリヒリも治まり、ふと腕や顔を見た時に「ほくろが増えてる?」と感じたことは無いでしょうか?

今回のテーマは「日焼け」と「ほくろ」の関係性。

日焼けが原因でほくろが出来る理由や、日焼けによって出来てしまったほくろは消せるのか?などについて詳しく解説します。

日焼けをするとほくろは本当にふえてしまう

日焼けをするとほくろが出来る、これは事実です。

どうして日焼けをするとほくろが生成されてしまうのか、まずは原因について知っておきましょう。

日焼けをするとほくろが出来る原因は紫外線!

毎日、私たちに降り注いでいる太陽光線には「紫外線」が含まれていることは誰しもが知っています。


参照:https://www.el-aura.com/civilization-20151118/

紫外線を浴びる事が悪影響なのは有名ですが、その中でも日焼け日光黒子がほくろへの原因になります。


参照:https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/02.pdf

日焼けには紫外線を肌に受けた時に起こる反応で、急性に分類されるサンバーンとサンタンの違いを見ていきましょう。

参照:https://antenna.jp/articles/6728811

サンバーン:日焼けによって肌が赤くなりヒリヒリする状態。

サンタン:肌が黒っぽくなる事をサンタンと呼びます。

私たちの肌が紫外線を受けると、メラノサイトという細胞が肌を守ろうとしてメラニンを生成します。

参照:https://datsumou-note.net/mole/

これが肌が黒くなる原因ですが、肌は常に生まれ変わっているので黒い部分はどんどん通常は捨てられていきます。

引用元:https://i-voce.jp/feed/9975/

ですが、紫外線を多く浴びて、メラニンが過剰に生成されてずっと黒い状態になってしまいます。

これが色素沈着でシミとなる原因です。

参照:https://datsumou-note.net/mole/

この黒くなりシミになった細胞が形を変えるとほくろになるので、日焼けとほくろは凄く関係があるのです。

ただ日焼け以外にも、ほくろが出来る原因があるので、そちらも見ていきましょう。

日焼けをするとほくろが出来る原因は外部の刺激!

日焼けをするとほくろが出来る訳ですが、外的な刺激を受ける事も原因となっています。

日焼けによるほくろの場合、紫外線を肌に多く浴びる事も刺激という形でほくろが出来る原因になります。

それ以外にも

  • 服や靴による摩擦刺激
  • 擦り傷や火傷

など、物理的な刺激を受ける事がほくろの原因になる場合があります。

さらに、他の要因として

  • 加齢や運動不足による新陳代謝の低下
  • 食生活の乱れ
  • ストレスなどによるホルモンバランスの乱れ

これらもほくろになる元になるメラニン色素を増やす原因にもなるので注意が必要です。

日焼けで出来たほくろは消すこと出来る?

悲しい事実ですが、日焼けが原因で一度出来てしまったほくろを「自然に消す」方法はありません。

また、ネット社会となり様々な情報が入り乱れているため、もぐさ(お灸)や重曹とヒマシ油の混合物「カソーダ」でほくろを自力で除去したなどの情報を見かける事もありますが、効果の程は定かでは無いだけでなく、逆に肌を痛める可能性を否定できないため避けた方が無難でしょう。

皮膚科や美容外科の専門医も、ほくろの除去は物理的な施術を挙げている事からも、どうしてもほくろを取り除きたい方は、医療機関での除去を検討しましょう。

日焼けで出来たほくろを消す方法は?

冒頭でもお伝えした通り、日焼けで出来たほくろを消したい場合は、医療機関での除去という方法になります。

医療機関で行うほくろ除去施術は

  • レーザー焼却法
  • 切除法

の2つが主流となっています。

レーザー焼却法は、その名の通りほくろにレーザーを当てて焼いてしまう治療法です。

言葉で聞くと、かなり恐怖を感じてしまいますが「肌への負担が軽い」「傷跡が残りにくい」と、ほくろが浅い位置にある場合は効果的な施術方法です。

中目黒にあるウォブクリニックHP内に、施術の体験レポートがあったので参考までに紹介しておきます。


参照:https://wove.jp/special_hokuro_201812.html

施術回数は1回で、30分程度の所要時間。
麻酔でほとんど痛みを感じる事も無く、料金はほくろ1個(2mm以下)で10,000円です。

イボのように大きいほくろの場合は、切除による施術となります。

しかし、日焼けが原因で突然大きなほくろが出来る事は少なく、もし短期間で急激に大きなほくろが出来た場合は要注意ですよ!

急に大きなほくろが出来た場合、メラノーマと呼ばれる皮膚がんの恐れがあります。


参照:http://www.msdoncology.jp/melanoma/about/characteristic.xhtml

上記は、メラノーマに見られる形状の例です。

急に大きなほくろが出来た場合、判断が難しいとは思いますが、少しでも不安を覚えたら早期発見のためにも皮膚科を受診するようにしましょう。

日焼けで出来たほくろを薄くする方法は?

日焼けで出来たほくろを薄くする方法についても、様々な情報が乱立しています。

みかんの皮で薄くなる・ほくろ除去クリームで薄くなるなど検索をすると色々な情報が出てきます。

しかし、医学的根拠や明確な理由を提示している情報はほとんどなく、民間療法などを信じて逆にお肌へダメージを与えてしまいかねませんのでご注意を。

記事内でもお伝えしている通り、ほくろとは皮膚内部で母斑細胞(メラニンを含む細胞)と呼ばれる細胞が増殖した状態を指します。

専門医も除去には施術が最適である、としている点からも気になって仕方がない場合は医療機関で施術をしてもらう事が最善です。

参照:https://www.lifehacker.jp/2015/05/150509_healthy_people.html

薄くする効果に直結するとは言い切れませんが、規則正しい生活とバランスの良い食事を心がける事で新陳代謝の機能回復を図る事は、皆さんの健康面を考えても効果的である、と結論付けます。

日焼けで出来たほくろは今後も増えることはあるの?

日焼けでほくろが出来てしまうと、これからも増え続けるのか不安になってしまいますよね?

日焼けでほくろが増える可能性はもちろん誰にでもありえる事です。

しかし、日焼けでほくろが出来にくいように対処して予防する事は可能です。

ほくろが出来てしまう原因は、記事内でもお伝えした通り様々な要因があります。

日焼けによって出来るほくろの場合は、原因の多くはやはり「紫外線」です。

参照:https://clutch-s.jp/p000088/

つまり、日焼けでほくろを作りたくない!と思う場合は【いかに紫外線から肌をまもるか?】を考える事こそが、最も有効な対策法です。

また、紫外線対策以外でも

  • 規則正しい生活
  • バランスの良い食生活
  • ストレスを溜めすぎない
  • 適度な運動

これらを意識して、代謝が低下する事を予防する事もほくろを必要以上につくらないためには効果的です。

残念ながら、加齢に伴う新陳代謝の低下は防ぎきる事は出来ません。

しかし、意識して対策をする事で加齢に伴う代謝の低下を緩やかにする事は可能です。

日焼けで出来たほくろは消すこと出来る?まとめ!

夏になれば、日焼けをするのは当たり前!と日焼け対策を怠ってしまう方は、年齢を重ねるにつれてほくろがどんどん増えてしまうかもしれません。

特に、男性の場合は紫外線対策には無頓着という方も多いと思いますが、過剰に紫外線を肌に受け続ける事は皮膚がんを引き起こす要因にもなりかねません。

お伝えした紫外線対策や生活習慣の見直しは、ほくろの対策だけでなく健康そのものを意識する事にも繋がります。

日焼けでほくろが出来て気になっている方も、日焼けもほくろも気にしない方も、紫外線対策をしっかり行って健康に日々を送れるようにしたいですね♪

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