特に革を起毛させるように作られたスウェード靴は、汚れやカビで傷みやすく日々のメンテナンスが大事な靴です。
しかし靴の手入れ用品一式をまともに購入すると、意外に大きな出費になるのは困りものですよね。
そこで今回は、スウェード靴の手入れに使う用具を「100円ショップ」に焦点を当てて紹介します。
100均で売られている様々な靴の手入れ用品から、スウェード靴のメンテナンスにも役立つアイテムや、オススメのアイテムを画像と共にお伝えしていきますよ♪
目次
スウェード靴にも使える!100均の靴メンテ用品①シューキーパー
最初に紹介するスウェード靴のメンテナンスに役立つ100均アイテムは、「シューキーパー」です。
靴のシワや型崩れを防ぐためのアイテムですが、靴の手入れをする際にシューキーパーを併用すると磨きやすいという利点もあります。
ダイソーのシューキーパー
ダイソーは、男性用・女性用と分かれていて木製で150円商品として陳列されています。
1個=150円なので、1足分(両足分)なら300円ですね。
参照:https://gourmet-note.jp/posts/13782
サイズは女性用で22.5~24.5まで、男性用なら24.5~28まで対応しています。
ダイソーのシューキーパーは、木製なので木が靴内部の水分を吸って除湿効果や若干の消臭効果も期待できます。
セリアのシューキーパー
参照:https://gourmet-note.jp/posts/13782
セリアでもシューキーパーを取り扱っています。
価格は100円(税抜)で、女性用が22.5~24まで男性用で25~27までのサイズに対応しています。
ダイソーのシューキーパーに比べ、対応サイズの幅が小さいので足が大きい方には不向きかもしれませんね。
プラスチック製なので、木製のような除湿・消臭効果は期待できませんが、しっかりと靴の型をキープする役割は果たしてくれます。
キャンドゥのシューキーパー
参照:https://fuku-labo.com/cando-shose-keeper
キャンドゥでもシューキーパーを取り扱っています。
100円商品で、対応サイズは金具を差し込む位置を調整することで24~30cmまで調節が可能です。
参照:https://fuku-labo.com/cando-shose-keeper
材質はプラスチックで、主に男性用商品として販売されています。
足が大きい男性なら、キャンドゥのシューキーパーが最も対応サイズの幅が広いのでオススメです。
スウェード靴にも使える!100均の靴メンテ用品②靴ブラシ
靴について汚れやホコリを取り除き、スウェードの起毛を保つために必要不可欠なアイテムが靴ブラシです。
100均で購入出来る靴ブラシで、スウェード靴にも使える商品を紹介していきます。
ダイソーの靴ブラシ
スエード・ヌバック用靴ブラシ
参照:https://plaza.rakuten.co.jp/trenchtown/diary/201311250000/
ダイソーには、「スエード・ヌバック用」と記載された専用ブラシがあります。
ブラシの先が4つの異なる構造で構成されていて、1台4役がウリのブラシとなっていますね。
参照:https://plaza.rakuten.co.jp/trenchtown/diary/201311250000/
普通の靴ブラシと違い、ゴムブラシが付いているので起毛のメンテにも対応している点は嬉しい作りです。
靴ブラシ:馬毛
参照:https://monorebyu.com/archives/14795.html
ダイソーには馬毛の靴ブラシも販売されています。
馬毛の靴ブラシは、靴の表面に付着したドロやホコリを取り除く用途で使う時に最適です。
セリアの靴ブラシ
参照:https://minkara.carview.co.jp/userid/2395303/car/1901152/8500965/parts.aspx
セリアで売られている靴ブラシは「豚毛100%」の記載がある商品が、スウェード靴にも利用できます。
豚毛はクリームを塗る時に使うイメージが強いですが、馬毛同様に表面のホコリや汚れを取り去る用途でも使う事が出来るブラシです。
セリアの靴ブラシはブラシ面が広いので、一日の終りに靴全体についた埃や土をサッと落とすには最適です。
キャンドゥの靴ブラシ
参照:https://twitter.com/cando_official/status/1101399281087512581
セリアで取り扱っている商品とほとんど同じです。
豚毛のブラシで、サッと表面の汚れやホコリを落とすのに適しています。
スウェード靴にも使える!100均の靴メンテ用品③消しゴム
スウェード靴のお手入れに使える100均アイテム、最後は「消しゴム」です。
スウェード靴専用の消しゴム?いえいえ、普通の文房具売り場に売られている「ただの消しゴム」です。
先程ダイソーのヌバック・スエード用のブラシを見ても判るように、スウェード靴の起毛を復活させるにはゴムブラシを使います。
参照:https://plaza.rakuten.co.jp/trenchtown/diary/201311250000/
実は、この起毛の復活やちょっとした汚れを落とすのに消しゴムが非常に有効なんです。
使い方は簡単。
豚毛や馬毛のブラシで表面のホコリや汚れを落としたら、汚れが気になる部分に消しゴムを優しくかけていくだけ。
参照:http://living.ikigoto.com/care/shoesmaintenance10/
この時、消しゴムをかけた部分が白っぽくなりますが、再度ブラッシングをすれば綺麗な毛並に戻ります。
消しゴムをスウェード靴のメンテナンスに使う場合は
- 未使用のものか「靴だけに使う消しゴム」で
- 強く擦らない
- 消しゴムを使う前後のブラッシングは丁寧に
以上の事に注意して行うようにして下さい。
特に、文房具として使用済みの「黒い部分がある」消しゴムを使ってしまうと、逆にスウェード靴に色移りする危険があるので絶対にやめてください。
スウェード靴の手入れ方法
最後に、すでにご存知の方も多いとは思いますがスウェード靴の手入れ方法を簡単に紹介しておきます。
スウェード靴の手入れ①シューキーパーを入れる
お手入れをする時は、靴紐を外してシューキーパーを入れて事前準備をします。
シューキーパーを入れることで、ブラッシングの力が伝わり易く、型崩れも防いでくれるのでなるべく使う様にして下さい。
参照:https://io-shoes.jp/posts/200040680/
スウェード靴の手入れ②ブラッシング
最初に、表面についているホコリや土などを落としていきます。
豚毛や馬毛のブラシを使い、スウェード靴全体を気持ち強めを意識してしっかりとブラッシングしていきます。
参照:https://io-shoes.jp/posts/200040680/
スウェード靴の手入れ③クレープブラシ(毛並の手入れ)
続いて、クレープブラシという生ゴム製のブラシを使い、毛並みをほぐしていきます。
参照:https://io-shoes.jp/posts/200040680/
この工程を代用できるのが、ダイソーで販売されているヌバック・スエード用ブラシですね。
また、②のブラッシングで落とせない汚れや目立つ汚れは消しゴムを使うのが効果的です。
消しゴムを使用した後は、再度ブラッシングする事をお忘れなく。
スウェード靴の手入れ④専用スプレーをかける
参照:https://io-shoes.jp/posts/200040680/
仕上げは、スウェード靴専用のスプレーを塗布して革に潤いを与えましょう。
スプレーをかける時は、靴から50cm以上離れた所からサッと吹きかけるのがポイント。
厚塗りになってしまう部分が出来ないように、全体へと吹き付けていきましょう。
スウェード靴の手入れ⑤仕上げのブラッシング
スプレーがしっかり乾いたら(塗布後30~1時間後)、仕上げにブラッシングを行います。
使用するブラシは、馬毛や豚毛などでOKです。
全体の毛並みを整えるようにブラッシングしたら、湿度が籠らない場所で保管しましょう。
一連の流れを動画で見たい方は↓の動画を参考にして下さい。
また、動画内で使用しているスプレーが気になる方のために、下記に楽天市場で同じ商品が買えるページも記載しておきます。
参照:https://item.rakuten.co.jp/tokyu-hands/4940356957527/
スウェード靴の手入れ用品 100均で買えるオススメは?ブラシや汚れ落としなど:まとめ
手入れが大変で、専用の手入れ用品が必要なイメージがあるスウェード靴ですが、100均でもシューキーパーやブラシなど実用的なアイテムを購入する事が出来ます。
一通りの手入れ用品は100均で揃うので、大切な靴を手入れするためにも準備しておくとメンテナンスに役立ちますよ。
日々のメンテナンスに加え、しっかりと起毛や色合いをケアしたい時は専用スプレーなどを使う様にして下さい。
当記事が少しでも皆様の生活に役立てば幸いです♪
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